ビジネス実務マナーと秘書検定の決定的な違いと選び方

2017年1月16日ビジネス実務マナー, 秘書検定

ビジネス実務マナー検定と秘書検定はどちらも人柄を見る

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ビジネス実務マナー検定と秘書検定の違いを見ていきましょう。このビジネス実務マナー検定と秘書検定は、どちらも公益財団法人である実務技能検定協会が、行っている試験です。試験に合格すれば資格を取得できますが、両者にはそれぞれ協会が設定した「求められる要素」に違いがあります。ただ、「人柄を見る」という部分においては、ビジネス実務マナー検定と秘書検定の共通点と言えるでしょう。では、まずは違いを知るために、両者の詳しい内容を見ていきます。

ビジネス実務マナー検定:社会の基本ルールに関する試験

社会人として年数を重ねると、自身の行っている行動が正しいかどうかの判断が付きづらくなります。このような時にビジネス実務マナー検定を受ければ、自身の基準を正せるのです。

秘書検定:サポート業務における作法やマナーの試験

では、秘書検定について見ていきます。秘書検定は、名前の通り「秘書」ですので、対象となる人間が存在します。その対象は役職付である人間がほとんどですが、秘書は、その人を中心としたサポート業務を行うのが目的です。サポート業務には話し言葉や礼儀作法、話し相手へのマナーなどが身についているのかどうかが問われ、ビジネス社会において一定基準に達しているかどうかが評価されます。そういった点を身に付けるために、秘書検定があるのです。

ビジネス実務マナー検定と秘書検定の違いは「対象」

上記から見て分かるビジネス実務マナー検定と秘書検定の違いは「対象」です。ビジネス実務マナー検定は、ビジネスにおいて関わる全ての人間が、対象範囲となります。性質としては自己基準でのマナーが対象となる部分が、秘書検定との違いと言えるでしょう。秘書検定の対象範囲は、秘書として付く人間が関わる相手であり、その相手に対してのマナーを問われます。このそれぞれの対象が、ビジネス実務マナー検定と秘書検定における大きな違いだといるのです。

秘書検定の方がマナー以外の面も強く求められる

ビジネス実務マナー検定では、所作や話し方などのマナー面が問われます。しかし、秘書検定は少し違い、その限りではありません。もちろん話し方などのマナー面は問われるのですが、それに加えて書類のファイリングや役職付の人間が行うであろう経済などの、専門用語の理解についても求められるのです。秘書としての、より専門的な能力が問われるのも、ビジネス実務マナー検定との違いと言えるでしょう。

それぞれの違いを元に環境にあった検定を取得すると良い

似ているようで違いのあるビジネス実務マナー検定と秘書検定ですが、どちらを取得するべきかは、自身の所属部署や希望職種によって選ぶと良いでしょう。営業や販売など幅広い対人関係を求められる場合には、ビジネス実務マナー検定を選んでください。総務部署や社長室付など専門性の高い職種の場合には、秘書検定が有効となります。しっかりと違いを考えて、環境にあったものを選ぶのが大切です。

ビジネス実務マナーと秘書検定の違いはその対象であり環境と合わせて考えてから選ぼう

以上、ビジネス実務マナーと秘書検定の決定的な違いと選び方をご紹介しました。上記の様に、資格の中には内容が似ており違いのよく分からないものが、多数存在します。ですので、そういった場合にはしっかりと内容の違いを把握し、試験が求めている要素を見極めると良いでしょう。また、自身のマナーに自信がある場合でも、試験を受けることで間違えに気付くなど、新たな発見が得られるでしょう。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK