27歳の男性・女性の平均年収と手取り額
平均年収を調べるときは国の統計を参考にする
平均年収を調べる時はきちんとした統計を基にするべきです。何より国のとる統計は最も信頼性の高いものとなります。確かに転職サイト等にも平均年収の統計はありますが、それはそのサイトを利用している人へのアンケートが多いものです。そうなるとどうしてもサンプルに偏りが出てしまうのです。
27歳の平均年収は「男性:371万円」「女性:295万円」
国税庁の発表する「民間給与実態統計調査」というものがあります。ここには年齢層ごとの平均給与がグラフで描かれており、一目で把握できるでしょう。この中から27歳の平均年収を見てみると、平成25年度で男性は371万円、女性は295万円となっています。
▼日本の平均年収はこちらを参考に
平均年収から27歳の手取りを計算すると「男性:300万円」「女性:235万円」
年収と言うのは手取りとは異なります。会社員は所得税や社会保険料というのを天引きされたものを手取りとして貰うのです。たとえば、27歳男性の平均年収371万円から手取りを計算すると、約300万円程度となります。同じく女性の平均年収295万円から手取りを計算すると、手取りは235万円前後になります。
27歳の月々の手取りで考えると「男性25万円」「女性20万円」
これらにはボーナスも含んでいるので一概にはいえませんが、これを12で割った数が月々の手取りといえるでしょう。つまり、27歳男性の月々の手取りが25万円、27歳女性の手取りが20万円くらいと考える事ができます。
日本では年功序列で平均年収・手取りが決まることが多い
日本の企業の給料システムと言うのは、ほぼ年功序列となっています。これは勤続年数に従い従業員の平均年収と手取り額が増加するというシステムです。27歳の場合、もう部下がついているかもしれません。ここからさらに昇進してどんどん平均年収、手取り額は上がっていくのです。
平均年収・手取りに関しては新卒入社が有利
新卒で入社するということは勤続年数において最も有利な状況と言えるでしょう。その企業が年功序列を採用する限り、新卒以上に良いスタートラインはありません。そこで働き自分が27歳になったとき、平均的な企業であれば月給20万、ボーナス60万の生活をすることになるでしょう。
年収が平均よりも低いと感じたら
27歳となると、転職する時期とも言えます。同期が辞めていき、自分はどうしようと思う人も多い年齢です。
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27歳では平均年収=「男性371・女性295」◆手取り=「男性300・女性235」万円
27歳の男性・女性について、平均年収と手取りをご紹介しました。お金の計算というのは冷たいようなことに思えますが、大事な事です。収入額というのは何をするにしても基本的な要素となります。27歳に限らず、その都度の生活をイメージするときはこうした世代ごとの平均年収を参考にすると良いでしょう。
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