ルクセンブルク大学に語学留学するメリット

2017年1月16日2020年3月31日ルクセンブルク

ルクセンブルク大学ではフランス語・ドイツ語・英語が学べる

ルクセンブルク大学(University of Luxembourg)は、ルクセンブルクで唯一の大学であり、何と最近の2003年設立です。学部によっては、修士課程、博士課程も併設されています。ルクセンブルクは多言語国家なので、それを反映して、講義はフランス語かドイツ語、もしくは英語で行われます。ルクセンブルクの大学への留学であれば、必然的にルクセンブルク大学で決まりです。

ルクセンブルクの大学は1つだけ

ルクセンブルクは、人口50万人にも満たない小国ですから、国内の大学が1つしかないことも頷けます。2003年に国内に大学が設立されるまでは、学位を取得するためには、ルクセンブルクの学生は近隣諸国の大学に通う必要がありました。このルクセンブルク大学が設立されたことにより、ルクセンブルクの学生が、初めて自国で学位を取得可能になりました。併せて、海外からの大学留学も可能になったのです。

大学生には毎月15万円が支給されている

ルクセンブルクの大学生には、1人毎月1,300ユーロ（約15万円）が支給されています。1,300ユーロの内、650ユーロはルクセンブルク政府からの支援で、残り650ユーロは政府が低金利で融通してくれる奨学金です。年利は2％で、卒業後10年以内に、本人が返せる状態の時に返せば良いのです。このように、ルクセンブルクの大学教育は、非常に恵まれた環境であり、留学対象としても検討に値します。

ルクセンブルク大学には留学生が多い

多言語教育研究や欧州裁判所、欧州議会へ訪問の機会もあり、EU関連の研究にも適している大学です。ルクセンブルク大学の重要な研究分野は、計算科学、法律（ヨーロッパ法）、経済、金融、教育科学です。大学の語学センターにおいては、英語、フランス語、ドイツ語を学ぶことが可能です。

ルクセンブルクは国際性と高い教育水準・地理的な利便性が魅力

ルクセンブルクは小国ですが、フランス・ドイツ・ベルギーに囲まれて欧州の中心部に位置する多言語国家です。金融業が盛んで、ユーロ圏最大のプライベートバンキングセンター、また世界第2位の投資信託運用拠点としても知られます。EU第2の首都とも称され、欧州司法裁判所、欧州投資銀行などEU機関も存在し、国際性と高い教育水準、地理的な利便性を誇ります。これらの観点からも、ルクセンブルク大学への留学は魅力的です。

国立の音楽学校も選択肢のひとつ

因みに、ルクセンブルクには、大学ではありませんが、ハイレベルの国立音楽学校もあります。こちらは1906年の創立で、ルクセンブルクにおける文化発信の中心的存在として知られ、欧州でも音楽教育のレベルには定評があります。世界60か国以上から集まる2,500名程の留学生が在籍しており、音楽を学んでいる方ならば、こちらへの留学を検討されても良いでしょう。講師陣には経験豊富な専門家を迎え、きめ細やかなレッスンや講義が提供されています。

ルクセンブルク大学は多言語が学べて奨学金もあり国際性と高い教育水準が魅力的な留学先

ルクセンブルク大学に語学留学するメリットについて見ていきました。ルクセンブルク大学は、講義はフランス語かドイツ語、もしくは英語で行われます。そして、ルクセンブルクの大学生には、1人毎月1,300ユーロ（約15万円）が支給されるなど、教育環境も秀逸です。ルクセンブルク大学の学生の半数が留学生であり、非常に国際的な環境で学べます。また、ルクセンブルク自体の地の利や、国際金融のメッカであることも、留学対象としての魅力です。因みに、ルクセンブルクには、ハイレベルの国立音楽学校もあり、音楽を学ぶ方ならば、こちらへの留学も検討に値します。