宴会に重要な式次第の作り方とスムーズな司会進行のコツ

2016年11月29日幹事, 式次第

司会進行は式次第を作成するとスムーズに進む

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宴会の幹事として、式次第を用いた進行のポイントをいくつか説明しておきます。冒頭の「開会の辞」と最後の「閉会の辞」は幹事が述べるのが一般的です。幹事とは別に司会役を置く場合は、宴会の進行役である司会者が述べることになります。

また、余興やゲーム、表彰のあとに再び飲食・歓談の時間を設けることなく、その流れで手締め、閉会という形をとることも少なくありません。ではまず式次第の作り方を見ていきましょう。書き方を参考にしてみてください。

式次第を用いた進行の流れ

忘年会や新年会など、宴会の基本的な進行である式次第の作り方について紹介します。式次第とは、宴会の進行プログラムのようなものです。

1.開会の辞

2.挨拶

3.乾杯

4.飲食・歓談

5.余興、ゲーム、表彰など

6.飲食・歓談

7.手締め

8.閉会の辞

主に上記の8つの内容で進行します。必要な要素をすべて盛り込んだ式次第にしましょう。式次第の作り方として、これらの要素を入れるのが基本中の基本です。書き方の基になるので、ぜひ活用してください。

忘年会・新年会などの宴会で使える式次第のテンプレート

(1) 当日の出欠確認

幹事は誰よりも先に送別会会場に赴き、お店のスタッフに「本日はよろしくお願いします」と声をかけましょう。この時「司会をしているのは誰か?」を加えましょう

(2) 開会

幹事はもし主役がいるなら、簡単に説明します。

(3) 挨拶

挨拶は幹事ではなく主役直属の上司・最年長者・お世話になった方が望ましいですね。もし他の役員の方々も祝辞を行う際は、1人ずつ紹介しましょう

(4) 乾杯の音頭

幹事が基本行う。もし自身が無ければ乾杯の音頭が上手い方に任せても良いでしょう。また幹事は基本、先輩社員・上司・主役のお酌に回る。もし「必要無いと言われれば特に行う必要はありません。

(5) 余興、ゲーム、表彰など

乾杯の音頭をしてから30分~1時間以内に行う。

(6) 飲食・歓談

(7) 三三七拍子・万歳三唱

(8) 閉会

閉会後の2次会を用意している場合は幹事も参加。また、お店を出る前に、お世話になったスタッフへお礼を言いましょう。

以上が式次第の作り方テンプレートです。参考にしてみてください。

司会進行は式次第を活用して宴会を自然にすすめよう

忘年会や新年会などでは余興やゲームを楽しんだあとに、再び飲食・歓談をの時間を設けます。そのあとで表彰、手締めという進行になることもあります。「手締め」は行わず、幹事(司会者)の閉会の辞だけで終了するケースもあります。

大事なのは、自然な流れにすることです。基本的な進行を決めた上で、あとは当日の宴会の雰囲気を見ながら微調整するのがベストです。式次第の作り方を参考に、スムーズな宴会にしましょう。

司会進行は宴会の「人選」にこだわる

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幹事が忘年会や新年会などの宴会の進行を考える際、もっとも重視すべきポイントは「人選」です。上記の式次第のうちの、冒頭の「挨拶」と「乾杯」、最後の「手締め」を誰に頼むか、これは必ず事前に決めて、当人に依頼しておく必要があります。

一般的な人選としては最初の「挨拶」を、宴会出席者のうちの最上位者、「乾杯の発声(音頭)」を次の位の人、最後の「手締め」を3番目の人、もしくは最年長者ということになります。

部内の忘年会や新年会などの宴会で、担当重役も出席するケースを説明しましょう。その場合は、最上位者である担当重役が冒頭の「挨拶」、部長が「乾杯」の発声、そして、最後の「手締め」は次長や最年長のメンバーが行うのが一般的です。

宴会でのビンゴ大会は、司会進行のアシスタントを決めておこう

もう1つ、忘年会や新年会などの宴会の前に幹事が考えておくべき人選があります。それは、ゲームやビンゴなどの抽選を行う際のアシスタント。

ビンゴ大会などでは景品を並べたり、渡したりする必要も出てきますから、幹事一人で行うのは困難であり、会の進行に支障が出かねません。宴会をスムーズに進行するためには、事前にそうした人選も考え、依頼しておく必要があるのです。

司会進行は宴会を任された幹事として、綺麗に終わらせよう

宴会の幹事が、進行の上で強く意識すべきなのは「きれいな閉会」です。どんな会でもそうですが、特に一年の最後を締めくくる忘年会では、後味の良い閉会を心掛ける必要があると言っていいでしょう。

具体的に押さえておきたいポイントは2つあります。1つは「手締めのスタイル」。忘年会の最後を手締めでしめくくるケースが多いはず。その際、どういう形の手締めにするのかを、幹事は押さえておかなくてはなりません。

宴会の締め方は「一本締め・三本締め・一丁締め」

一般的なのは「一本締め」と「三本締め」ですが、最近は「一丁締め」も増えてきました。「ヨー、パパパン、パパパン、パパパン」で締めるのが「一本締め」、これを3回繰り返すのが「三本締め」、そして「ヨー、パン」と、手を一度だけ打つのが「一丁締め」です。

一本締めと一丁締めを、混同する人が少なくありません。事前に手締めの音頭をとる人と確認しておくようにしましょう。

宴会の後は司会進行が2次会の案内を行う

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もう1つは、2次会の案内です。忘年会や新年会などの宴会では、幹事が2次会をセッティングすることも多いはず。その場合、閉会の辞の際に、二次会の案内をするのも、幹事や司会進行の大切な役目であり、欠かせない進行の1つと言っていいでしょう。

また、基本的な進行のパターンを紹介しましたが、大切なのは「慣例」です。「この部署ではいつもこうしている」という慣例があるはずです。司会進行は、必ず事前に上司や先輩に相談し、アドバイスを求めるようにしましょう。

宴会の司会進行は式次第の作り方を参考にスムーズにすすめよう!

忘年会や新年会などの宴会で使える式次第の作り方と、スムーズに司会進行する方法を紹介しました。司会にとっての宴会の進行の成否は、事前の準備に左右されると言ってもいいでしょう。

司会進行経験のない方のために、宴会の基本的な進行と注意点をお話ししてきました。今回紹介した式次第の書き方を参考に、初めてでも宴会をスムーズにすすめましょう。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK