新入社員の配属先の決め方と気になる通知時期
「優秀な人材だから配属は本社勤務」は間違った認識?
新入社員において、優秀な人材だからこそ本社に配属して丁寧に育てていくといったイメージを持っている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、優秀=本社勤務だとしたら、地方勤務は優秀ではない、ということになってしまうのでしょうか?
優秀な新入社員の配属はやはり本社勤務といった考え方
本社はその会社の中枢機能を持った場所です。そのため、やはり新入社員で優秀な人材は本社勤務として配属したいと考える会社はあります。
特に、職種にもよるところがあり、経理や総務の配属は本社勤務が憧れのようです。
優秀な新入社員だからこそ即戦力として地方勤務へ配属する考え方
地方に多く営業所を構える企業等は、優秀な人材は本社勤務ではなく即戦力で地方勤務へ配属し、地方の現場で学び、活躍してもらうといった考え方もあるようです。
特に中小企業は、新入社員であろうとどんどん仕事を任せる傾向にあるようで、本社よりも地方勤務で経験を積ませるといった意向があります。
本社勤務か地方勤務か、新入社員の配属先はどのように決定される?
前述の通り、新入社員で優秀な人材に対しては本社勤務も地方勤務も有り得ることはわかってもらえたかと思います。それでは実際に、どのようにして本社勤務と地方勤務の配属を決定しているのでしょうか。みていきましょう。
新入社員の勤務先の配属は、本社か地方か自分から希望すれば通る
多くの企業では、まず内定した時点で本社か地方かの配属先の希望を聞かれるかと思います。新入社員の場合、配属はその希望が叶う確率が非常に高いといったデータがあります。
希望が通らないのは2割程度といった状態です。
そのため、本社勤務であっても、地方勤務であっても、優秀な人材か否かに関係なく言ったもん勝ちといった要素が強いようですね。
配属先の決め方で優先順位が高いのは「人員不足の部署」
ただ、地方であっても本社であっても配属において新入社員の希望が100%叶うものではありません。その大きな要因としては、人員不足の部署を優先させるといった点があります。
それは当然といえば当然ですよね。
それを考えれば、優秀な人材が地方勤務となるのも頷けます。
新入社員の配属が決定、通知される時期はいつ?
新入社員が入社する前から地方か本社かの配属先を伝えている企業もあれば、入社後一通りの研修を終えてから配属を伝える会社もあるでしょう。では、新入社員の配属が正式に決まるのはいつなのでしょうか。
入社前には地方か本社の配属は決まっているものなのでしょうか。
多くの企業は3~4月前半に配属先を決定している
半数以上の企業が、3~4月前半には新入社員の配属先を決定しているようです。また、半数程度が2月にはほぼ配属を決めている状態のようで、つまり、入社前もしくは入社時にはすでに地方か本社かの配属を決めているといっていいでしょう。
ただ、5~7月に新入社員の配属を決定している会社も少なくないようで、ある程度研修を終え、適性を見てから決めるのでしょうね。
配属の通知がでるのは、入社式当日か研修後が多い
新入社員の配属は3~4月に決まりますが、その通知が本人に通知されるのは入社式当日か研修後が多いようです。
入社前に通知するところもありますが、そのほど多くはないようです。
東京に住んでいるのに地方勤務になった場合は引っ越しが少し大変ですね。
新入社員の配属において本社勤務・地方勤務で優秀な人材か否かは測っていない
優秀な新入社員は本社勤務なのか、地方勤務なのか、様々な意見がありますが、仮に本社ではなく地方勤務だからといって気を落とす必要はありません。期待と成長を込めての配属、という可能性もあるわけです。
まずは「社会勉強だ!」と考え、与えられた環境で頑張ってみるのもいいのかもしれません。本社でも地方でも、会社が新入社員に期待しているのは成長です。
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