退職する時に挨拶する相手の順番について
挨拶する時の大前提は相手の邪魔をしないこと
社内で退職の挨拶をする順番に、明確なルールはありません。けれど忘れてはならないことは、退職するあなたと違い、他の人は普段通り働いているということ。あなたは引き継ぎ作業も終わって後は挨拶廻りをするだけでも、他の人はいつも通り忙しいかもしれません。
順番よりも重要なのは相手の状況を見極めること
ですから、相手の仕事の状況を見定めて、少し手の空いた時間を頂いて挨拶することが大切です。あなたは退職して社を去ってしまうのですから、最後まで周りの人達を気遣うようにしましょう。ですので、必ずこれからご紹介する順番通りに挨拶しなければいけないというわけではありません。
挨拶の順番の最初に来るのはもちろん上司
当り前のことですが、退職の挨拶は先に上司から行うようにしましょう。先に同僚へ挨拶をしてそのまま話が盛り上がり、上司に挨拶するタイミングを逃してしまったという最悪の状況だけでは避けるようにして下さい。
目上の相手なので挨拶の際は一層の配慮を
勤務中も、上司のお時間を頂く時は「すみません」と声をかけたと思います。今挨拶のお時間を頂けるかどうかしっかりと判断しましょう。絶対に退職の挨拶をしたい上司の予定は、前もって聞いておき、順番にこだわらず、確実にお会いできるようにするのが良いでしょう。退職に際して謝意の機会を逃さないことは、順番よりも大事です。
挨拶の順番は他部署が先で所属部署は後がオススメ
一度退職の挨拶をしたのにその後も顔を合わせると、気恥ずかしい感じがしますよね。まずは他部署の、お世話になった方々に挨拶に行ってはいかがでしょうか。先に自分の上司には簡単に挨拶をして、その時に、今から他部署に挨拶廻りをする旨を伝えておきましょう。他部署の予定が合わないかもしれない時は、前もって連絡しておくのもよいでしょう。
最後は所属部署へ退職のご挨拶
一番お世話になったのはもちろん所属部署の方々でしょう。先に他部署への挨拶という順番にしたので、最後の所属部署ではゆっくり時間をかけて挨拶することができると思います。あなたが退職することで部署の方々は忙しくなるかもしれません。しっかりと気持ちが伝わるように挨拶をしましょう。
退職の挨拶の順番は相手の邪魔をしない前提を守り上司を先に
最初に書いたように、挨拶の順番に絶対のルールはありません。退職の挨拶に限らず、一番大事なのは相手に気持ちを伝えること、そのためには相手の邪魔をしないこと。気持ちの良い退職にするために、順番にこだわり過ぎず、相手の事情を考えた挨拶廻りをしましょう。
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