「ONとOFFの思考の切り替え」が重要という考えが正しいか考察
「仕事とプライベートでON・OFFを切り替える」は三流の発想
■「早く定時にならないかなあ」
■「あと2日出勤したら連休だ」
なんてことを考えながら仕事していませんか?プライベートに楽しい時間が待っているのは解りますが、仕事の成長度合いで考えた時には「ONとOFFの思考の切り替え」をきっちり行うというのはどうなのでしょう。
ONとOFFの思考の切り替えが重要だといって、嫌な時間が過ぎ去るのを待っている状況で、良い仕事ができると果たして言えるのでしょうか。
自分のノルマに達した時、あるいは定時になった時に「やっと終わった」とスイッチOFFになる人が、一流であるはずがありません。
仕事ができる人はON・OFF切り替えない人!
仕事ができる人は、ONとOFFの思考の切り替えをせずに、常に多くのことを同時進行で考えられる人です。
プライベートの時間を楽しんでいる最中でも、仕事に繋がる何かを発見したらすかさず活用したりします。通勤時間などにも、本やニュースサイトで情報を仕入れたりもします。
逆のパターンもしかりで、仕事中に起きたことをプライベートの時間で面白おかしく知人に話したりします。ONとOFFの思考の切り替えをせずに境界線が無いというのは、非常に大きな強みなのです。
休日でも仕事のスイッチはOFFにしない
部屋の照明を思い浮かべてください。真っ暗な状態にしてしまうと、本来なら見える事実も一切見えなくなってしまいます。ONとOFFの思考の切り替えをせずに、半照明の状態であれば、見逃さずに済む事柄にも気付けるでしょう。
一流の人は休日でもONとOFFの思考の切り替えはせず、いつでも細かい出来事を見落とさない状態をキープしています。もちろん必要に応じて簡単な作業もできます。まずは、一流はONとOFFの思考の切り替えはしないという違いに気付く事が、一流への第一歩です。
ワークライフバランスを仕事から逃げる口実にしない
最近よく聞かれるようになった、ワークライフバランスという言葉。確かにプライベートを大切にするのも良いでしょう。
しかし、社会人として働く以上は、起きてる時間の大半は仕事に費やす時間になります。そこから目を背けて、ONとOFFの思考の切り替えをしていて、果たして一流になれるのでしょうか?
仕事で一流の人は休日も平日も変わらない
サイバーエージェントの藤田晋社長も、仕事とプライベートの区別はほとんどないと言っています。
ONとOFFの思考の切り替えはせずに、プライベートの時間でも常にアンテナを張り巡らせ、仕事の時間とさほど変わらないスタンスで過ごしているのでしょう。
ONとOFFの思考の切り替えをするがゆえに、月曜日の朝を憂鬱に感じてしまう社会人が多い中で、まさに一流と呼ばれるにふさわしい存在です。
超一流は仕事のスイッチをOFFにせずに考え続ける
超一流というのは、仕事だけでなくスポーツでも一緒です。超一流のエンジニア、商売人、職人も同じです。
超一流になる人というのはONとOFFの思考の切り替えなどせずに、ひたすら自分が励むものである仕事について考えているものなのです。寝ても覚めても常に同じことを考えられる人間こそが強いのです。
自分の本業に通じることを常に探し続ける
電車での移動時間、知人とのお酒の席、街中やコンビニなど、世の中にはたくさんの「情報」が散らばっています。その中で自分の本業に通じる何かを常に収集しましょう。
そうしたヒントを見落とさない為には、ONとOFFの思考の切り替えをして仕事のことを100%忘れてしまっていてはダメなのです。
超一流の人は寝ても覚めても仕事漬け
野球のイチロー、ゴルフの石川遼、テニスの錦織圭、フィギュアの浅田真央など、超一流と呼ばれる人は当然ながら、朝から晩までそのことばかり考えています。ONとOFFの思考の切り替えなどしません。
彼らは物心つく頃から一切の「ワークライフバランス」を考えず、寝ている時間も含めて自らを高める事に費やしてきました。
一流になる為には仕事とプライベートでのON・OFFの思考の切り替えは必要ない!
人生80年と言われる中で、仕事のできる期間は限られています。特に若いうちしかできないことは世の中にはたくさんあります。何かに没頭するならば、早いに越したことはありません。将来的にその経験は必ず生きてきます。
幸せや充実の定義は人それぞれですが、一度きりの人生です。ONとOFFの思考の切り替えをせずに、「全てを犠牲にして賭ける」という期間を設けるのも、ひとつの生き方だと思います。
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