税務署へ異動届書を提出する際の注意点と記入例を使うメリット

2016年11月29日異動届出書, 税務署

会社の所在地や社名等に変更があったら異動届出書を提出

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「異動」というと、個人の所属部署の変更というイメージがある人も多いことでしょう。しかし、会社の重要事項に変更があった時にも、「異動」という言葉を使います。

開業した後で、本店の所在地が変わった、会社名自体が変更された、代表者が替わったというような場合、そのことを届け出る必要があります。その届け出の書類が異動届出書です。

異動届出書は税務署と自治体に提出しよう

異動届出書の提出先は2通りあります。税務署と自治体です。自治体としては、都道府県税事務所、市町村があります。つまり、本店の所在地や会社名、代表者などに変更があった場合、税務署と都道府県税事務所と市町村の3箇所に異動届出書という書類を提出することになっています。

「代表者の住所」「氏名」「異動理由」の3つが必要記入事項

異動届出書が必要になるケースでは、だいたい異動事項が3項目以内に収まるため、用意されているものでは、記入が同時に3つまでできるようになっています。例えば、代表者が替わった場合は、代表者の住所、氏名、および異動理由を記入することになります。この3項目が同時に記入できるようになっています。

「給与支払事務所の移転届出書」を作成が必要なケースも…

代表者が替わった場合以上に注意を要するのが、会社名や会社の所在地が変わった時です。会社名や所在地が変わった場合、税務署に「給与支払事務所の移転届出書」を、提出する必要があります。

所在地が変われば、管轄税務署が変わることもあるでしょう。管轄税務署が変わる場合は、変更前後の税務署名を記入する必要があります。そのため、異動届出書を提出する際には、必ず税務署に提出するわけです。

異動届出書の記入例を参考にすれば簡単に作成できる

会社の重要事項に変更があった時に提出する異動届出書。重要な書類だけに行政書士のような専門家に扱いを委ねることもありますが、外部委託すると、手数料が掛かります。異動届出書の記入例を見ながら作成すれば、事務処理自体は、それほど煩雑ではありません。

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異動届出書の記入例を参考にして簡単に作成できるサービスがある

異動届出書は、会社設立時に提出する書類同様、きわめて重要な書類です。そのため、行政書士に扱いを委ねることもあるようです。しかし、今では記入例まで用意して必要な書類が簡単に作成できるサービスを提供しているサイトもあります。記入例があれば、簡単に作成できます。

異動届出書のデータを簡単にインストールできるサイトもおすすめ

現在、異動届出書一式を一気に作成できるようにしたデータを簡単にインストールできるサイトもあります。関数や数式が入っており、マクロ機能を使っていないものがあります。そのまま使える優れものです。入力シートの記入欄の近くに説明文が書き込んであり、記入例まで載せてあるものがあります。エクセルを使って、簡単に異動届出書が作成できます。

異動届出書は提出用と控え用に2枚ずつ印刷する

記入例を見ながらエクセルで作成したら、紙に打ち出します。打ち出した異動届出書は、内容に誤りがないか、しっかりと確認しましょう。内容に問題が無ければ、税務署、都道府県税事務所、給与支払事務所、市町村のシートをそれぞれ2枚ずつプリントアウトします。

2枚ずつというのは、提出用の他に控えも必要だからです。代表者印を押し、控えには控と書いて、いったん2枚とも提出します。後日、控えが戻ってきます。

税務署に異動届出書を提出する際、記入例を使えば簡単に作成できるメリットがある!

異動届出書は、社名や会社の所在地、代表者などに変更があった時に提出しなくてはならない重要な書類です。重要な書類のため、行政書士に扱いを委ねることもありますが、最近では、記入例付きでエクセルで作成できるようなサービスを提供するサイトも出てきました。記入例を見ながら作業を進めれば、異動届出書の用意も簡単にできて作成できます。

記入例を見ながら作成して、税務署、都道府県税事務所、給与支払事務所、市町村のシートをそれぞれ2枚ずつ作成して、いったん2枚とも提出すれば、作業完了です。記入例を使って作成してみましょう。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK