仕事で成功したければ、まず妻を誰よりも愛せ
妻との関係を軽視する男は信用されない
身の回りを大切にできないことの証拠にもなる
著名人や有名人を例にとっても「愛妻家」を公言している人物は、世間一般的に好感度が高いと言えるでしょう。これは何も有名人に限ったことではなく、同僚や友人であっても、妻を大切にする「愛妻家」と言われている人たちは、多くが信用されている人物のはずです。
最も身近な存在である妻を大切にできないということは、身近な一人一人を大切にできない証拠とも言えます。一番近くにいる存在を最も大事に扱う。その日々の心掛けが周囲からの「信用度」に直結していきます。
妻を無くした時の損害ほど大きなものはない
芸能界で「愛妻家」として有名な「土田晃之」。彼は、バラエティー番組の中でこんな名言を残しました。
「もし浮気がバレたら、大好きな4人の子供や嫁と一緒に暮らせなくなって、家も持っていかれる。そして子供たちが成人するまでの養育費や慰謝料を合わせたら総額で2億円くらいになるだろう。そんな2億の価値のあるSEXなんてこの世にない」
“2億”と具体的な金額を出し、浮気という裏切り行為により奪われるものがどれほど大きいかということを表しながら、“家族をどれほど愛しているか”も伝わります。
社会で認められ信用度が高い人物は、妻や家族を非常に大切にしており、それが人間としての価値の高さ、いわば人間力の高さに値することを心得ているのではないでしょうか。
妻との信頼関係が生まれると自発的に協力してくれ、仕事に集中できる
一流の仕事をしようと思った時、集中できる環境が整うことも重要な要素です。例えば、毎日の食事による健康管理や細かなプライベートの雑用など、気に掛けることが多ければ多いほど気が分散し、力を発揮しづらくなってしまいます。
夫を大事に思う妻は、夫を支えるべく自発的に健康管理にも気を配るもの。
田中将大「アメリカでの戦いで一番の支えは妻」
タレントの里田まいは、夫である田中将大(ニューヨーク・ヤンキースのプロ野球選手)のために、ジュニア・アスリートフードマイスターという食の資格を取り、彼の健康管理に努めています。田中投手は、メジャーリーグに移籍した1年目に最も支えになったのが「妻の手料理」であったと語っています。
JAL名誉会長、稲盛氏「妻が一緒に戦ってくれたと思っている」
京セラ・KDDIを創業し、日本航空(JAL)の名誉会長で、平成の”経営の神様"と言われる稲盛和夫氏も愛妻家であることを明かしています。稲盛氏は妻・朝子さんについて著書「ガキの自叙伝」でこのように語りました。
「妻は知り合ってから今までグチひとつこぼしたことがない。京セラ創業のころ、食べるもの、着るものも満足に買えなかったが、不満一つ言わなかった。それ以来、帰宅するのはいつも遅いのだが、必ず寝ずに待っていてくれた」
さらには、自宅に押しかけてきた記者に対しても、朝子さんは、嫌な顔ひとつせず夫の代わりに頭を下げながら対応していたそうです。朝子さんがこんなにも献身的に夫を支え続けたのはなぜか? もちろん夫を心から愛し信頼していたからに他なりません。
圧倒的に高いパフォーマンスを発揮できたのは、パートナーの支えがあったからこそということが伺えるエピソードではないでしょうか。
妻との信頼関係の構築力はビジネスを加速させる
良い仕事は“人との関係で決まる”
妻との信頼関係の構築力はビジネスの場面でも大いに活きてきます。より大きな仕事を成し遂げるには、周囲との信頼関係が必然であるため、日常で培ったコミュニケーション能力が役立ちます。組織として仕事をする上でも、個人で仕事を請け負う場合でも、“人に関わる”ことに変わりはありません。
部下や仲間が支えてくれて何倍ものパフォーマンスに繋がる
あなたがもし1人で100人分の仕事ができるなら、人に仕事を頼む必要はないでしょう。でも、そんなわけではないですよね。周囲との信頼関係の構築により、1人ではなし得ないようなパフォーマンスを発揮することに繋がっていきます。なんでもかんでも一人で抱えこまずに、仲間と協力し合うことで大きなことを成し遂げましょう。
最も身近な妻をないがしろにして仕事の成功はない
最も身近な妻を誰よりも愛し大切にできる人は、信用度が高く、周囲との信頼関係も上手に構築することができるでしょう。圧倒的な成果を出そうとするなら、まず人生の重要なパートナーである“妻”を誰よりも愛し味方にすることが先決です。
人間1人でできることには限界があります。その限界を破るカギは、“身近な人の支え”と言えるのではないでしょうか。既婚男性も、これから結婚する独身男性も、「妻をないがしろにして仕事の成功はない」ということを心に刻み、まずはパートナーに「愛している」と言葉に出して伝えることから実践してみましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません