ホテルの部屋割りで社員から不満の声があがらない決め方
ホテルの部屋割りの決め方①:奥から役職・年功序列順に割り当てる
社員旅行などで気をつけたいホテルの部屋割りの決め方の一つ目は、「奥の部屋が上司、手前の部屋が下っ端」です。部屋の中で上座下座があるように、部屋自体にも上下のランクがあります。
ホテルによっても違いますが、一般的に、奥(玄関ロビーや階段、エレベータから遠い)の部屋の方が手前の部屋よりも上級です。なので、社員旅行や出張でホテルの部屋割りで悩んだときは、奥の部屋から役職順、年功序列順に部屋を割り当てていきましょう。社員旅行は他にも考える事がたくさんありますが、部屋割りも社員旅行の大事な要素ですよ。
ホテルに問い合わせて、宿泊の値段順に部屋を割り当てるのもアリ
このとき、ホテルによっては部屋の広さやベッドの大きさなどで、部屋のランクが奥ほど高いというのが当てはまらないときがあります。つまり、「奥の部屋=高い」という公式の例外ですね。社員旅行でどこに行くかによっても、このような例外が起こり得ます。
そのため、まずはホテルに問い合わせて、どの部屋が一番高級な部屋、宿泊代が高い部屋なのかを確認しておきましょう。「奥が上」という基本が当てはまらないホテルでは、宿泊代の値段順に部屋を割り当てます。社員旅行でここまで気を遣うのは大変かもしれませんが、必ず気をつけたい部分です。
ホテルの部屋割りの決め方②:同じ役職・勤続年数の社員同士は簡単なルールで振り分ける
上司が一番高い部屋というのは良いとして、社員旅行の幹事や部屋割り係になったとき、最も頭を悩ますのが同じ役職・同じ勤続年数の社員同士の部屋割りでしょう。このときは、一人ずつ決めていくのではなく、決め方のルールをまず作りましょう。
たとえば、あいうえお順で部屋を割り当てる、部署ごとに順番に部屋を割り当てるというように基本ルールを決めておくと、一人ずつの部屋割りに悩まなくて済みます。社員旅行で意外ともめるのが、同期との部屋割りトラブルです。
社員旅行中に不満が出た場合にも弁解できる
社員からホテルの部屋割りについて不満がでたときも、「こういうルールで割り当てただけで、恣意的に決めたわけではない」と言うことができます。不満をぶつけられて嫌な気持ちのまま社員旅行を続けたくないですよね。しっかりと弁解して相手にも納得してもらい、最大限ストレスをなくして社員旅行を楽しみましょう。
部屋割りで一番気を付けなければいけないのは、「幹事自身がよい部屋になるように恣意的に決めたのではないか」という疑いを持たれてしまうことです。そのような疑いを持たれないためには、部屋割りのルールから決め、例外を作らずルールに沿って部屋割りをしていくことが大切です。
ホテルの部屋割りの決め方③:簡易ベッドの部屋には若手か幹事を入れる
部屋数によっては、部屋の中に簡易ベッドを持ち込まなければならないこともあるでしょう。ツインの部屋を3、4人で利用したりするときには、その部屋には一番下っ端の社員を割り当てます。また、幹事自身がその部屋に入ることで、部屋割りの決め方に多少文句がある人も文句を言いにくくなります。
社員同士の相性や会社の事情を考慮して部屋割りをする
相部屋にするときは、社員同士の相性にも多少気を遣ってあげましょう。男女を一緒にしないのは当然ですが、できれば、相部屋の社員は同期生にします。先輩後輩が一緒の部屋になってしまうと、後輩の社員は夜も気が休まらないからです。
しかし、会社によっては、同期同士よりも部署内の結束の方が強いということもあるでしょう。このあたりは、会社の事情に合わせて部屋割りをしてください。
ホテルの部屋割りの決め方は「役職」や「社員の相性」に注意して不満が出ないようにしよう
以上が、ホテルの部屋割りで社員から不満の声があがらない決め方についてです。社員旅行や出張の部屋割りに任命されたときの参考にしてください。また、接待旅行の部屋割りを任されたときには、さらに慎重に部屋割りを決める必要があります。接待相手の交友関係や性格などを調べたうえで、接待相手が気持ちよく旅行を楽しめるように部屋割りを決めましょう。
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