フリーターの厳しい平均月収と収入UPの方法
フリーターの平均月収・年収の現状とは?
みなさんは現在のフリーターの平均月収・平均年収がいくらくらいなのかご存知ですか?独自調べによると、フリーターの平均年収は約150万円と言われています。ですので、平均月収で考えると約12万5000円となります。
フリーターの労働時間の平均は月に120時間程度と言われているため、平均的には週5日勤務、1日6時間労働であると考えられます。フリーターのほとんどは時給制ですが、企業によっては日給制をとっているところもあります。時給が1,000円だとしても、月に120時間働いて月収は12万円です。まずはこのような現状だというのを把握しておきましょう。
フリーターと正社員の平均年収は約3倍の差がある
新卒で入社した正社員の初任給の平均は19万8,000円となっているため、フリーターの平均月収約12万5,000円と比較すると正社員には約7万円もの差があるのです。しかし、これも入社1年目の正社員との差です。
年数を増すごとにその差は開きます。独自調べの統計によると、正社員の平均年収は442万円。平均月収では37万円となります。以上のような話から、正社員の平均年収はフリーターの平均年収の約3倍となっています。
収入アップの方法①:労働時間を増やす
時給制で月収が決まる場合が多いため、フリーターが収入をアップさせるには、労働時間を増やすのが最も早い解決法だと言えます。例えば時給1,000円のフリーターが月収15万円を稼ぐためには、労働時間を150時間にする必要があります。1ヶ月を4週間として週5日勤務と考えた場合に、1日あたり7.5時間の労働で15万円に達します。
しかし、平均月収が15万円だとしてもそこから所得税や住民税を払わなくてはいけないため、一人暮らしをしているフリーターの方は生活していくのに精一杯です。手取りで15万円をもらうためには、18万円程度は稼がなければなりません。とすると、月の労働時間は180時間となるので、1日の平均労働時間は9時間程度となります。
フリーターは労働単価を上げて負担を少なくする
フリーターの場合、労働時間を増やせば増やすほど月収に反映されます。しかし、労働時間を増やすとなると、当然自由な時間は減ります。また、体力的にも年を重ねるごとに厳しくなるかもしれません。今一度フリーターでいる意味を考える必要があるかもしれませんね。なるべく高時給の業務に移るようにすることで労働単価をアップさせ、負担の少ないまま収入を増やすことができます。
収入アップの方法②:資格取得でスキルを上げる
もっと収入をアップさせたいなら、資格の取得が有効な方法です。同じフリーターであっても職種や業種はさまざまです。事務系で強い日商簿記やMOS(エクセルやワード等Microsoft Office製品のスキル)、接客業で役立つ接客サービスマナー検定、秘書検定、大型運転免許など、職場別にスキルアップが考えられます。
貴重な時間を無駄にせず一回で合格しよう
すぐに平均月収・平均収入のアップに繋がるわけではありませんが、雇用形態の変更や転職を考えているフリーターの方には強い味方です。当然スキルがあれば平均月収アップについての相談もできるでしょう。職場によってはすぐに時給アップが見込めるかもしれません。そういった優遇措置について一度上司に聞いてみましょう。
時間に融通が利くフリーターだからこそ、自由時間を有効活用して資格勉強にあててみてください。平均月収が高い国家資格に挑戦してみるのもおすすめです。計画を立てて、一冊の参考書を最低三回は解いてください。参考書が必要か、講習に参加しなければならないのかは、資格によって変わります。
フリーターの平均月収は約12万円!収入を上げるには労働時間・単価を上げる
独自調べのデータをもとにフリーターの平均月収・平均年収の現状と、平均月収をアップさせるための方法について紹介してきましたがいかがでしたか?まずは、フリーターの平均月収・平均年収の現状を把握して自分が将来どのような道を歩むべきなのかをきちんと考えてみてください。今もし高時給の派遣で働いていたとしても、老後保障に欠ける状況になってしまう可能性があります。
そして平均月収・平均年収をアップさせるために、「労働時間を増やす」「資格取得などでスキルアップをして労働単価を上げる」のが大切です。今一度人生を見つめ直し、平均月収・平均年収といった収入を増やすためのプランニングをしましょう。
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