どの時間帯にかけるのが適切?電話のビジネスマナー
就活生は企業に電話するときに時間帯や言葉遣いを意識している
就活スーツ
キャリアパーク会員の就活生を対象に「企業に電話をする際にタイミングを意識したことがありますか?理由も併せて教えてください。」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 忙しい時間にならないように意識している
- はっきりゆっくり話す。正しい敬語を使う。
- 繋がらないと面倒なので、時間帯を考える。
- ある 忙しい時間や、勤務時間外にならないようにするため
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月22日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「企業に電話をする際にタイミングを意識したことがありますか?理由も併せて教えてください。」
就活生は、企業に電話するときに忙しい時間をさけたり、言葉つがいに注意したりしていることがわかりました。「はっきりゆっくり話す。正しい敬語を使う」「忙しい時間や、勤務時間外にならないようにする」などの回答から、企業側のことを配慮して電話できていることがわかります。では、実際に何時くらいに電話するのがいいのでしょうか?本記事では、企業へ電話する時のマナー、適切な時間帯を紹介します。
朝一の電話は緊急時以外を除いてはマナー違反
電話の時間帯におけるビジネスマナーとしてまず最初に紹介することは、朝一の時間帯は、まず間違いなくどんな会社でもNGとされるということです。よほど緊急であれば話は別ですが、そのタイミングでごくごく普通の電話をかけてしまった日には、「なんてビジネスマナーのなっていない方なのだろう」と思われてしまうことでしょう。
終業間際の電話もマナー違反となるので注意
そうならないために始業時間30分以内の時間帯には電話をかけないようにしましょう。それがマナーです。またそれは終業間際にも言えることで、朝一の時間帯だけではなく、夜の時間帯でも、終業間際就業直後に電話をかけたりするのはマナー違反ですので避けるようにしていってください。
朝の電話は始業1時間を経過してからかけるべき
では朝はどのくらいのタイミングで電話をかけるのが、マナー違反にならないのかと言いますと、それは、「始業開始から1時間程度経過してから」になります。そのくらい経過すれば相手の業務もある程度落ち着いてくるでしょうし、電話をかけてもマナー違反ではないとされています。
朝でも業務形態に応じて電話をかけるタイミングを変える
朝9時始業の会社であれば、朝10時ごろから。朝10時始業の会社であれば朝11時頃から電話をかけるようにしていってください。ただそうする際にも、あまり長く時間を頂くのはビジネスマナーとして失礼になるので、なるべく早く用件を済ませるようにしましょう。朝は頭が良くまわり、仕事が進みやすい時間帯ですので、電話も早く済ませるというのが暗黙のマナー的にあるのです。間違ってもダラダラ粘らないようにしてください。
お昼の直前・直後にかけるのもマナー違反になるので注意
朝は始業開始から一時間程度してからかければマナー違反にならないと説明しましたが、朝の時間帯にはもう一つマナー違反になる時間帯があります。それが、お昼の休憩時間の前です。だいたいのところで12時から休憩ですので、12時の30分くらい前からは電話をかけるのはマナー違反となります。また、それはお昼直後も同じことですので、11時半ごろから13時半ごろまでは電話はしないのがマナーとなります。
相手の忙しくない・迷惑にならない時間帯を想像するべき
朝は始業開始一時間後ならマナー違反にならないと思ってひたすらに電話をかけて、気が付いたら12時直前になっていたとなったら、朝の電話における時間帯マナーを違反することとなってしまいますので、注意してください。相手の忙しくない時間帯・迷惑にならない時間帯を想像しながら電話をするようにしていきましょう。
朝かける電話は始業1時間後がベストで業務開始直後やお昼前後はマナー違反
本ページでは、朝に電話をかける際のマナーについて解説してきました。電話の時間帯におけるビジネスマナーとしては、以上の通りになります。電話は、顔が見えない分そうした時間帯のマナーひとつで印象が大きく変わってしまいます。電話では印象を取り戻すことも難しいですし、これらのマナーをしっかり守って、電話の印象を悪くしないようにしていきましょう。
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