マーケティングでエクセルを使うために知っておくべき関数
マーケティング担当者が覚えておくべき基本関数は30個
エクセルは「この数字が知りたい」と思った時にデータがあれば、関数を使うとどれだけ多くのデータ量があったとしても答えを導き出せます。マーケティング担当者が覚えておきたい関数は、
VLOOKUP・SUM・SUMIF・SUMIFS・COUNT・COUNTIF・COUNTIFS・IF・AVERAGE・AVERAGEIF・AVERAGEIFS・WEEKDAY・TODAY・YEAR・MONTH・DAY・RANK・ISERROR・IFERROR・INDEX・MATCH・COUNTA・ROW・MAX・MIN・INDIRECT・LEN・RIGHT・LEFT
と、だいたい30個ほどでしょう。
エクセルを使う際は目的を持って行う
エクセルのデータをマーケティングに使いたいときは、何を知る必要があるのか、知りたいのは何なのかを条件にして、情報をデータ化していく必要があります。その上で、必要となる数字や結果を導き出すために、上記に挙げた関数の内、どれを使えば有効で効率的なのかを考えましょう。エクセルは自由度が高いので、使い込んでいく内にさらに簡単に抽出する方法も発見できるようになります。
マーケティングに役立つエクセルの関数①:AVERAGE
マーケティングにおいて、AVERAGEは覚えておいて損はないものです。データ情報の中から、売上額、価格、経費額などの平均値を出したい時に役に立つのが、「AVERAGE」です。日本語に直しても平均を意味するので覚えやすく、使用頻度の高い関数といえるでしょう。データ範囲を指定して関数を入れると、平均値を導き出せます。似ている関数の中に「MEDIAN」がありますが、これは平均ではなく中央値を出す関数です。
マーケティングに役立つエクセルの関数②:SUMIF/COUNTIF
マーケティングでは、SUMIF・COUNTIFも便利といえます。SUMIF関数は、データの情報の中からある条件を満たす項目(行)の値だけの合計を導き出すものです。「もし○○ならば合計値に加える」と覚えておきましょう。例えば、30代のみの利用実績を出したい時などに使えます。COUNTIFは、数字の合計ではなく件数をカウントしたい時に使い、これも男性の利用のみ人数をカウントしたい時に使えます。
マーケティングに役立つエクセルの関数③:ピボットテーブル
エクセルのメニューの中に、ピボットテーブルという機能があります。データの中から、必要な情報だけを抽出して表にできる機能です。売り上げ数字の増減や客数の増減、販売単価の増減などデータの中にある項目を、絞り出した結果を絞り出せます。その結果から、マーケティングを行う上での問題や課題点、原因を探れるため、大変便利な機能といえるでしょう。
マーケティングの分析を可視化するピボットグラフ
エクセルでピボットテーブルを使って表にしたものは、折れ線グラフや棒グラフに変換することが可能です。数字をビジュアル化することで、さらに分析を深める際の助けにもなります。ピボットテーブルの表ができあがった時に出てくる、分析タブのピボットグラフをクリックすると、適応したグラフの種類を選択できます。顧客ごと、商品ごと、時期区切りなど、絞り込んだ情報を基にグラフ化できるので細かな分析の際に便利といえるでしょう。
マーケティングではエクセルのSUMIFやAVERAGEを使って情報収集の時短を意識する
マーケティングでエクセルを使うために知っておくべき関数について見てきました。いかがでしたか?マーケティングでは、市場分析や顧客やユーザーの分析が欠かせません。分析にはデータが必要ですし、データの量が多くなればなるほど、分析に手間がかかります。エクセルで、情報をできるだけ数字で管理するのが非常に重要になってきます。様々な数値結果を短い時間で出すことができ、多くの仮説やシミュレーションも可能になるでしょう。
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