「頑張る」のビジネスシーンでの正しい使い方【尊敬語・謙譲語・丁寧語】

2017年11月22日敬語

「頑張る」を正しい敬語に直すとビジネスではあまり使わない言葉に…

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まずは、「頑張る」という言葉の正確な敬語表現について見ていきます。

相手に、頑張ってくださいという意味で使う「頑張る」は、尊敬語で「お励みになる」、謙譲語で「努力させていただく」となります。なかなか聞きなれない言葉ですが、最上級の敬語として使われるケースがあるのです。

とはいえ、、非常に難しいの言葉であり、先ほども言ったようにビジネスはおろか普段の生活でも「頑張って」という意味の敬語としては、余り使わないフレーズでもあります。

それに、「頑張ってください」というフレーズは、もともと目下の人に対する言葉なのであまり意識する必要もないという考えもあります。ですので、現実にビジネスシーンで使うのであれば、次にご紹介する「頑張る」と同義の言葉もあるという事を覚えて、頑張ってくださいの敬語としていくつか認識しておくのが吉です。

表現方法は大いに越した事はないですからね。

敬語として「頑張る」の代わりに使える言葉

頑張ってください、を目上の人に使う場合、または自分が目上の人に対して「頑張る」「頑張ります」という意思表示をする際に、「頑張る」の代わりに使いたい言葉がいくつかあります。それを、尊敬語・謙譲語・丁寧語に分けてご紹介しますので、覚えておきましょう。

■尊敬語

「ご尽力になる」「お励みになる」

■謙譲語

「努力させていただく」「努めさせていただく」

■丁寧語

「頑張ります」

「頑張って」には尊敬語・謙譲語などがない場合も

あなたがもし目上の立場にいて、部下などに励ましの言葉として声を掛ける際に、動詞である「頑張る(頑張って)」を使う際はどうしますか?

実際に敬語に変換させてみると、いろんな命令形があります。ですが、どんな動詞でも謙譲語、尊敬語が作れる訳ではなく、それは「頑張る(頑張って)」という言葉についても同様です。注意しましょう。

■頑張れ

命令形だが、励みにもなる一言です。

■頑張って

「ください」を略したものであり、フレンドリーな印象があります。

■「頑張っていただけますか」はNG

かなり嫌味に聞こえてしまうので、基本的には使いません。

まるで相手が、手抜きをしているかのように受け取られてしまいます。

「頑張ってください」が敬語としては一番無難

上記で紹介したように「頑張る」を敬語に変換したからと言って、必ず使える敬語になるという訳でもないようです。

むしろ、嫌味に聞こえて相手にとって不快に感じるケースもありますので、「頑張る(頑張って)」という意味合いで掛ける言葉としては、「頑張ってください」が一番無難で使いやすい言葉だと考えておきましょう。

とはいえ、ビジネスでは目上の人に使う言葉は丁寧語でもなく謙譲語でもなく、尊敬語ですよね?その場合も「頑張ってください」で良いのでしょうか?

では次に、「頑張る」を尊敬語にするときの、正しい言い回しについて見ていきます。

「頑張る」の尊敬語は色々!ビジネスで目上の方への正しい使い方とは?

ビジネスシーンで気をつけるべき言葉遣いですが、目上の人に「頑張る」を使う場合は、応援する意味を込めた言葉が最適です。

あくまでも正しい敬語としては、「頑張ってください」となりますが、同じ意味でも目上の人に使う場合は少し違ってきます。ですが、言い方は非常にたくさんあります。

では、「頑張る」を目上の人に対して言うときに、使う場合が多い尊敬語について詳しく見ていきましょう。

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ビジネスで目上の方に「頑張ってください」はNG!「頑張る」を言い換えよう

ビジネスシーンで、目上の人に対して「頑張る」という動詞を、そのまま用いて尊敬語とすることはできません。しかし、形の上では「お励み下さい」「お励みなさいませ」「期待しています」「陰ながら応援させていただきます」「御健闘をお祈りします」などという言い方に変換して使えば、相手を敬っているので問題ありません。

これらの敬語を、そのときの状況に合わせて使い分けるようにするのがビジネスで「頑張ってください」と目上の人に声を掛ける際の、正しい敬語となります。

「頑張ってください」を目上の方に使う場合のケース例をご紹介

目上の人に対して「頑張れ!」「頑張って」いう気持ちと伝えたいときに、例えば「お頑張りください」はおかしいですよね。

ですが、上に挙げた尊敬語を単純に当てはめてみても、「部長、お励みになってください!」となります。

なんだかしっくりきません。そもそも「頑張る」という言葉は、最初に述べたように、目下の人に対して使う言葉です。そこで、こういった場合は尊敬語にこだわらず「頑張ってください」「陰ながら応援させていただきます」のように言うのが無難でしょう。これが、状況に合わせた使い分けですから、是非とも覚えておきましょう。

「頑張る」を謙譲語で言うと?目上の方に決意表明をする際の使い方とは

では最後に、目上の人に対する決意表明として、「頑張る」を謙譲語にする場合の言葉遣いについて紹介していきます。

「頑張る」とは、自分自信が努力する意味で、この「頑張る」を謙譲語に直すと「頑張ります」ではなく「努力させていただきます」や「努めさせていただきます」という形で使うのが最適です。

ですが、ビジネスメールなどで「努力します」「頑張っています」という意思表示をする際などは、こんな長いフレーズを使うのも少し気を遣いますよね。その際の最適な使い方もチェックしておきましょう。

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「努力させていただく」「努めさせていただく」は堅すぎる謙譲語に

「努力させていだたく」というのは「頑張る」の正しい謙譲語で、「努めさせていただく」も同じです。

ですが、これだと「頑張ります」という意味としてはやや固すぎるので、受け取る方にとっても、何だか仰々しく感じてしまいますよね。固い表現では、「犬馬の労をも厭わず精勤する所存です」なんて言い方もあるようですが、ビジネスシーンではもう少し違い言い方をするのが好ましいでしょう。

「頑張れ」の謙譲語は「精一杯努力させていただきます!」がベスト

目上の人に対して、「頑張る」「頑張ります」という意思表示をする場合は

「精一杯努力させていただきます!」

「精一杯努めさせていただきます!」

のように言うのがベストでしょう。

上記にある、「頑張る」を謙譲語に変えたものは、自分をちゃんとへりくだった言い方にした言葉遣いで、かつ自分を下げて相手を上げる言い方にもなっています。そのため、仕事では、上司や目上の方や先方などに使う敬語として最適であり、使用機会も多くなるので、必ず覚えておきたいですね。

例えば「がんばる」の謙譲語の使い方としては

「○○になれるよう、これからも努力してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」

というように使うと、相手にも丁寧な響きで伝わるはずですから、、意識して使ってみてください。

結論:場面とその人との間柄にもよるので特段これだとNGというわけではない

「頑張る」という言葉を敬語(尊敬語・丁寧語・謙譲語)に変換して使う言葉の言い回しについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

「頑張る」という言葉を、相手に対して「頑張ってください」もしくは自分が「頑張ります」という意味で使う際は、そもそも「頑張る」という言葉を敬語に変換するのは難しいといえるので、結論としては失礼にならない言い方であれば自由で構わないでしょう。

ですが、今回紹介した敬語の言い回しを覚えておくのも、ビジネスマナーを弁えた社会人として見られるかどうか、大切な部分でもあります。非常に細かい部分ではありますが、ビジネスシーンにおいて正しい言葉遣いは必須のスキルと言っていいものです。

そのため、この機会にこういったビジネスで使うであろう言葉遣いのポイントはしっかりとおさえておきましょう。

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2017年11月22日ビジネス

Posted by BiZPARK