休職中に期間満了?契約社員が期間を更新して働き続けることはできるのか
まず会社にとっての契約社員のメリットを知ろう
会社にとって様々なメリットがある契約社員。そのメリットとは、会社の業績や、仕事ができない人と会社が判断すれば、満了後に次回の契約期間を更新しないで済む点に加え、賃金を低く抑えられる点です。また、出産や留学などのプランがあれば、雇用の契約期間を予め定めていた方が面倒なことがなく、満了後の計画も滞りなく進められるなどが上げられます。
メリットは満了までの契約期間が決まっていることや賃金を抑えられること
さらに契約社員は月収が少なかったり、契約社員だけボーナスがなかったりなどの問題があります。同じ仕事をしていても、その差が生じるのは会社側にとって、正社員は将来の期待がありますが、雇用期間に限りのある契約社員はその場限りであることが大きな原因になっています。
契約期間満了まえの休職とは
契約社員と正社員とでは、賃金以外に雇用期間中の待遇についても大きな違いがあります。その中でも休職は労働基準法などで制度の適用が義務付けられていませんが、制度の中身については企業の裁量で定めることが可能です。休職とは、何らかの理由で業務に従事できなくなってしまった時に、一定の間は社員としての身分を維持したまま、業務を休むことのできる制度を言います。しかし、契約社員には休職が認められることはほとんどないでしょう。
契約期間のある契約社員に休職はほとんどない?
休職についてはほとんどの会社で就業規則に定められていますが、契約期間のある契約社員についてはそれがないところがほとんどです。そのため、契約期間内に休職を求められた社員には、契約期間満了前でも退職となるというケースもあるようです。よしんば認められたとしても、契約期間満了で退職となることがほとんどでしょう。
休職中に満了した場合に契約期間更新はどうする?
病気などのやむをえない理由で休職している契約社員が、契約期間の満了を迎えた場合、その契約期間更新については頭を悩ませる所です。しかし、就業規則に契約期間更新の継続が定められていなければ、更新をするかしないかは会社の裁量に任されます。また、基本的には休職についての規定は定められていないところがほとんどです。
休職中の契約社員が契約更新をするのはほぼ不可能だが
休職するまでの契約期間内の仕事の成果や、態度に会社側が好感を持っている事が、契約期間更新のポイントとなります。そもそも休職を認められている契約社員が稀有な存在です。それだけ会社に必要とされているというわけですから、休職要因を契約期間満了までに取り除いて、問題なく復職できることを証明できるかどうかがポイントとなります。また、普段から仕事に対して懸命に励むのがなにより大切なこととなります。
休職中の報告が大事!基本的に契約期間満了後の更新は難しい
契約満了の後に更新を望む契約社員にとって、契約期間中の休職は大きなデメリットとなります。そのため、本人の希望とは裏腹に休職することになった場合はまず、直接の上司と密に連絡を取り合い、現状の報告をすることが大切です。休職要因を契約期間満了までに取り除くのに集中し、問題なく復職できることを証明できるようにしておきましょう。上司への報告は仕事の基本中の基本です。
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