営業マンが覚えるべきマスクの着用マナー

2018年2月1日2021年4月16日営業, 女性の身だしなみ, 男性の身だしなみ

営業マンがマスクを着用した際の印象

営業マンは、会社の顔であると同時に、一番お客様との関わりが強い部署といえます。

そんな営業の人が、理由はどうあれマスクを着用して商談や会議に臨むと、相手にどのような印象を与えるのでしょうか。いくつか意見をみていきますが、一般的には営業のマスク着用に対して、余り良いイメージは持たれないようです。

マスクの着用で感情が読み取れなくなる

マスクをすることで、相手の感情が読み取れずに、考えも伝わりづらくなるという意見です。マスクをすると目元しか表情がわかりません。通常なら気にする必要はありませんが、営業は顧客と顔をあわせる仕事です。表情が見えないことで実際の感情と違う印象を顧客が受け取ってしまう可能性もあるため、マスクをしながらの営業はあまりおすすめできないでしょう。

1対1ではマスク着用のエチケットが逆効果に

1対1の会話や商談で、相手への影響を考慮して行ったマナーやエチケットが、むしろ逆効果になり相手を不快にさせるケースもあるようです。どうしてもマスクを付けなければならない場合は目の動きや声で感情を大げさに表現するようにしましょう。また、身振り手振りで感情を表現することができます。相手に自分の気持ちが伝わるように振る舞いましょう。しかし、風邪などで体調が悪い場合のムリは禁物です。

営業マンが気を付けるべきマスクのマナー

マスクをしていると表情が見えない、自分に気を許していない、という意見がありマスクに対しての印象は良くないようです。

営業の方は気を付けましょう。もし正当な理由があってマスクをする場合は、マナーとして気を付けるべき点をおさえて、必ず実践のうえでマスクを着用すべきです。

必ず先に断りを入れてからマスクを着用する

営業が気を付けるべきマスクのマナーとしては、最初の挨拶では外しておき、その後、簡単な理由を伝えましょう。そして、「失礼致します」と断りを入れれば、マスクをつけることに対して、相手が不快に思う場合は少ないでしょう。

マスクをした方が良い理由を明確に

マスクを外すと印象が悪くなるからといって、平気で咳やくしゃみをすると、不躾な人と思われ余計に印象を落とします。

そういった場合は、マスクを掛けて予防するべきですが、必ず「少し風邪気味なもので」や「喉を痛めているので」という理由を述べて、相手に納得してもらうのがマナーです。

マスクをしないといけない理由がある、と明確にしておきましょう。ただし、あまり相手に気を遣わせないように、おおげさには言わないようにするのも社会人のマナーです。

花粉症ならマスクを着けずに済むよう仕事で対策!

花粉症の人にとっては、春先はマスクが必須の時期になります。

とはいえ、これまで見てきた理由から、営業の際になるべくマスクを着用したくないと考えた場合は、マスクを着ける時間を減らせるように、仕事のやり方を工夫して対策を立てるようにしましょう。

訪問以外の売上貢献方法を考える

花粉症の時期に、マナーとしてマスクの着用をなるべく避けたいのであれば、訪問を最低限の回数に抑えるのが一番の方法です。要は、訪問以外に別の方法で売上アップを目指すやり方を考る、そして実行する機会だと捉えるのです。

商談も満足に出来ないようであれば、営業として訪問以外の売上貢献を考えるのは当然ですし、訪問を最低限に抑えて販売実績を伸ばせる方法を見つければ、営業効率も格段に良くなります。

営業マンがマスクをする際は先に断り理由を述べるのがマナー!!

今回は、営業マンが覚えておくべきマスクのマナーについて見てきました。

営業の人は、理由はどうあれ外出先でマスクを着けるのは、一般的には良く思われません。ただし、どうしてもマスクを着用するのであれば、必ず先に断りを入れて、理由もしっかりと述べておくのがマナーといえます。営業は会社の顔ともいえる存在なのでその意識を持って、細かいマナーにまで気を配る必要があるのです。