休職を上司へ申し出る際の伝え方のポイント
上司への休職の伝え方①診断書を用意
上司への休職の伝え方として、まず心得ておきたいのが必要な書類の準備。休職をしたいと考えたとき、もしその原因が病気であるならば、必ず手元に診断書を用意してから上司へ申し出るべきです。そうでないと、上司によっては休職を受け流される場合もあるのです。
診断書は休職の説得材料になる
診断書に休職の必要がある旨が記載されていれば、上司としては反論の余地がありません。医師以上に知識があるはずもありませんし、そのような場面で休職を認めないのは、労働基準法に違反することにもなります。
一日も早く休職して治療に専念しなければならない深刻な状況であればあるほど、診断書が効力を発揮します。上司への休職の伝え方として、病気の場合は診断書が必要だと覚えておいてください。
上司への休職の伝え方②丁寧な言葉で謝罪を
つづいての上司への休職の伝え方のポイントは、丁寧な言葉で謝罪しお願いすること。病気などやむを得ない状況であったとしても、会社に迷惑をかけてしまうことに変わりありません。
体調がすぐれない状態で、上司を気遣うことはむずかしいかもしれませんが、スムーズに休職するためには、気持ちを込めた伝え方をするのも重要です。復職後にまたお世話になるであろう上司だという点をしっかり心に留めておきましょう。
印象を良くするクッション言葉を使った伝え方
具体的な伝え方のポイントとして、上司に休職の依頼を切り出す際に、印象を良くするクッション言葉を使うことをオススメします。休職の伝え方に限らず、ビジネスシーンでは、このようなクッション言葉が非常に有効なのです。
「恐れ入りますが」
「大変申し訳ございませんが」
「大変申し上げにくいのですが」
「大変ご迷惑かとは存じますが」
「勝手を申しまして誠に恐縮ですが」
上司へ休職を願い出るときは、このような伝え方を心がけてください。
上司への休職の伝え方③味方を作る
最後にお伝えする休職の伝え方のポイントは、話を切り出す前に味方を作っておくこと。上司に休職を伝える前に、仲の良い同僚や先輩などに、なにかトラブルがあったときやスムーズに進まないときに、フォローしてもらえるようにお願いしておくのです。
たとえば、病気の原因が仕事内容や人間関係である場合、上司よりいつも近くにいる同僚や先輩のほうが状況をわかっていることがありますよね。
上司や家族を味方につける
ただ、もっとも有効なのは、直属の上司を味方につけることです。休職を取得するには、直属の上司から人事部などに伝わり、承認が下りることになるでしょう。そんなとき、直属の上司に理解がないと、休職を取得するまでに時間がかかったり、退職を示唆されたりする可能性もないとは言えません。
また、あなたの状況を一番よくわかっているであろう家族に協力してもらうのも、ひとつの方法。スムーズに休職を取得するには、周りを味方につけることも大切なのです。
上司への休職の伝え方は説得材料を用意し丁寧に
上司への休職の伝え方のポイントは、診断書など説得材料を用意したうえで、丁寧な言葉で謝罪の気持ちを込めて切り出すことです。印象を良くするためにクッション言葉を使った伝え方も覚えておきましょう。
また休職にあたり、周りの人たちを味方につけておくとスムーズに話が進むはずです。とはいえ、一日も早く休職が必要な状況であれば、無理をせずに早めに上司へ話を切り出すことをオススメします。
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