アルバイトがつらい!無断欠勤でも解雇されない理由&辞める方法
アルバイトとして働く"本来の"メリットとは
高校生や大学生、最近ではフリーターといった方々が該当する働き方の多くにアルバイトというものがあります。アルバイトに対して、考え方はそれぞれですが、一番は責任なく、与えられた仕事をこなしていればいいというのが一番多い考え方でしょうか。
気軽に始められるというところ、お小遣い程度稼げたらいいというところがアルバイトを選ぶメリットといえます。このような感覚ですから、無断欠勤するケースも少なくないのでしょう。
アルバイトは働くのも辞めるのも自由なのが本来のメリット
アルバイトは正社員と比較して簡単に辞められるものです。そこには、責任がないという点から、アルバイトは辞めても他の人間を雇えばいいという考えが主流だったからです。そのため、より好条件や単純に働きたくなくなったなど曖昧な理由でもすぐに辞めることが可能でした。
同じように、雇用者のとっても、無断欠勤したら即解雇にするのも容易だったわけです。もちろん学校の卒業とともに辞めるケースも多く、それありきで採用しているところもあります。
アルバイトでも辞めにくい企業が増加中?
しかし、先程述べたようなケースはもう過去の話かも知れません。なぜなら最近ではアルバイトの考え方がかなり変わってきているからです。そもそも会社にとって一番コストがかかる費用というのは人件費です。労働者に支払う賃金というものが一番のコストになっています。つまり人件費をいかに調整していくかが会社の運命を握っているのです。
アルバイト雇用増加で人件費削減=簡単に解雇してくれない状況
そこで多くとっている手法が社員を減らしアルバイトを増やす方法です。この方法によって人件費のかかる社員を削減しようとしている訳です。結論から言うと、アルバイトの解雇は減っています。しかしながらアルバイトだけでできるような仕事ばかりではありませんよね。そうすると自然とアルバイトにも社員同様の労働、責任が回ってくるわけです。
それが時給に反映されればまだ良いですが、そうもいかないのが最近の社会事情なのです。無断欠勤を1回、2回やったところで、叱られはするものの辞めさせられる(解雇される)ところまではいかないでしょう。解雇というとマイナスなニュアンスが強いですが、近年では解雇"しない"事がマイナスになっているのです。
無断欠勤しても解雇にならない時の対処とは?
そういった過酷な労働から逃げるためにアルバイトを辞めることを検討し、無断欠勤する場合もよくあります。しかしながら、こういった企業はあらゆる理由をつけて辞めさせないようにします。つまり、故意に解雇を避けているのです。いわゆるブラック企業ですね。このような企業は無断欠勤をしても解雇なんてせず、辞めさせてくれないどころか、しつこく電話をかけてきたりします。
辞めたいときは退職の意思を告げてから無断欠勤を
こういったいわゆるブラック企業にあたってしまった場合、辞めるのを告げてから無断欠勤するに限ります。何を言わずに無断欠勤をしても社内でも言い訳が出来てしまうのです。できれば、退職願などの書面を提出してから無断欠勤すれば会社に戻る必要がありません。
自分を守ることは大切です。無理だと感じたときには、このような手段でも検討することが大切です。わざと解雇されるように振る舞うのは好ましいことではありませんが、無理はしないようにしましょう。
解雇がない(辞められない)アルバイトは、退職願の提出後に無断欠勤して自己防衛すべき
仕方がないとは言え、時代がこういった企業をつくってしまっています。そのため、労働者が苦労する羽目になることもしばしばです。アルバイトと言っても立派な労働者です。労働基準法が適用されます。これ以上は…と感じたら無断欠勤してでも辞める意思を持つことが大切です。決して抱え込んではいけません。自分のためにも検討してみてください。解雇される方法、というと不自然ですが、きっぱり辞める方法として参考にしてみてください。
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