結婚式で蝶ネクタイを着用する際の選び方とマナー

2017年1月16日2020年3月31日結婚式, 蝶ネクタイ

朝に行われる結婚式に蝶ネクタイは不適切

まず、蝶ネクタイは朝から始まる結婚式に着用してはいけません。世界基準で見れば、結婚式に蝶ネクタイを着用しても問題ありませんが、日本では蝶ネクタイではなく通常のネクタイを着用することがマナーになっています。そして、夜のパーティの装いとしてのイメージが強いため、朝から始まる結婚式には不適切と考えられています。ただし、夜から始まる結婚式であれば蝶ネクタイを選んでも構いません。

蝶ネクタイはウイングカラーシャツに合わせよう

結婚式で蝶ネクタイを身に着けるのであれば、ネクタイ用のシャツではなく、蝶ネクタイ用のシャツを着用しましょう。蝶ネクタイ用のシャツとは、ウイングカラーシャツのことで、シャツの襟が短いため、襟を立てた時に翼を広げているような形になります。通常のシャツと合わせるのは蝶ネクタイの正しい着こなし方とは言えないので、結婚式というフォーマルな場で身に着ける場合はウイングカラーシャツを選びましょう。

ネクタイと同じ感覚で「蝶ネクタイ」を選んでも良い

蝶ネクタイは、基本的にネクタイと同じ感覚で白もしくはシルバーのもの着用しましょう。これに限っては黒でも問題ありませんが、ウエイターと見分けが付かなくなる恐れがあります。その場合は、ドットやボーダーが入った蝶ネクタイを選ぶと良いでしょう。ただし、ラメの入ったパーティ用の蝶ネクタイは結婚式には相応しくないので注意が必要です。

派手な柄の蝶ネクタイは極力避けよう

結婚式で着用する蝶ネクタイは、ヒョウ柄やゼブラ柄など派手な柄のものは避けましょう。これは通常のネクタイにも同じことが言えます。結婚式の主役は新郎新婦であり、招待客はその二人を引き立てられるような装いで出席することが大切です。また、水玉模様のようなドットの延長にも思えるような柄であっても派手な部類になるので着用に注意しましょう。

結婚式では淡い色の蝶ネクタイを選ぼう

結婚式を華やかな装いで出席するために、淡い色の蝶ネクタイを着用しましょう。ピンクやサックスなどであれば問題ありません。イエローは、明るすぎる場合はパーティの雰囲気が出てしまうので、避けた方が無難でしょう。また、グリーンやレッドなども色の濃さを問わずパーティの雰囲気が出るので、結婚式という場には相応しくありません。

蝶ネクタイであれば汚す心配がない

ネクタイが垂れることで料理に付いてしまい、汚れてしまうことがあります。結婚式に蝶ネクタイを着けていけば、料理を口に運ぶ際に汚してしまう心配もありません。最後まで気持ちよく結婚式を楽しむためにも、蝶ネクタイを選ぶことも考えましょう。ただし、蝶ネクタイに関しては賛否両論あり、場合によってはマナー違反だと思われる可能性もあることを覚えておきましょう。

結婚式で蝶ネクタイを着用する際はウイングカラーシャツと合わせて派手な色を避けるのがマナー

結婚式で蝶ネクタイを着用する際の選び方とマナーについて、ご紹介いたしました。結婚式に蝶ネクタイを着用するのであれば、蝶ネクタイ用のシャツであるウイングカラーシャツを合わせて着用する必要があります。通常のシャツと合わせるのは正しい着こなし方ではありません。結婚式としてフォーマルな場に出席するからこそ、正しく着こなすことが大切です。また、ネクタイと同じような感覚で適切な色と柄を選びましょう。

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