歓送迎会の余興を盛り上げるための簡単なポイント
歓送迎会の余興は、無礼講ではなく節度をもって
歓送迎会は会社行事のうちのひとつと捉える人も多くいます。上司も参加することが多い中、余興に関しては無礼講とは言っても節度が求められます。
決して人を卑下するような内容であってはならず、新人に社会人としての自覚を持つことを教える先輩にふさわしいものでなくてはなりません。
度を越えた宴会芸は逆効果になるので要注意!!
様々な小道具を用意して余興を考えるところもありますが、社員の基本は職務に励むこと、大掛かりな演出で場をガタガタさせる必要はありません。参加者を楽しませるための宴会芸ですが、過度な演出はかえって場をしらけさせてしまうかも。逆効果になるので、やりすぎには注意しましょう。
特に、定年退職をする上司を招いての歓送迎会では、体育会系のゲームなどでドタバタ走りまわることに対して嫌悪感を抱かれることもありますので要注意です。あくまでゲストに合った余興を考えるようにしましょう。
歓送迎会でおこなう余興・宴会芸のポイント【歓迎会編】
歓迎会は、新人を気持ちよく迎えるための行事です。先輩社員が宴会芸をして温かく歓迎するのもいいですが、新入社員にも何かしてもらった方がいいのでしょうか?ポイントを見てみましょう。
ポイント:新人にはある程度ユーモアを交えた余興をさせてもOK
新人は、これから皆と一緒に仕事をしていく上で、顔と名前を覚えて貰う必要があります。そこでポイントですが、新人の方には、予め自己紹介の文句を30秒以内で考えてきてもらいましょう。
自己紹介コーナーは必ず設けて、その際に周囲からくじ引きなどで当たった質問に答えさせると盛り上がります。
また、今後のコミュニケーションの活性化にもつながります。質問は「赤っ恥体験」「これだけはスゴイんです」など、さっぱりと笑えるような内容にするのが盛り上がるポイントです。
歓送迎会でおこなう余興・宴会芸のポイント【送別会編】
送別会は、主役をきちんと立てる必要があります。退職される上司・先輩が、最後に嫌な思いをして職場を去っていくのは悲しいですよね。最終出勤日・最後の飲み会の場を去るまで、心地よい職場だったと感じてもらうためのポイントを見ていきます。
ポイント:定年退職する上司には尊敬の気持ちを表すこと
退職者や転出者には、自由に思い出話を語って貰うと記憶に残る会になります。予め、一番思い出に残ったエピソードを用意して貰いましょう。ただし、仕事に不満があって退職した人や、転職した人の場合には注意が必要です。
退職者の中でも定年退職をする上司には、若い社員には分からないような苦労や経験があるものです。
あくまでその人にまつわる余興をしてあげると喜んで貰えるでしょう。思い出話の中でも皆が驚きそうなことをクイズ形式にして貰い、司会役が読み上げます。答えは上司から直接言って貰い、その経緯についても語って貰いましょう。
歓送迎会で誰でも出来る余興・宴会芸①:ものまね
ものまねは頑張れば即興でも出来る宴会芸です。極限までクオリティーを高めてもいいし、誰も知らないようなマニアックなものまねをしてもいいでしょう。ものまね大会が開催されるかどうか未定でも、事前に練習するのもいいかもしれません。
盛り上げるためには有名人・社内の人気者をネタにするのが無難
宴会芸でものまねをする時は、有名人や社内での人気者をネタにすると成功しやすいです。特に芸人のリズムネタは、皆が乗りやすくおすすめです。職場の人のものまねであれば、参加者も思わず「あるある」とうなずいてくれるかも。
歓迎会で先輩社員がものまねをする時は、新入社員に面白さが伝わりにくいので、どの人のものまねをしていたのか後で教えてあげましょう。送別会では、主役のものまねが出来るとベストです。
ただし、社員のものまねをする時は、敬意を持ってやりましょう。当然のマナーですが、誰かを傷つけるようなネタは、宴会芸に相応しくありません。
歓送迎会で誰でも出来る余興・宴会芸②:マジック
練習をすれば出来る宴会芸がマジック。難しいものもあれば、仕掛けさえ分かれば予想以上に簡単なものもあります。即興では無理ですが、少し練習すれば誰でも取り組める余興・宴会芸ではないでしょうか?
実はできない…という茶番も酒の席ならウケる
ただ「すごい」で終わったら、手ごたえはいまいちかもしれませんね。そこでおすすめしたいのは、実はできない…という茶番も合間に入れること。酒の席なら、ウケる可能性が高いです。
その時に注意すべきなのは、思い切りやる事です。自信なさげにやって「できない…」では、面白さが伝わらないので気をつけてください。
歓送迎会で余興や宴会芸を行う際は、ポイントとマナーを意識して取り組もう!
普段あまり目立たない人が、歓送迎会の余興だからとムリに羽目を外すと、その後落ち込んだりストレスを感じてしまうこともあります。歓送迎会とは皆が気持ちよく過ごす為のもの、決して無理強いをさせないようにしてください。ポイントをおさえれば基本は大丈夫です。
歓送迎会での余興・宴会芸は、度を超えたネタよりも、ものまねや簡単なマジックがおすすめです。余興を上手に活用して、参加者全員に楽しんでもらいましょう。
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