供花の数え方！「一基」と「一対」の違いとは？

2016年11月29日2020年3月31日供花, 冠婚葬祭

供花は一つで「一基」と二つで「一対」という数え方をする

供花というのは通夜の時に祭壇の回りに囲むように供えられた花のことで、それぞれ贈り主がいますので、札の立っている花が供花です。遺族、親族は供花を供えますが、他にも親しかった友人や当日参列ができない人などからも贈られます。その、供花の数え方が一基や一対という数え方になるのですが、供花を一つ供える場合は一基、同じ名前で2つ供える場合は一対となります。「対」ですので、同じものが2つという意味です。

供花を送る時はまずは遺族に確認

供花を送る時に大切なことは、まずは遺族に供花を送っても良いか確認することです。遺族ですので、通夜前は何かとばたばたしてますが、それでも確認を取るのがマナーです。最近では、家族葬や自宅で葬儀をする家庭も増えていますので、そういう時は供花を贈れない場合があります。ですので、遺族に供花を送っても良いかどうかだけを確認します。悲しみに暮れている遺族に一基だ一対だと言っても数え方さえわからない場合もありますし、色々聞くのは失礼ですので送っても良いかだけを確認し、あとは葬儀会社の連絡先を聞いておくだけでOKです。

供花の手配は葬儀社で行う

供花を贈っても大丈夫ということであれば、すぐに葬儀会社へ連絡を入れます。葬儀会社に通夜の日時と葬儀の故人か喪主の名前を言うとわかりますので、その供花を贈りたいということで話を進めていきます。話の内容は葬儀会社の質問に答えていくだけで良いので簡単なのですが、もし会社から贈る場合など電話だけでは難しい場合はファックスやメールなどを使います。このときにきちんと確認しなくてはいけないことが、供花は何時までに注文すればよいかということと金額です。数え方で金額を間違えないように注意しておきましょう。

供花の相場は一基で1～2万円なのできちんと確認

供花を贈る際に聞いておかなければならないのが供花の金額です。供花の金額はそれぞれの葬儀で違いますので、会社などで贈る場合もそうですが葬儀がある都度葬儀会社に確認しなければなりません。相場としては一基で1～2万円くらいですが、葬儀によっては数千円というところもあります。これで一基の金額ですので1対になる場合はこの金額の倍の金額が必要です。ここで数えかたを間違えてしまうと金額に大きな差ができてしまうので注意しましょう。

供花に付ける名前はファックスなどを利用して間違えないようにする

供花を贈る時に必要なことに供花に立てる札に書く名前です。1対にした場合は同じ名前の供花が2つになります。ここでも数え方に注意が必要です。名前は個人で送る場合は個人のフルネームを、会社で送る場合は会社名と代表者の名前、あるいは、会社名と部署名一度と書くのば一般的です。この名前も間違えては困る場合や、難しい漢字などの場合はファックスを使うとよいでしょう。遺族や親族の場合は○○家や○○家子供一同、孫一同と記載されます。

供花を贈るなら通夜の3時間前までに手配しておく

供花を送る時に大切なのがいつまでに注文すれば間に合うかというところです。通夜に間に合わせるのであれば前日までに注文するのがマナーですが、間に合わない場合は通夜の3時間前がリミットという葬儀会社が多いですね。葬儀に間に合わせる場合は前日に注文をするのがリミットとなります。ぎりぎりになると慌ただしくなりますので、数え方に注意して早め早めに手配するのがマナーとなります。

供花の数え方は一つで「一基」二つで「一対」で贈る際には遺族に確認をする

供花の数え方の「一基」や「一対」ですが、これは仏式の数え方です。神式の場合も一基や一対と数えますが、キリスト教では一基や一対ではありませんし、供花も大きなものではありません。持ち運びができる籠のような形になっていますので、キリスト教では一基や一対という数え方はしません。供花に使われる花も宗教によってそれぞれ違いますので、それぞれの宗教に合わせて供花を手配する必要があります。"