上司の親の葬式での香典マナーと注意すべき相場
上司の親への香典マナー①交流があるなら「包む」
少しでも交流があるなら香典を包むのが香典のマナーです。社会人になると、人間関係の幅が広がり、仕事上だけの関係の人もいれば、公私に渡ってお世話になる人など、その関係性は様々でしょう。ただ、社会人になったら、その関係性の深さに関わらず交流があった方には香典を包むのがマナーです。ましてや、上司の親であったら、あまり関わりたくない上司であっても香典は包むようにしましょう。
葬式に参列できる、できないに関係なく香典を渡すのがマナー
香典のマナーとして葬式(葬儀)に参列できる、できないに関係なく香典は渡すことを心がけましょう。会社の場合、葬儀に出席するのは会社を代表して管理職や役員のみで、それ以外の人は香典だけ集めるといった形を取るのが一般的です。そのため、若手社員なら上司の親の葬儀に参列することはまずないと考えられます。しかし、だからといって香典を渡さなくていい理由にはなりません。少なくてもいいので、きちんと香典を準備するようにしましょう。
参列した際は受付で香典を渡すとともにお悔やみを述べる
上司の親の葬式に参列することになった場合、香典は受付で渡すようになります。その際、ただ渡すだけでなく、「お悔やみ申し上げます」と述べましょう。
突然亡くなられたのであれば、「突然のことで驚きました」などと加えてみてもいいかもしれません。
上司の親への香典マナー②イレギュラーな対応の場合
本来は、お葬式に合わせて香典を準備しておくのがマナーですが、お葬式に参列できない、受付がない、後から知った、香典を受け付けていないケースなどもあります。そんなケースにおいても、香典のマナーはありますので確認しておきましょう。
前職の上司などで後から知った際は後日弔問に伺う
前職でお世話になった上司の親が亡くなった場合、後からその事実を知ることもあるでしょう。その際は、後日お宅へ弔問に伺ったり、あとからお悔やみの気持ち送ったりして対応する事も可能です。
受付がない場合は祭壇に直接香典を供える
受付が設けられていない葬式(葬儀)・告別式では、拝礼の時に祭壇に直接香典を供える事になります。そのとき、香典袋の向きは受付とは逆に自分の方に向けて供えるようにします。
香典を辞退する場合には上司に直接渡すのもOK
仕事上の関係だけで、特に親交がない上司なら香典を辞退すると言っているのに対して無理して香典を渡す必要はありませんが、本当にお世話になっていて、どうしても香典で気持ちを伝えたいという場合もあるかもしれません。その際は、葬式では受け取ってもらえませんので、直接上司に手渡すというのもOKです。
上司の親への香典マナー③相場を知ろう
会社の上司の親が亡くなった場合、香典は幾らくらい包むのがマナーなのでしょうか。ネット上の声から整理してみました。
職場にもよるようですが、参考にしてみてください。
上司の親への香典なら5,000円が相場
上司の親への香典として、3,000円という方も多いようですが、個人で渡すなら相場は5,000円程度が普通のようです。ただし、会社でまとめて包む場合や連名で出す場合は、一人3,000円も少なくないようです。
周りと相談して、上司よりは多くならない香典の金額を
上司の親に対する香典は5,000円が相場とお伝えしましたが、注意点として周りと合わせることも重要です。自分だけが極端に多かったり、少なかったりしないように同僚と香典の金額を揃えるようにしましょう。
また、別の上司が出す金額よりも高くなるのも避けなければなりません。
上司の親の葬式では、マナー・相場を踏まえて5,000円程度の香典を包むべき
上司の親に不幸があり香典を包む際の冠婚葬祭マナーについて紹介していきました。
上司の親が亡くなった際の香典の渡し方や金額の相場などは、大きな声では人に聞けないことですよね。しかし、社会人として知っておくべきマナーでもあるので、一度きちんと確認しておくべきです。特に、香典の相場は会社の人と足並みを揃える必要があります。葬式会場では少し聞きにくいことですが、さり気なく確認しておきましょう。
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