弔電を送る際の宛名と差出人の書き方

2016年11月29日冠婚葬祭

弔電は基本的に電話かインターネットで送る

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まず、弔電の基本的な送り方についてご説明します。基本的に、弔電はNTT東日本/西日本で申し込み、送ることが出来ます。送る際には電話とインターネットによる方法がありますが、最近ではインターネットを利用する人が多くなっています。台紙を選ぶ際に、インターネットは直接目でみて確認できますし、差出人や宛名の住所、名前を自分で打ち込むため、間違えるリスクがなくなるからです。しかし電話で送る場合、口頭なので間違えてしまう恐れが出てきます。

弔電を電話で送るときは局番なしの115番にかける

弔電を送る際、電話では局番なしの115番にかけます。また、インターネットの場合、NTT東日本/西日本の弔電のサイトにアクセスし、台紙を選んで「この台紙で電報を送る」というボタンをクリックします。あとはオペレーターやサイトの手順通りにすれば弔電を送ることが出来ます。この際、予め差出人や宛名を調べ、また弔電のメッセージを考えておくとスムーズに送ることが可能です。

弔電の宛名は葬式の行いかたによって変わる

弔電の宛名は、喪主や故人の住所、もしくは通夜や告別式の会場にするケースが多いです。弔電が届くまでのタイムラグを考えると、式場に直接送るのが適切でしょう。宛名は、葬式を団体でするか個人で行うかによって、変わってきます。これは差出人を記載するときも同じです。たとえば企業や団体が主催する際には、宛名を部署名やグループ名にします。個人で行うときには、喪主や特定の個人に向けて送るようにします。もし喪主の名前がわからないときには、「(故人名)様ご遺族様」とします。

差出人は故人との関係をはっきり書く

弔電を喪主や特定の個人に送るときは、その送り先の宛名の方と故人との関係を記載しましょう。たとえば、故人が喪主のお祖父様であれば、「ご祖父様」「おじい様」などと書きます。同じくお父様は、「ご尊父様」「お父様」、息子様の場合「御令息様」「ご子息様」などが適切でしょう。差出人を書くときもそうですが、故人との関係をはっきり書かないと、受け取った遺族が誰からの弔電なのか判断することが出来ません。

会社関係のときの弔電の差出人は社長や代表取締役

差出人は、受け取った遺族が誰からの弔電なのか判断できるよう、分かりやすく明記しましょう。宛名の時のように、故人との関係を書くと一番わかりやすいです。また会社関係の場合、誰が弔電を送るにしても、差出人は社長名や代表取締役の方の名前になります。ただ、個人的に故人との間柄が親しい場合には、「入社同期一同」と記載したり、個人的に別で弔電を送るようにしましょう。

差出人の書き方例

では、弔電の差出人の書き方について具体的に説明します。個人的に送るのであれば、田中花子(◯◯高校 □期卒業生 学友)というように書きます。また、会社で出すときには差出人のところに株式会社○○ □年入社同期一同(代表:田中花子)と書きます。会社関係の複数人で、連名で出す場合には、田中花子(□年入社同期)、伊藤太郎(△△年入社部下)というように書きます。いずれにしても、差出人は故人との間柄は必ず明記して下さい。でないと、誰からの弔電なのか分からず、かえって遺族に迷惑をかけてしまいます。

弔電のあて名は葬式の行いかたにもよるが差出人は必ず故人との関係性を記載して送る

ここまで、弔電の宛名と差出人の書き方についてご説明しました。宛名は喪主の住所か式場の住所を書きます。そして宛名も差出人も、書く際には故人との関係を明記して、相手に分かりやすくしましょう。メッセージの本文だけでなく、そういった細かい点の気遣いも必要です。これらのマナーを守って、弔電を送るようにしましょう。お悔やみの気持ちを伝えたい場合、弔電を利用すると大変便利です。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK