乾杯の挨拶を依頼する際のポイント&注意点【シーン別】
宴会等の挨拶や音頭は事前に依頼しておく
宴会等の挨拶や乾杯を行うときには、役職のある人にお願いするのが基本。幹事として挨拶や乾杯を依頼するときには、事前に依頼しておきましょう。
早めに依頼しておくことが重要で、当日に依頼しても相手も困ってしまうことがあります。ですから、事前にお願いするのは最低限のマナーともいえますね。宴会等の日取りや場所が決まった時、報告と一緒に、挨拶や音頭を直接依頼するのが良い依頼の方法です。
乾杯の挨拶や音頭を引き受けて貰ったら、お礼は忘れずに!!
役職の人に挨拶や乾杯を依頼するのが無難な選択ですが、この時にまた、挨拶や乾杯を依頼した人に対し、お礼を忘れないようにしてください。ビジネスシーンで何かお願いした時は、お礼と感謝の気持ちを伝え忘れないようにするのが当然のマナーです。音頭をお願いして引き受けてくれたのなら、お礼を直接述べることが必要です。
乾杯の挨拶の順番を考えよう
会社の宴会等では乾杯や挨拶については、社内の役職の人にお願いすることが多くありますが、宴会での挨拶の順番を悩む人が多いです。職場における役職の関係やどのような順番で乾杯や挨拶をお願いすればよいものなのでしょうか。
相手に失礼のない形で常識に沿って順番をどうすれば良いか、考えていくと簡単なようでわりと難しいものです。開演の挨拶は、無難に幹事や司会者が行うことになります。軽い自己紹介や短めの挨拶で次に移ります。それ以降の挨拶や音頭は誰にお願いすればいいのでしょうか?
はじめの挨拶は上位役職者にお願いするのがマナー
乾杯の挨拶では大まかに考えると、開演の挨拶、はじめの挨拶、乾杯の音頭そして締めの挨拶になります。はじめの挨拶、これがメインの挨拶となるので、役職の1番上位となる人にお願いするのがマナーとなります。
この時に注意したいのが時間配分を必ず伝えておくことが、幹事として腕の見せ所になります。乾杯の音頭については、はじめの挨拶の流れでお願いするのが、スムーズに宴会等を始めていくことができます。
締めの挨拶は、役職の2番目に高い人に締めてもらうのが無難な終わり方です。
同じ役職の人が複数いた時は「年配の方から」or「上司に相談」
同じ役職の人が複数いた場合にはややこしくなります。無難に進めるならば、同じ役職でも1番年配の方に依頼するのが安心できます。
役職の人がどちらも同年代であれば社内の力関係などから判断することができますが、難しい場合には直属の上司に相談するのが良い解決方法になります。
結婚式での乾杯の挨拶を依頼する時は?
結婚式で悩んでしまうのが、主賓や乾杯などの挨拶を誰にお願いするかです。主賓と言われても誰のことか分からないと言われる新郎新婦がいます。
また、乾杯の音頭を取るためにも依頼するために必要なことですが、これらの乾杯や挨拶を依頼するときには失礼のないように依頼したいものです。そのため依頼する時のマナーに注意する必要があります。
準備期間も考慮して、余裕を持って依頼するのがマナー
主賓の挨拶は、結婚式で最も重要な招待客に該当するため、席辞表でも1番上座になる人に依頼することになります。
挨拶の依頼を行うときでも早めに依頼する必要があります。遅くとも2ヶ月前には依頼しておくことで、相手にも準備の時間を確保してもらいます。余裕を持って依頼することが必要です。
乾杯や挨拶を依頼する相手の正式な役職を確認することも重要です。役職を間違えるのは大変失礼なことになるので注意したいものです。
乾杯の挨拶や音頭を依頼する時は、失礼のないよう時間的余裕を持ってお願いしよう
乾杯の挨拶や音頭を依頼する際のポイント&注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
乾杯や挨拶を依頼するときには、依頼する相手を慎重に選ぶことが重要です。乾杯や挨拶の依頼を間違ってしまうことが、後々トラブルの原因にもつながります。乾杯や挨拶の依頼を行う時に、誰にお願いすればよいかわからないときには、周りの人に意見を求めることも重要な行動です。
お願いするべき相手がわからないからといって、適当に依頼する事は大変マナーに欠ける行動なのです。ビジネスマナーをしっかり守りましょう。
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