英語で書く異動の挨拶メールのポイントと例文【社外・社内別】
社内に異動の挨拶メールを英語で書く際の基本的な書き方とは?
異動の挨拶メールを英語で書かなければならない場合、和文で書く場合とどのような点で同じであり、どのような点で違うのでしょうか。
まずは、異動の挨拶メールを英語で書く際の基本をここで押さえておきましょう。
異動のお知らせ・後任紹介・お礼の3点を盛り込む
異動時の挨拶メールは、基本的に英語でも日本語でも要点は同じです。つまり書く内容は、以下の3点です。
①異動のお知らせ
②後任の紹介
③お礼
異動の挨拶メールを英語で書く際は以上のポイントを内容に盛り込んでおくべきです。つまり何を書くかではなく、どのように書くかにおいて、異動の挨拶メールを英語で書く場合と、日本語で書く場合の違いが表れます。
英語での挨拶文は日本より固くない
異動の挨拶メールの文面を想像した時、日本語の挨拶文は非常に堅苦しいですが、英語文ではフォーマルな文章でも日本語ほど固くはありません。
英語で異動の挨拶メールを書く場合はその辺りを意識して、肩の力を抜いて書いてみると良いでしょう。
英語で書く際は伝えたいことを簡潔・丁寧に書く
英語が母国語でない人が、英語で異動の挨拶文を書く場合、ネイティブではない書き手の能力的な限界もあるでしょう。
日本語の表現をニュアンスそのままに英語で書くのは難しいです。「中学英語」のアタマで考えたときに、「これって大げさ過ぎない?」「これって、軽過ぎるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、日本語の独特な表現を100%英文にするのは不可能と踏まえ、伝えたいことを簡潔・丁寧に書くようにしましょう。
取引先に異動の挨拶メールを英語で書く時のポイントとは?
異動の挨拶メールは社内は勿論のこと、社外の取引先にも送る必要が出てきます。その場合には、英語で書く際にはどのようなポイントを意識して書くべきなのでしょうか?
後任の簡単な経歴と安心感を伝えよう!
同じ異動の挨拶メールでも、取引先や顧客など社外に向けたものと、社内に送るものとでは書き方が異なるでしょう。それは英語で書く際も同じです。
なお、異動の挨拶メールを社外に送る際は、後任の簡単な経歴と、「この人物なら私が安心して後を任せられる」ということを伝え、相手に安心感を与えることが特に大切です。
それでは異動の挨拶メールを英語で書く際に、「社外」に送るメールと、「社内」に送るメールをそれぞれ見ていきましょう。
英語で異動の挨拶メールを書く際の例文
英語で異動の挨拶メールを書く際の基本的な事や、ポイントについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
続いて、実際に異動の挨拶メールを書く時に参考にできる例文を紹介していきます。1つ目は社外の取引先に送る場合の例文、2つ目は社内に送る場合の例文になります。
英語による異動の挨拶例文①:社外へ送る
Subject: Internal transfer announcement
Dear Mr. Smith,
I am pleased to inform that effective 2015 March 1st, I will be transferring to our Osaka office as a Maintenance Manager.
Our new Marketing Manager as from March 1st will be Mr. Taro Tanaka. He had been working for three years as my first assistant. I have discussed your profile in detail with him and am sure that he would do even better work in his new position. He can be reached on 080-*–* or t_tanaka@***kagoshima.com
Thank you so much for all your support for the last decade.
It has been a pleasure working with you.
I wish you well, and hope you succeed in all your future business.
Feel free to contact me on 06-*** -*, or through e-mail j_yoshida@osaka.com
Yours Sincerely,
Jiro Yoshida
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件名:人事異動のお知らせ
スミス様
来る2015年3月1日付けで、弊社大阪支社に整備部長として異動になりますことを、ここにお知らせいたします。
後任の新しいマーケティング部長は、田中太郎となります。
田中は、副部長として3年間私と共に働き、十分な引継ぎも済ませてあります。
彼なら安心して後を任せられます。
田中の連絡先は、080-*–、メールは、t_tanaka@**kagoshima.comでございます。
この十年間、温かいご支援ご厚情を賜り厚くお礼申し上げます。
また、御社に貢献できたことは大変光栄でございました。
御社のご多幸を心からお祈り申し上げます。
新しい電話番号等はこちらです。忌憚なくご連絡ください。
06-*** -****
j_yoshida@***osaka.com
吉田次郎
英語による異動の挨拶例文②:社内へ送る
Subject: Internal transfer announcement
Being part of this team has given me many great experiences to cherish as I move into a new stage of my life.
I’ll never forget the help and support of you.
Stay in touch as we pursue our goals. Best wishes to you all!
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この部署での貴重な経験が、次のステップへの後押しとなりました。
皆さまのご支援は忘れません。
これからも社の発展に向け、共に精進していきましょう。
皆さまのご多幸をお祈りしています。
異動の挨拶メールを英語で書く際は「異動のお知らせ・後任紹介・お礼」を押さえよう!
異動の挨拶メールで書く内容は、和文も英語文も基本的には同じです。「①異動のお知らせ、②後任の紹介、③お礼」、これさえあれば、相手に用件は伝わります。
だらだらと堅苦しい日本語を無理やり英語化しようとせず、「Stay in touch」など英語独特の親しみやすい表現も交えながら、手短に書き上げましょう。
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