部署異動すべき?うつ病で復職する場合の最良の判断

2018年10月19日メンタルヘルス

最近では、休職理由に最も多いのが「うつ病」

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うつ病で休職した後、回復したら元の会社への復職を考えますよね。最近では、休職の理由としてもっとも多いのが「うつ病」です。まだまだ景気がよくなったとはいえない現在、少ない人材で過剰な労働や重圧を強いられ、心のバランスを崩してしまったという人は多くいます。うつ病で休職する人は、珍しくなくなってしまいました。

うつ病になったら休職してじっくり休養することが大切

うつ病にかかるのは、真面目で人一倍責任感が強い人に多いと言われています。「早く回復しなければ」という焦りは「うつ病」という病気の回復にもっとも悪い影響を与えます。休職してじっくりと休養するのが何より大切です。

復職後は部署異動するべき?

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では、休養が終わり復職するときには、休職前の部署に戻った方がいいのでしょうか?それとも部署異動を申し出て、復職後は別の業務に従事した方がいいのでしょうか?

うつ病の原因が対人関係なら部署異動すべき

うつ病による休職から復職した場合、前に所属していた部署に復帰するか、部署異動を申し出るかという選択肢があります。何も行動しなければ、休職以前の部署に復職することになりますから、部署異動したいなら、会社の人事部や上司に申し出る必要があります。

例えば、休職の原因が上司による過度なパワハラなどの場合は、早めに部署異動について人事部に相談しましょう。対人関係がうつ病の原因であるなら、異動などで職場環境を変えることがうつ病に有効なケースが多いです。

復職後の部署異動は大きな精神的負担になる!主治医と相談しよう

うつ病の原因は人間関係が影響している場合が最も多いです。そのため、復職の際には部署異動することが望ましいでしょう。しかし、復職に合わせた部署異動が逆に負担になるケースもあります。部署異動で仕事内容や人間関係が変わると、うつ病から復職した人にとっては、かなりの精神的負担になってしまうからです。

「復職後に元の部署に戻るか、異動するか」、どちらの選択が良いかは、人間関係や環境などを考慮して決める必要があります。主治医としっかり相談して決めるようにして下さい。

復職時に希望する部署異動ができない場合は?

実はうつ病による休職から復職する人の中には、部署異動を希望する人が多くいるのです。はやり上司のパワハラなどが理由でうつ病になり休職した人が多いのでしょう。では復職時に希望の部署異動が叶わなかったら、どうすれば良いのでしょう。

復職の時期を見送るなど慎重に判断しよう

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うつ病の場合には、復職してもよいという判断は、担当の主治医が行います。日常の生活が規則正しく送れていて、体力的にも問題なく、会社で通常常務が行え、正常な対人関係が築けると主治医が判断しなければ、復職は難しいでしょう。

うつ病の治療やリハビリでは、トラブルがあった時などの対応や、考え方などの実践を通して身につけていきます。うつ病は再発が大変多い病気です。本人が回復したつもりでも、無理をすると再びうつ病で休職しなければならない状況になる可能性もあります。

そのため、復職したくても部署異動が叶わないなら、復職の時期を見送るなど、慎重に判断しなければいけません。ムリをすると再発する可能性が高くなってしまうので、注意して下さい。

復職後の部署異動を希望するなら診断書を準備しよう

会社によっては復職する手続きとして、担当医の診断書が必要な場合があります。うつ病の治療が終了し、通常業務に復帰しても支障ないという、専門医による証明書を提出することで、休職した本人の自己判断による早すぎる復職を防ぐことを目的にしています。部署異動を希望するならまずは診断書を準備して下さい。

診断書があれば人事部が部署異動の必要性を認める可能性も

復職時にうつ病の診断書を提出することには、メリットまであります。それは、診断書の内容を見た人事部が、部署異動の必要性を認めてくれる可能性を期待できるということです。異動したいが部署異動は難しいと思う人は、諦めずにうつ病の診断書を提出してみると良いかもしれませんね。

転職を考えるのもアリ

うつ病でも、状況によっては部署移動ができない場合があります。そんな時は、我慢して今の部署に居続けるよりも、転職をして職場環境を変えるといいです

しかし、いきなり転職なんてリスクが高いですよね。そこでオススメなのが、「doda合格診断」です。あなたの経歴やキャリアを入力するだけで、合格可能性のある企業を診断してくれて、自分の実力を知ることができます。利用は無料ですので、腕試しがてら気軽に診断してみてください!

うつ病からの復職に合わせた部署異動は主治医と相談して決めよう!

復職するなら部署移動すべきか?うつ病から職場復帰する場合の最良の判断をお伝えしました。部署が変わるということは、今までのキャリアやスキル、人間関係を一旦リセットし、1からスタートすることになります。精神的負担が大きいのです。

しかし、休職理由が職場でのパワハラなどによるうつ病が原因なら、部署異動したほうがいいケースもあります。復職時に部署異動をすべきか迷っている人は、主治医とよく相談して、会社の環境や自分の状態などを総合的に考えて、慎重に選択しましょう。

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2018年10月19日転職

Posted by BiZPARK