【気持ちよく一年を締めくくる!】納会の締めの挨拶をマスターしよう
司会が締めの挨拶をする場合
納会を開催する会社も多くなっています。納会は、一年の仕事納めの意味も込めて、みんなで食事をしたりお酒を飲んだりすることになります。会の冒頭では、社長や部長といった、偉い人の挨拶が続きますが、締めの挨拶は、比較的手短に、という場合が多いようです。
納会には、司会進行がつくことが多くあります。そして、この司会進行が、最後に締めの挨拶をするという場合もあります。
司会の締めの挨拶例
「皆様大変盛り上がっているところとはなりますが、時間の制限もあり、そろそろ納会終了の時刻となってまいりました。本日は、ありがとうございました。どうぞ良いお年を。」
また、このあとに二次会に続く、という場合もありますので、そういった場合には、その案内をかねて、一旦締めるというアナウンスの場合もあります。
指名をうけて納会の締めの挨拶をする場合
司会の締めの挨拶ではなく、指名をしての納会の挨拶という場合もあります。そういった場合には、長く話すというよりも、手短かに、手締めの挨拶をするという場合も多くなります。
手締めは、締めの雰囲気も出ますので、こういった納会にはぴったりでもあります。覚えておくと便利です。
指名を受けての挨拶例
司会や幹事から手締めの指名を受けたら、前に出て、簡単にご挨拶をしてから手締めに入ります。以下が参考例となります。
「ただいまご指名にあずかりました○○部の○○と申します。それでは、皆様の益々のご発展と、ご健康を祈念いたしまして○本締めを行います。ご唱和ください。」
納会の締めくくり~手締めの種類~
この手締め、一本締めが有名ですが、実は手締めには大きく分けても、3つの種類があります。それが、一本締め、三本締め、一丁締めですが、一番有名なのは、一本締めでしょう。
一本締めは忘年会などでも、よく目にします。「お手を拝借」と声をかけ、手を前方に開いて構えます。そこで、「よーぉ」と発声して、「パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン」そして、この手締めが終わったら、大きな声で、「ありがとうございました」といい、全体の拍手で終了です。
三本締めのやり方
三本締めのやり方です。一本締めを3回繰り返すのが三本締めです。やり方としては、一本締めたところで、「よっ」と大きな声で合いの手を入れてもう一本一本締めをする、という幹事です。二本目が終わったら「もう一本」や「もう一丁」と合いの手を入れて三本目を締めて、おしまいです。あとは、一本締めと同じ要領です。
一丁締めのやり方
最後に、一丁締めです。一丁締めであることをお伝えすれば、「よーぉ」の発声までは一本締めと同じです。ただ、そのあとは、「パン」と1回だけ手を打って、ありがとうございました、とお礼を言って終わりになります。
納会の締めの挨拶は手短に。最後は手締めで終わりましょう!
司会や幹事から締めの挨拶の指名を受けたら、そこで遠慮したりする必要はありません。例のように、手短かに、手締めで締めましょう。
三本締めはお祝いやおめでたい席にするものとされています。比較的大きな宴席向きです。しかしこれは、こじんまりとした納会、宴席向きです。納会や宴会にあわせて、使い分けてみるとよいでしょう。
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