介護実習の施設関係者へ出すお礼状の書き方と注意点
介護実習後は施設宛てにお礼状を書く
社会福祉士や介護福祉士を目指すと、介護施設や福祉施設で介護実習を行います。この介護実習が終ったら、お世話になった介護士さんや施設の院長へあててお礼状を書きましょう。実習期間、施設の方々は忙しい中、丁寧に指導してくれた事と思います。その労をねぎらい、感謝の気持ちをお礼状にして送れば、受け取った側はとても嬉しい気持ちになります。
お礼状は出来れば当日中か遅くとも翌日には投函
お礼状を出すにはタイミングがあります。早ければ早いほど良く、遅くなってしまってはかえって失礼に当たります。介護実習を終えて疲れていたり、むしろ満ち足りた気持ちでいっぱいになっているかもしれませんが、その日のうちに介護実習のお礼を書いて投函するか、遅くとも翌日には投函するのがベストです。目安としては1週間以内には相手の手元に届くようにします。郵送に時間がかかる事もありますので、のんびりしないようにしましょうね。
介護実習のお礼状は施設の方への感謝の気持ちを書く
介護実習が終り、感謝の気持ちでいっぱいでも、いざ書こうとすると何を書けば良いか迷う方も多いかもしれません。お礼状の基本は、「ありがとう」を伝える事ですので、素直な気持ちを丁寧な文字でしたためている事が大切ですが、お礼状にはマナーがあります。どんな風に介護実習のお礼状を書けば良いのか、勉強してみましょう。
手書きのお礼状は白い便箋に縦書きがマナー
お礼状は基本的に白い縦書きの便箋に手書きで書き、白い封筒に入れて送ります。パソコンで打ったものでもダメではありませんが、手書きの方が丁寧で好印象です。まずは時候の挨拶、それから多忙な中、面倒を見てもらったお礼と、介護実習を通じて学んだ事、感じた事を書いていきましょう。最後に相手の健康を祈る言葉でしめくくります。
介護実習のお礼はメールでも良いが手書きが安定
最近は職場でもパソコンが普及し、多くの人がEメールを利用します。メールの方が手軽だし、メールで介護実習のお礼をお礼状代わりに出しても良いのでは?と考える人がいるかもしれません。もちろん、担当者の年が近く、メールアドレスを教えてくれたのであればメールを送っても構いませんが、メールはあくまで略式なものです。正式なお礼状は手紙になりますので、介護実習を終えたその日のうちにメールを送り、翌日にお礼状を書いて郵送する、という方法でもかまいません。お世話になったのが年配の方なら、メールよりも手紙の方がふさわしいでしょう。
お礼状の相手は「貴施設」と書く
介護実習でのお礼状を書くときに迷いやすいのが、相手先の施設をなんと呼ぶかです。会社なら御社、人なら貴殿などありますが、施設の場合は? 正解は貴施設です。また介護実習では、他に施設に対して実習後に送らなくてはいけない書類があるかもしれません。すぐに用意できる書類であれば、お礼状と一緒に送ります。もし書類の用意に時間がかかってしまうようであれば、お礼状を先に送り、書類の準備が出来てから後ほど送付する事と付け加えておきましょう。
介護実習のお礼状は施設宛てに手書きで作成しすぐに投函するのがマナー
人と触れ合う施設での介護実習では学ぶ事も多いけれど、疲れも相当溜まるでしょう。けれど介護実習が終ったら、すぐにでも施設にお礼状を書いて送りましょう。お礼状はスピードが命です。お礼状には感謝の気持ちと、実習を通じて学んだ事や感じた事を書き、最後に相手の健康を祈る言葉で締めくくります。メールやパソコンで印刷するよりも、手吐きで丁寧に書いた方が良いです。もし書き損じてしまったら必ず新しく書き直すようにしましょうね。
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