新人研修で発表やプレゼンをする際のコツ3つ
発表やプレゼンでのコツ①話を長くしない
新人研修のプレゼンなんて自分の才能を見せつける場だ!と、物おじするどころか張り切ってしまう人は、特にそうかもしれませんが、新人研修のプレゼンでやたらと長い話をする人がいます。
しかし、例えば会社の社長がスピーチをしている時、ただ長いだけの話は聞いていて飽き飽きしますよね。それは、新人研修のプレゼンや発表でも同じなのです。研修の成果報告をする時は、極力短く「シンプルさ」を求めましょう。
要点をまとめた簡素な話は相手に理解されやすい
新人研修のプレゼンや発表では、話をダラダラとせずに、簡潔にプレゼンするようにしましょう。とはいえ、言う事だけ言って終わるのはいけません。きちんと要点をまとめて、始まりから終わりまで、起承転結とまではいわないものの流れがあるようにしましょう。
そうすれば、相手にも理解しやすいプレゼンや発表になるはずです。文章さえきちんと組み立てられていれば、自動的に話す内容も簡潔になります。報告は簡潔に分かりやすく!
新人研修後のプレゼンで伝えるべきなのは「成果」と「課題」
研修と通して、どのような成果が得られたのか話してください。成果を明確に示す事で、積極性や自発性をアピール出来ます。ただし、良い部分だけを発表するのでは少し物足りません。研修で見つかった自分の課題も発表するのがベストです。成長意欲や謙虚さを汲み取ってもらえます。
研修後のプレゼンは、内容にもこだわりましょう。単なる感想で終わらせず、成果と今後の課題を示してください。そうすれば、聞き手にとっても発見のある報告となるでしょう。
発表やプレゼンのコツ②数値説明の際はグラフを使おう
プレゼンと言えば、ドラマなどでもよく見かけますが、グラフを使いながら人前で発表をしていますよね。
新人研修のプレゼンでも、もちろんそのプレゼンの大きさにもよるものの、数値説明などが必要な際は視覚効果を利用すると効果絶大です。
スクリーンを使ってプレゼンするとなれば、テーマに沿ったグラフなどを用意すると良いでしょう。
相手の心理を考えて見やすいグラフにしよう
プレゼンでグラフを使う際は、当たり前ですが他の人が見て分かりやすいグラフ作成を目指しましょう。
例えば、見易さを求めるのであればきちんと色を分けたものにするでしょうが、その色があまりにも目がちかちかするような色では、そのグラフをずっと見続けることはできません。
目に優しい色など、発表・報告する相手の心理を考えたグラフ作成を心がけるのが大事です。
話すのに夢中になってグラフを放置しないよう注意
成果報告の際にせっかくグラフを用意しても、説明しないと意図が伝わらないでしょう。分かりやすく見えるグラフも、何の数値かを示さないと意味がありません。
成果報告のために苦労してグラフを準備したのなら、その苦労を無駄にしないために、グラフについて説明してください。
発表やプレゼンのコツ③一番大事なのは報告での「話し方」
プレゼン・発表や成果報告で一番大事なのは、実はこれまでに紹介したグラフや話の長さではありません。何よりもあなたが、プレゼンで話す発表の内容と話し方です。もちろんこれは、新人研修であろうと実務であろうと変わりません。
はきはきと大きな声で話せば自ずと内容も頭に入る!
プレゼンや発表を行う際は、当たり前ですがはきはきと喋るのが基本。具体的には、相手に伝わるくらいの声の大きさを出すようにするなどです。
聞きとれない声は「何を言ってるんだろう」となり内容が頭に入ってきませんから、あくまでも相手がこの話し方を聞いてどうか、という点を意識して話しましょう。
そして、話がつまらないように前日は練習をして、新人研修の本番でうまく発揮できるようにしておくとプレゼンは成功したも同然です。報告する当日に意識しても、緊張で上手くいかないでしょう。事前に対策を立てるのが無難です。
聞き手にアイコンタクトを送りながら報告するのが◎
プレゼンのテクニックとして、アイコンタクトを送るというのがあります。聞き手が大勢いる場合は、数字の『3』やアルファベットの『E』を描くように、全体に対して視線を送ってください。
成果報告で内容が重要なのはもちろんですが、きちんと内容を聞いてもらえるように、話し方のテクニックを使うのも大事なビジネススキルですよ。
成果報告のコツ3つをおさえ、新人研修のプレゼンや発表では簡潔な内容をはきはきと伝える!
今回は、新人研修で発表やプレゼンをする際のコツについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
新人研修でプレゼンや発表を行わなければならない状況になれば、焦るのも無理はありません。まだ仕事に関しては、素人も同然ですから。とはいえ、ここで少しでも成果を挙げれば、今後の社会人生活の良いスタートになるかもしれません。
人に何かを報告するのは、意外と難しいもの。でも、それを今後のバネにすると思って、新人研修のプレゼンは今回ご紹介した点に注意して発表を行いましょう。また、大人数で何回もプレゼンや発表を行う際は。周りのプレゼンもチェックしてみてください。相手の良い点をチェックするのは、とても勉強になりますよ。
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