営業を辞めたいと悩んだとき対処法と転職を成功させるコツ

2016年12月9日営業

営業が向いていない人の特徴

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営業は向き不向きがはっきりする職業であり、向いている人は業績を上げてどんどん出世していきます。中途採用においても、どの企業でも営業職は募集しているので、転職先にも困らないでしょう。

一方で、営業職に向いていない人にとっては、営業の仕事は苦痛であり「辞めたい」と思うのは当然です。営業が向いていない人の特徴とは?

人とコミュニケーションをとるのが苦手

営業職はコミュニケーション能力が命とも言えます。コミュニケーション能力に長けている、社交的、誰とでも打ち解けられる人は営業職に向いていると言われています。

人とコミュニケーションをとるのが苦手な人は、営業職には向いていません。営業職の場合、ただ会話をするのではなく、営業先に商品やサービスを売らなければなりません。そのため、高度なコミュニケーション能力が必要とされます。人とコミュニケーションをとるのが苦手である点は、営業としては致命的とも言えます。

ストレスを感じやすい

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営業職は人と接する仕事であるため、ストレスが溜まりやすい職業とよく言われています。そのため、ストレスに敏感な人やストレスの発散が苦手という人は、営業には向いていないでしょう。

ストレスを溜め続けると、心身に悪影響を及ぼします。仕事中は腹痛や吐き気に悩まされる、うつ病になったという話は珍しくありません。

心身の健康のためにも、営業職でストレスが原因で体調不良が続いている人は、異動願を出したり、転職を考えてみましょう。

真面目すぎて柔軟性に欠ける

真面目すぎて嘘がつけない人、柔軟性に欠ける人は営業職は向いていないと言われています。真面目という性格は褒められるべき性格ですが、真面目すぎて融通が利かない、柔軟に対応できないのは、営業職にとっては欠点になりえます。営業先の要望に答えるためにも、柔軟性は必須です。性格は簡単に変えられるものではありませんから、自分の性格に合った部署への異動や転職を考えた方がいいかもしれませんね。

営業を辞めたいと思ったときの対処法

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「もう営業を辞めたい」と思ったとき、その衝動のまま退職すると確実に後悔します。

ここで紹介する「営業を辞めたいと思ったときの対処法」を実践し、その上でどうしても転職したいのであれば、転職活動をはじめましょう。

対処法①:理由を紙に書き出す

営業の仕事を辞めるかどうか本気で悩んだ時は、まず今自分がしている営業の仕事の何が嫌なのか、一つずつ書き出してください。その嫌なところはどう努力をしても、工夫をしても改善できず、辞める理由として正当なものなのか考えてみてください。

一つ一つ今どうして営業の仕事を辞めたいと思っているのかを書き出しててじっくり考えてみると、実は意外些細な問題で、改善方法やそれを乗り越えるために自分にできることが見つかる可能性があります。

さらに書き出した辞めたい理由に対して、会社や営業の良い点や自分の反省点を書き出すと思考がまとまるのでオススメです。

書き出したうえで「やっぱりどうにもならない」「どうしても辞めたい」と思ったら、退職を視野に入れましょう。

対処法②:簡単な営業目標を設定してクリアする

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営業の仕事が上手くいかなくて辞めたいと思った時の対処法は、毎日簡単な営業目標を設定すること。達成しやすい目標を設定してクリアすると、達成感が生まれます。簡単な目標をクリアし続ければ、仕事にやりがいを感じるようになり、営業の仕事を辞めたいと思わなくなるでしょう。

達成感、やりがいを感じるようになると、辞めたいと思っても我慢や努力が続くようになります。小さな目標でも、達成して積み上げるのが大切です。

設定する目標としては「1日に20件電話をかける」「営業で1日に5件回る」など、自分次第で成果が変わる目標がいいですね。

毎日設定する目標は、前日よりも難易度を上げて、毎日少しづつ難しくしておくのがポイントです。こうして目標を設定していけば、スキルアップにつながりますよね。

少しづつ営業の仕事ができるようになり、自分に自信つけば、営業を辞めたいと考えなくなるでしょう。

対処法③:退職後の生活を考える

少しネガティブな方法かもしれないですが、営業の仕事を辞めるか悩んだら、実際に営業の仕事を辞めた後の生活を具体的に考えてください。

今すぐ営業の仕事を辞めるとして、すぐに新しい仕事は見つからないでしょう。貯金があったとしても仕事がなく、収入がない状態というのは大きなストレスです。営業の仕事を今すぐ辞めるとしても、生活に困る可能性の方が大きいのです。

アルバイトをするとしても、バイトで得る給料は正社員の営業職より金額も福利厚生も劣ります。退職しても生活できるかを冷静に考えましょう。

営業の仕事を辞めるとして、退職後に転職先が見つかるまでのつなぎとして始めたアルバイト生活が長く続き、結局転職先が見つからないという可能性も考えられます。

アルバイト生活が続くと収入は安定しません。生活の安定よりも営業を辞めたいという場合は話は別ですが、安定が欲しいなら営業の仕事を続けた方がよいでしょう。ただし、無理は禁物です。

営業から理想の仕事に転職するためのコツ

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理想の仕事を見つけ、営業から転職を成功させるにはどうすべきでしょうか。転職先でまた「辞めたい」と悩みたくはないはずです。

理想の仕事を見つけるには、まずなぜ「営業を辞めたい」と思うのかを明確にしましょう。「辞めたい」と思う理由によって、理想の仕事や転職を成功させるコツは異なります。理想の仕事を見つけ、転職を成功させるためのコツとは?

やりがいを感じないなら職種ではなく会社を変える

「営業を辞めたい。もう営業以外の仕事はしたくない」という人も多いはず。この考え方は間違っていませんし、実際に営業から他の職種に転職して成功しているケースもよく見られます。

ただ、営業を辞めたい理由が「やりがいを感じない」であり、営業という仕事そのものは嫌いではない場合、職種は変えずに会社を変えるという転職方法もあります。やりがいを感じない理由は、扱っている商品やサービスに不満があるからではないですか?

自分の興味のある、自信を持って売れる商品やサービスを扱えれば、仕事にやりがいを感じられるはずです。

やりがいを感じないから「営業を辞めたい」と考える人は、職種はそのままで、会社を変えてみてはどうでしょうか?

同じ職種への転職になるため、培ったスキルはすべて活かせるでしょう。

転職を決める前にオフィスの雰囲気を見せてもらう

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会社の方針に共感できない、営業同士の競争が激しいために職場の雰囲気が悪い、などの理由で「営業を辞めたい」と考えている人も、営業の仕事そのものが嫌いになったわけではないはず。この場合も、職種は変えずに別の会社に移ることで悩みは解消できるでしょう。

転職先の職場の雰囲気も最悪だった!という失敗を防ぐためにも、企業研究で方針や社風をよく調べるだけでなく、転職を決める前にもオフィスの雰囲気を見せてもらうことをおすすめします。実際の職場を見れば、雰囲気は良いのか悪いのかがわかります。

自分の目で確認して、ベストな職場を見つけましょう。

営業職のメリットを活かす

営業職はメリットのある職業と言えます。自然とコミュニケーション能力が向上する、多くの人と会うため「人を見る目」を磨ける、人脈が広がるなどのメリットが挙げられます。これらのメリットは営業職に転職するとしても、異業種に転職するとしても活かせますよね。

さらに、人脈を活かしてヘッドハンティングされる、事業を立ち上げる人も少なくありません。

営業経験者の転職活動の必勝法とは

営業経験者が転職活動をする際、ぜひ実践してほしい必勝法をお教えします。

転職活動では、前職で培ったスキルを活かしてどう会社に貢献できるかをアピールするのが基本です。営業ではさまざまなスキルが磨けるため、同業種への転職でも異業種への転職でも、アピールしやすいと言えます。

培ったスキル・実績を自己PRする

営業で培ったスキルは効果的な自己PRになります。全てのスキルを盛り込むと要点が掴みにくくなるので、応募した企業のニーズに合うスキルをピックアップしてアピールした方がいいでしょう。

営業の転職の場合、スキル以外にも売上実績、数字や書類に強いことをアピールするといいですね。数字を盛り込むと具体性が増し、企業へのアピールとして非常に効果的になります。

上手い退職理由を考えておく

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中途採用においては、必ず退職理由や転職理由を質問されます。面接官が納得する回答ができなければ、印象は悪くなってしまいます。この質問で合否は大きく左右されると言っても過言ではありません。

営業から異業種に転職する場合、「なぜ営業から別の仕事に転職しようと思ったのか」と必ず聞かれます。ネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由を答えるのがベストです。「サポートする仕事の方が得意」「総合的なキャリアを積みたい」など、ポジティブな理由を答えて仕事への意欲や熱意をアピールできると、好印象を与えます。

この質問をされたとき、はっきりと「営業の仕事をするつもりはない」と伝えなければ、入社後に営業の仕事を回される可能性がありますので、注意してください。

営業職のまま会社を変えれば上手くいくかも!辞めたい理由を明確にすることが重要

どの仕事に就いたとしても、1度は「辞める方がいいかな」と悩むもの。働いている全員が仕事がうまくいっているというわけではないのです。営業の仕事を辞めるか悩んだときは、今回紹介した対処法を参考にし、辞めたい気分を乗り越えましょう。

対処法を実践しても「辞めたい」と考える時は、心身に支障をきたす前に退職を視野に入れるべきです。

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2016年12月9日転職

Posted by BiZPARK