眼科検査員を志望するなら知っておきたい仕事内容・魅力・適正をご紹介
眼科検査員の仕事内容とは?
眼科検査員を志望する際に、仕事内容がどんなものであるのか知っておくことは重要です。また、眼科検査員になりながら取得できる眼科コメディカル(OMA)という資格が取得できるようです。
補助業務全般が眼科検査員の仕事内容
眼科検査員の仕事は、眼科に関わる検査・業務を行う職業です。眼科検査員・眼科コメディカルの中には、眼科の受付や会計などの医療事務的なことを担当する方もいます。
あとは、眼科クリニックにおける検査補助業務全般と、それに付随する業務を担当します。他にもクリニックにおいて一般視力検査補助、視力測定補助、患者様の外来における誘導、受付補助業務、パソコン入力、診療補助など、多くの業務を行います。
眼科検査員に役立つ眼科コメディカル(OMA)とは?
眼科コメディカル(OMA)の資格を持っていると、眼科検査員の仕事にも活かせます。ここでは眼科検査員の詳しい仕事内容と、持っていると仕事に有利な眼科コメディカル(OMA)の資格について見ていきましょう。
眼科コメディカルの資格取得には講習と認定試験合格が必要
OMA(ophthalmic medical assistant)は、国家資格ではありませんが、日本眼科医会眼科医療従事者委員会の定めた資格です。こちらの資格を取得するには、眼科院における1年以上の勤務を条件としています。
また、眼科コメディカルの講習を規定の期間受講・終了し、認定試験に合格すれば、はれて「眼科コメディカル」認定資格の取得という流れになります。
ただし、試験の前には「眼科コメディカルスクリーニング」という講義を、計5回受講しなければなりません。この受験資格を取るのはそこまで難しくないですが、合格するまでにはかなり勉強が必要です。
しかし、眼科クリニックの仕事は視力検査や眼圧検査など、簡単なモノばかりではありません。その為、OMAの資格を取得すれば、重宝がられますので、頑張って取得するのもありですね。
眼科検査員の仕事の魅力とは?
仕事をする上で、仕事が好きと感じられるかどうかは重要ですよね。眼科検査員・眼科コメディカルを志望するにあたっても気になるところだと思います。眼科検査員やOMAとして働いている人は、どういった点に魅力を感じているのでしょうか。
ここでは眼科検査員や、眼科コメディカル(OMA)として働いてる人が感じている仕事の魅力について見ていきましょう。
眼科検査員の仕事の魅力①:患者さんに頼られる
眼科検査員・眼科コメディカルの仕事をしていると、毎月来院している患者さんが頼ってくれているのが分かった時に、特にやりがいを感じるようです。
たとえば、コンタクトやメガネの度数を決めてあげた時に「よく見える!ありがとうございます。」と言ってもらえた時には、やってて良かったと思う眼科コメディカルが多いようですね。
眼科検査員の仕事の魅力②:笑顔が見られる
眼科医では、お子さんの視力検査はどれだけ集中力を持続させるかが必要になります。しかし、こういったお子さんは見えないから、集中力も続かないのが実情です。
そういった中、いかにストレスなく検査するか?そんなところにも、眼科検査員や眼科コメディカル(OMA)の仕事の魅力があるようです。もしも帰り際に、ニコッと笑ってくれたら、とってもやりがいを感じられますよね。
眼科検査員の仕事の魅力③:学ぶことが多い
眼科コメディカルや眼科検査員の仕事内容は、とても奥が深いです。例えば、矯正視力検査は、病気によっても度数が違ってきたりもしますし、個人差もあるので、たくさんの患者さんの視力検査ををこなしていくことで勉強になり、コツもつかんでいけるそう。
また、先生(医師)によっては視力検査を一つの重要な指針としていて、検査に対してもシビアな人もいるそうです。ご自身で精通しているため、その日によって見え方が違ったりすることまで熟知しているとか。
そんな環境で眼科検査員・眼科コメディカルとして働いていたら、学べる事が多いはずです。当然眼科検査員の仕事の魅力の1つといえそうです。
眼科検査員に向いている人とは?
眼科検査員はやりがいをもって仕事をしている人が多いようです。ただ、どんな仕事にも向き不向きがあります。それは眼科検査員も例外ではありません。
頑張って眼科検査員になったのに、「仕事が楽しくない……」なんて事にならないようにしたいですよね。眼科検査員を志望する前に、眼科検査員という仕事に向いている人はどんな人なのか見ておきましょう。
眼科検査員に向いている人①:明るく話しやすい
眼科における検査で大切なのは、実は検査員や眼科コメディカルの「人間性」や「明るさ」です。担当の人が変わると、視力の数値結果まで変わることは良くあるのだとか。
患者んさんが気持ちよく視力検査するには眼科検査員や眼科コメディカル(OMA)が明るく、人がらが良いことが必要になります。
この人なら話がしやすい、分かってもらえる。そういう風に思ってもらえれば、もたついてしまったとしても患者さんは文句を言わないでしょう。持ち味の明るさを発揮するのも、仕事を楽しむ一つの方法だと思います。
眼科検査員に向いている人②:コミュニケーション能力が高い
眼疾患の有無は勿論ですが、先にも述べた通り、視力はその日の体調や気分、疲れ具合で変化します。そして何より、眼科検査員・眼科コメディカル(OMA)とのやり取りに対する感情などでも、検査結果が変わってきます。
そのため、患者さんのコンディションの中で、どれだけベストの視力をだすかが眼科検査員の技量の見せ所です。眼科コメディカル(OMA)や眼科検査員にとって、矯正の技術のみではなく、患者様とのコミュニケーション能力も大切なスキルです。
眼科検査員は学びながら眼科コメディカルを取得できるのが魅力!
眼科検査員を志望する人のために、持っていると有利な資格や仕事内容、魅力、適性について見てきました。本気で眼科検査員・眼科コメディカル(OMA)の仕事がしたいと思っている人は、さらに職種研究をしたうえで志望動機などをまとめるようにしてください。
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