源泉徴収票の区分が丙欄だったときの申請方法

源泉徴収

会社が出す源泉徴収票には3つの区分がある

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会社がその個人に1年間の間に支払った給料の金額と、その個人の給与から源泉徴収した金額についての金額を記載するのが「源泉徴収票」です。この源泉徴収票には源泉徴収された所得税の金額が記載されていますが、この源泉徴収される金額は源泉徴収税額表というものに記載されている金額にしたがって決定されます。この源泉徴収税額表には月額表と日額表という2つの種類が設けられています。

源泉徴収税額表では「甲欄(こうらん)」、「乙欄(おつらん)」、「丙欄(へいらん)」の3つの区分で計算

源泉徴収税額表では給与を一定の金額ごとにカテゴリー分けします。例えば、日額表の場合であれば「5,500円以上5,600円未満」といった形でカテゴリー分けして、その金額に含まれる給与の場合は税額がいくらになるかというのを「甲欄(こうらん)」、「乙欄(おつらん)」、「丙欄(へいらん)」の区分ごとに計算します。そのため、その源泉徴収対象者が「甲欄」、「乙欄」、「丙欄」のいずれに区分されるかを確認しておく必要があります。

「丙欄(へいらん)」に区分されるのは期間の定められた日雇い労働者

源泉徴収税額表において「丙欄」に区分される人は一般的に日雇い労働者と言われる人たちになります。つまり、「丙欄」という区分は源泉徴収税額表においても日額表にのみ存在する区分になります。具体的に「丙欄」に区分される人の条件は、雇用契約の期間が2か月以内と決められている事であり、「丙欄」の税額が適用される給与の条件は、日々雇用されて支払を受ける給与で継続して支払を受ける2か月以内のものとされています。なお、建設労務者の場合には雇用契約の期間は8か月以内、日雇いの期間が1年以内であることいったように適用される条件が広くなります。

源泉徴収税額表で「丙欄」に区分されると納税額が低く済む

また、この「丙欄」に区分されると、徴収される税額は「甲欄」及び「乙欄」よりも少なくて済む事になります。源泉徴収票を発行する際に、「乙欄」の区分であれば、「乙欄」という項目に○をする事になっています。しかし、源泉徴収票には「丙欄」という項目はありません。「丙欄」に区分される人に源泉徴収票を発行する場合には源泉徴収票にどうやってその旨を記載すればいいのでしょうか?

「丙欄」に区分される人の源泉徴収票は「乙欄」を利用して作成する

「丙欄」に区分されている人に源泉徴収票を発行する場合には、源泉徴収票の「乙欄」の項目を利用する事になります。まず、源泉徴収票の「乙欄」の項目に○をつけて、適用欄に「丙欄適用」といった形で記載しておくというのが一般的な形になります。「丙欄」に区分されている人の源泉徴収票はこのように少し変則的な書き方をする事になります。

自分の区分が「甲欄」なら扶養控除の対象に

また、「甲欄」に区分される人の場合には勤務先に自分が養っている扶養親族の人数の情報等を記載した「給与所得者の扶養控除等申告書」の提出が義務付けられています。この「給与所得者の扶養控除等申告書」はメインの収入を得ている勤務先に対して提出する事とされています。しかし、「丙欄」に区分されている人は、「甲欄」に区分されている人が勤務先に対して提出する必要がある「給与所得者の扶養控除等申告書」の提出は不要とされています。

「丙欄」に区分される人は日雇い労働者であり源泉徴収票の「乙欄」を使って申請する

「丙欄」に分類される人はいわゆる日雇い労働者と言われる人になります。そのため、「丙欄」というカテゴリーは源泉徴収税額表の日額表にのみ存在する項目になります。この「丙欄」に区分される人は源泉徴収票に個別の項目が存在しません。つまり、源泉徴収票の「乙欄」の項目に○を記載し、適用に「丙欄適用」と記載する事になります。少し複雑な仕組みですが、覚えておいて損はありません。

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2016年11月29日ビジネス