書いてもらう依頼をするとき使える敬語

2016年12月7日敬語

「書いてもらう」の敬語は「書いていただく」

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書類やサインなど目上の方やお客様に何かを書いてもらう際、どのように依頼すれば敬語となるでしょうか。目の前の書類などがあれば「こちらに書いてくださいますか」でも不自然ではありません。ただ、もう少し突っ込んで言うなら、「書いていただけますか」というように「いただく」という言葉が使えます。「書いてもらう」の敬語は、「書いていただく」なのです。

「書いてもらう」の敬語は対象によって使い分けられる

「お書きください」「お書きいただけますか」というように、「書く」という言葉を使うことに子どもっぽさを感じるというのであれば、他の言い回しをするようにしましょう。「書く」という動作は、書く対象によって表現を変えることができます。サインやアンケート、手紙など対象によって「書く」の敬語を使い分けるようにしましょう。

サインを書いてもらうときの敬語:「サインをいただけますか」

書類や契約書、クレジットカードの支払い書などにサインを書いてもらう際は、「書く」を使わずそのまま「サインをいただけますか」や、「ご署名いただけますか」というような言い回しがいいでしょう。サインとは署名のことですので、「サインを書いていただけますか」としなくよいです。「書く」を払っても言葉は成り立ちます。

アンケートを書いてもらうときの敬語:「ご記入いただけますか」

アンケートは項目があり、テスト用紙のようにどんどん埋めていく作業です。ですので、アンケートを書いてもらう際の敬語は「ご記入いただけますか」や「ご記入をお願いします」がよいでしょう。アンケート以外でも、入館書や請求書など決まった項目を埋める書面は「書く」の変わりに「記入する」という言い回しが使えます。

紹介文を書いてもらうときの敬語:「ご紹介いただけないでしょうか」

推薦文や紹介状などを書いてもらう際は、まずはメールより手紙といった古風な連絡手段で依頼をするとよいです。そこで、文面で紹介してほしいという気持ちで返事を依頼する際は、「書いてください」「返信をください」という表現は使わないようにするよいですね。「ご紹介いただけないでしょうか」とういように用件を伝えるだけで充分です。

一言書いてもらうときの敬語:「添えていただけますか」

不明点や質問をメールで受付けるとき、招待状の返信をもらうときなど、相手から一言を書いてもらうときは、「ご一筆いただけますか」や「一言添えていただけますか」というような言い回しが使えます。このように、「書く」を使わないようにしたいときは「書く」という動作にとらわれないことがポイントです。

「書いてもらう」の敬語は「書いていただく」だが対象によって使い分けるのがポイント

相手に何かを「書いてもらう」ときの敬語をご紹介しました。まとめると、「書いてもらう」の基本の敬語は「書いていただく」です。これは、対象によって使い分け、サインの場合は「ご署名いただく」、アンケートの場合は「ご記入いただく」一言の場合は「添えていただく」になります。「書く」はさまざまな言い換えができるので、ほかにもどのような言い回しができるか考えてみてください。

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2016年12月7日ビジネス

Posted by BiZPARK