生意気な部下に共通する特徴と有効な対処法3つ
生意気な部下の特徴とは?
新しい部下ができたけど、その部下が生意気で手をこまねいているという方もいますよね。しかし、あなたが生意気だと思っている部下は本当にそうなのでしょうか?
ここではまず、生意気な部下とはどんな人物を指すのか特徴を見ていきましょう。
生意気な部下の特徴①:他人をなめている
生意気な部下は上司や先輩の注意や指導を無視したり、反論したりすることが多いです。
そして、生意気な部下は「他人をなめている」という特徴があるので、コミュニケーションの取り方など、対策を間違うと、付け上がって、ますます生意気な部下になるのです。
生意気な部下の特徴②:自分のいう事を聞かない
部下を持つ上司の立場からすると、生意気な部下とは、自分のいう事を聞かないというのが最大の問題点と言えるでしょう。業務を進めていく上で、指示した業務を行わない、プロジェクトの進捗状況を聞いても答えない、となっては仕事が捗るはずもありません。
では、そんな生意気な部下をもったらどうすればいいのでしょうか。適切なコミュニケーションの取り方として生意気な部下の扱い方を見ていきましょう。
生意気な部下とのコミュニケーションの取り方とは?
生意気な部下であろうと、部下の教育は上司の役目です。業務を円滑に進めるためにも、生意気な部下に成長してもらわなければいけません。生意気な部下を成長させるコミュニケーションの取り方を見ていきましょう。
生意気な部下とのコミュニケーションの取り方①:改善があったら褒める
誰であれ、叱られるより褒められる方が嬉しいものです。生意気な部下とのコミュニケーションでも褒める事は重要です。
もちろん、何に対しても褒めては生意気な部下の成長を促すコミュニケーションとは言えません。だからと言って、ほとんど褒めないとなると意味をなしません。生意気な部下に少しでも改善がみられた時に、しっかりと褒めてコミュニケーションを取りましょう。
また、褒めるコミュニケーションをとるのが難しければ、「こうすればもっと良くなる」といった前向きな内容でコミュニケーションを取るようにしましょう。
生意気な部下とのコミュニケーションの取り方②:生意気だと自覚している場合は叱る
生意気な部下の中には、自分が生意気だと自覚している部下もいます。そういった部下であれば、例え苦手であってもひるむことなく強い態度で叱りましょう。
故意に失礼な態度を取る部下は、しっかりと指導しないと、他の部下にも悪い影響が出てしまいます。
ただ、叱るのも生意気な部下によくなってほしいという思いを込めたコミュニケーションの取り方のひとつであり、感情に任せた「怒る」ではありません。怒ってしまうと、それ以降円滑なコミュニケーションをとるのが難しくなり、生意気な部下を改善させるのが更に難しくなってしまいます。
生意気な部下とのコミュニケーションの取り方③:仕事で痛い目に合わせる
生意気な部下は他人をなめているという特徴があります。つまり自分は能力が高く、他人より秀でていると感じているわけです。
それであれば、実際に仕事で痛い目に合って、現実を突きつけるのも生意気な部下を改心させるには良い方法です。ただし、仕事の重要度が軽すぎると、失敗しても生意気な部下にはあまり響きません。
会社にとってあまり不利益を被らない程度に重要な仕事を生意気な部下に任せ、自分の方法では通用しないと分からせるのです。その際はあまりコミュニケーションを控えて、フォローしないようにしましょう。
部下が生意気なのが自分に対してだけの場合は?
他の上司や先輩の前では生意気でないのに、自分に対してだけ生意気な部下がいて、何故自分だけと感じるケースもあるようです。もちろん社会人として、人によって態度を変えるのはいけない事です。
このケースであれば、生意気な部下だけでなく、そんな態度をされる自分にもコミュニケーションや仕事への取組みなど何か問題があるのかもしれません。
上司の自分への部下の満足度と信用度を高めよう
自分がこれまでついた上司全員が素晴らしい人物だったという幸せな人は、滅多にいないとい思います。信用できない上司の部下になってしまったり、他部署の上司がヒドイなんて噂を小耳にはさんだ事もあるでしょう。
生意気な部下というのは、そういう上司にあたった時に、その態度を顕著にします。生意気な部下であっても、相手を良く知るためにしっかりコミュニケーションして、部下の満足度と信頼度を高めていけば、生意気な部下ではなくなっていくはずです。
生意気な部下にはコミュニケーションをとって上司の自分への信用度を高めよう!
生意気な部下の特徴と正しいコミュニケーションの方法を見てきましたがいかがでしたでしょうか。
生意気な部下だと、余計にコミュニケーションを取りにくいと思うかもしれませんが、そこで逃げてしまっては解決しません。生意気な部下に対してもその場に合った適切なコミュニケーションをはかり、指導していくのが重要です。
生意気な部下とのコミュニケーションを円滑にできたなら、自分の上司としてのスキルも上がっていると見ていいでしょう。
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