復職後に「疲れた」と感じる原因3つと対処法

2016年11月29日2020年3月31日復職

復職後に疲れを感じる原因①：人間関係

長期休暇を取得している間に、人事異動によって同僚の数が変わっている場合には、復職前には知っている人物がほとんどいない事も多いでしょう。そうなれば、新たに人間関係を築く必要があります。しかし、復職して疲れたと感じた際には、無理に人間関係を充実させないほうがいいかもしれません。

対処法：同僚が冷たいと感じるのは”思い込み”と考えよう

復職してから同僚の態度を冷たく感じる場合は、自分の思い込みである可能性があります。同僚としても、下手にコミュニケーションを計ってうつ病を再発させてしまえば、自分に責任が重くのしかかります。その配慮から、冷たいと感じられてしまう対応をしてしまう場合があります。同僚の心中を察して行動しましょう。深く考えていると、それだけで疲れたと感じてしまいます。

復職後に疲れを感じる原因②：仕事の量

うつ病によって長期休暇を取得しており、その後に復職した場合には、限定された範囲で仕事を数ヶ月間こなす事になります。早く、本来の仕事に戻りたい一心で頑張りすぎて、復職に疲れてしまう場合があります。大きなブランクがある場合には、無理な行動で本来の何倍も疲れたと感じる原因になるので注意しましょう。

対処法：疲れたと感じない量の仕事をこなそう

リハビリを兼ねた仕事量になるので、慣れてくれば次第に暇な時間が増えます。暇な時間を苦に感じて、逆に心身に負担をかけてしまうと、仕事がないのに疲れたと思ってしまいます。与えられている仕事量をこなせるようになって、仕事に慣れてきたら徐々に仕事量を増やしてもらいましょう。ただし、慣れる前に仕事が出来ますと手を上げる行動は避けて下さい。

復職後に疲れを感じる原因③：上司の評価

長期休暇を取得した時点で、復職した自分の評価は大きく下がっています。これは仕方のない事なので、復職後すぐに評価を上げようとする行動は避けましょう。上司の評価が疲れた原因になってしまってはいけません。

復職後の自分の心身は、無理な行動に耐えられるだけの許容が無いと覚えておいて下さい。くれぐれも無理な行動は禁物です。復職直後は無茶な行動をとらず、たんたんと仕事をこなしていれば、次第に上司の評価は戻ります。

対処法：無茶な行動はせず、徐々に評価を取り戻そう

疲れたと感じる原因は、自分の能力以上の仕事に対し無理な行動をとる人です。人間関係と仕事の両方を頑張るのではなく、人間関係は無理に良好にしようとせず、仕事も与えられている量だけをこなしましょう。無理な行動は疲れる原因を広げるだけです。徐々に元の状態に戻すことが、今後の自分の為にもなります。

復職後は「人間関係・仕事量・上司の評価」が原因で疲れを感じやすいので注意！

復職後に頑張り過ぎると、疲れを感じてしまいます。特にうつ病で休職していた人は、疲れを感じ過ぎると、再発の恐れもあるので、無理をしないことが重要です。中でも「人間関係・仕事量・上司の評価」は復職後に疲れを感じやすい代表的な原因なので、注意して下さい。

復職前から、決して無理をしないと自分と約束して、徐々に元の状態に戻すことが大切です。復職後は疲れたと感じる前に、行動することを心がけましょう。