確定拠出年金の仕訳と受給について

2016年12月9日2020年3月31日確定拠出年金

まずは年金の受給制度について理解しておこう

確定拠出年金の仕訳の前に、まずは年金受給の基本を確認しておきましょう。社員等で働いている人は「厚生年金」、ご家族の扶養に入っている人であれば「国民年金」、年金の支払は国民の義務となっています。自分が受給する時までは、住民税や所得税などの税金同様に半自動的に国から税金としてお金を徴収されていると言う認識が大半ではないかと思います。

厚生年金や私的年金という分け方があるのも覚えておこう

確定拠出年金の仕訳の前に年金受給の基本をお話しましたが、「年金」には「公的年金」と「私的年金」と言う分け方があると言うのはご存じでしょうか。おそらく殆どの方は年金に「厚生年金」「国民年金」以外の年金が存在している事をあまりご存じ無いのではないでしょうか。公的年金は国が行う年金で、私的年金は企業などが任意で加入する年金のことです。こういった年金制度についても、年金受給の為に理解しておきましょう。

確定拠出年金は老後を守れるタイプの年金制度

次に、確定拠出年金の仕訳の前に確定拠出年金についてもお話します。「最近耳にする年金受給にまつわるニュースは、膨大な年金情報の漏洩、年金受給可能となる年齢の引き上げなど様々です。確定拠出年金とはそう言う状況を打破する為に、新たに生まれた自分で選択して自分の老後を守れるタイプの年金受給制度です。そのメリットとしては、自分で自分の計画を立てられる事や、状況に応じて税金支払時に優遇される場合があります。

確定拠出年金は個人型と企業型の二つがあることを覚えておこう

確定拠出年金の仕訳の前に確定拠出年金についてお話しましたが、確定拠出年金は掛け金を積み立てる、いわば投資信託のようなものです。個人型や企業型の二つがあり、個人型は個人が掛け金を、企業型は会社が掛け金を支払って、そのお金が運用されるという仕組みです。その運用されたお金を年金として受給できる制度です。

国民年金に確定拠出年金をプラスして安心した老後を過ごそう

確定拠出年金の仕訳とは確定拠出年金については、安定した投資等と同様に将来の自分への個別の積み立て金の様なものと言うのが理解して頂けたのではないかと思います。自分の厚生年金もしくは国民年金にプラスして、必要な分の受給が出来るとなれば大分老後への漠然として不安感も和らぐのではないでしょうか。ただし、確定拠出年金自体一般への浸透度はと言うとまだまだです。

確定拠出年金の仕訳は税理士や会計士に任せよう

そして確定拠出年金の掛け金の支払方法や掛け金の仕訳方法は、となると、さっと聞いても正直素人がすぐにすんなりと理解出来る内容ではないと思います。出来れば身近な税理士や会計士に説明を仰ぎ、概要だけでもきちんと理解しておいた方が良いでしょう。一応参考例としてこのように仕訳されるようです。

【参考例】

給与500,000円で確定拠出年金が51,000円の場合

給与：449,000円　　　　　/預り金（確定給付費用）51,000円

退職給付費用：51,000円　/厚生年金：●●●

/健康保険：●●●

/所得税：●●●

/住民税：●●●

また区や市で開かれるセミナーなどがあればチェックして足を運んでみるのも良いでしょう。確定拠出年金の仕訳についても、年金受給の為に理解しておきましょう。

安定した年金受給の為に国民年金に確定拠出年金をプラスして仕訳は税理士に相談しよう

いざ年金受給する側になった時、ぼやっと普通の年金だけを支払って来た人と家族や自分の為に少しでも学んで有意義に暮らそうと言う人では大分差が付きます。もちろん今の生活が厳しい人はそれ以上難しいでしょうが確定拠出年金の仕訳については必ず学んでおくべきです。確定拠出年金の仕訳は面倒くさい等と投げ出さず頑張りましょう。

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