初節句で子どもの為に集まった人への挨拶の仕方
初節句は無事に成長してこられたことをお祝いする大切なイベント
女の子であれば桃の節句、男の子であれば端午の節句といったように、初節句のタイミングで食事会などのお祝いを行うことは多いです。小さな子どもにとって、初節句はとても大切なイベントでしょう。時代は豊かになりましたが、小さな子どもが初節句の年齢まで無事に大きく成長してこられたことをお祝いする大切な場所といえます。
初節句の食事会での挨拶は場面や家族構成などで行う人が変わる
本人と両親をはじめとして、祖父母や親戚、お世話になった人などを集めることが一般的でしょう。挨拶は主に父親が行うことが多いですが、場面や家族構成などの都合で、母親が行ったり、両親ともども挨拶をしたりするようになっています。ビジネスの宴会のような緊張はありませんが、お祝いの席にふさわしいものが求められるでしょう。
初節句の挨拶は「始まり」「乾杯」「締め」の三つある
規模やメンバー、会の構成にもよりますが、初節句の挨拶は主に三つあると言って良いでしょう。ひとつが始まりの挨拶です。この場面では、その日に初節句に来てくれたことへのお礼と、これまで見守ってくれたことへの感謝を伝えます。次に食事がスタートする前の乾杯の挨拶と初節句の絞めの挨拶です。やはりその日の感謝を述べた上で、これからも温かく見守ってほしいというお願いをするのが良いでしょう。
スムーズに行えるよう事前に準備しておこう
ご両親で分担して挨拶をすると、初節句らしいものとなります。事前に準備をして打ち合わせておきましょう。小さな子どもが参加する初節句という行事の都合上、長いスピーチ原稿を作る必要はありませんが、ある程度準備しておくとスムーズですね。
初節句の挨拶の文例をチェックしてみよう
それでは、初節句の挨拶の文例を見てみましょう。子どもの成長の喜びと、今後もよろしくお願いしますという気持ちが伝わる挨拶をすることが大切です。また、お祝いに参加してもらったことへの感謝の気持ちも述べると良いでしょう。
初節句のお礼の挨拶
本日は大変お忙しいなか、〇〇の初節句にお集まりいただきまして、
誠にありがとうございます。
また、たくさんのお祝いを頂戴致しまして、厚くお礼申し上げます。
気付けば、〇〇が生まれてもう〇ヶ月となりました。
皆さまのお陰様で、〇〇もすくすくと元気に成長しております。
まだまだ未熟な親ですが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
ささやかでございますが、食事を用意させて頂きましたので
どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
〇〇が健やかに成長しますと共に、
皆様のますますのご多幸とご健勝を願いまして、乾杯とさせて頂きます。
集まった人が和むような挨拶をすることがポイント
初節句での挨拶の文例を紹介しましたが、あまり固くなる必要はありません。集まった人たちが和むような挨拶をすることがポイントです。完璧を目指すのではなく、心のこもった挨拶をしましょう。お祝いの席ですので、笑顔で挨拶することも大切です。
子どもの初節句の挨拶は文例を参考にして事前に準備しておこう
初節句の挨拶は、子どもの成長を祝うとても大切なものです。自分たちの喜びと子どもの成長、そしてこれまでの感謝をしっかりと伝えた上で、これからの挨拶も同時に行うべきでしょう。簡潔で分かりやすく、まとまった構成も大切です。
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