社長に「向いている人」「向いていない人」の特徴
社長に「向いている人」「向いていない人」の特徴
社長に「向いている人」「向いていない人」には、特徴があるのでしょうか?もし特徴があるのなら、あなたも社長になる素質があるのか、わかるかもしれませんね。社長に「向いている人」「向いていない人」の特徴が、実際に会社経営のどういった点で影響しているのかも踏まえて解説します。
社長に向いている人の特徴とは?
まず、社長に向いている人の特徴を見てみましょう。あなたは社長になる素質があるのでしょうか?
社長に向いている人の特徴
- 度胸がある
- 適度に寛容
- 数字、統計に強い
- フットワークが軽い
- 興味のあることに熱中する
社長に向いている人は度胸がある
社長は常に決断とチャレンジを迫られます。起業、拠点計画、人員補充、方針転換、リストラなどなど、会社の重要事項はすべて社長の考えによって決まります。その決断の度にオドオドしていては務まりませんので、社長となる人はまず、度胸がなければいけません。現代では不況や経済の低迷により、ポジティブな思考のビジネスマンが減り、なかなか一攫千金を狙って動く人材がおらず、新しく起業する人も少ないと言われています。そんな中でも社長というリスクを背負う職を目指すには、相当な度胸が必要なのです。
社長に向いていない人の特徴とは?
逆に、社長に向いていない人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。社長になりたいと思っている人は自分の日頃の行動と比べてみて下さい。
社長に向いていない人の特徴
・リスクのあることはしない
・自分が何でもかんでもやってしまわないと気がすまない
・数字、統計に興味がない
・すべてを計画通りに進めたがる
・希望があまりない
社長に向いていない人は、自分が何でもやってしまわないと気がすまない!
数十名程度の小規模な組織であれば良いのですが、ある程度の組織規模に成長させるためには、部下に仕事を任せていける状況を作らなければなりません。部下を信頼して仕事を任せるということだけではなく、自分以外が仕事をしても一定の品質を担保できるような仕組みづくりなども含まれてきます。中規模以上の企業を作れる社長は、いかにして自分が居なくても機能するビジネスモデルを作れるか、組織を作れるかという視点で大きな差があります。
自覚があれば変えていくことができる
社長に向いている人と向いていない人にははっきりとした特徴がありました。上記で社長に向いていない人の特徴に当てはまっている人もいるかもしれませんが、自覚があれば、これから変えていくことはできます。起業をする人が減っている現在、今の自分が社長に向いていないところがあるからといって、すぐに諦めてしまうのはもったいないことです。
人を信頼して仕事を任せることで未来を変える
今、人に仕事を任せられていない人は、まず、部下や周囲の同僚を信じて仕事を任せてみることから始めてみるのはどうでしょうか。自分の理想と少し違う仕事が上がってきたとしても、要点が押さえられていれば、OKを出してみましょう。また、要点が押さえられていなかった場合は、あなたの指示に不備があったと考え、もう一度指示を変えてやり直してみてください。
あなたが人を信頼すれば、周りもあなたの信頼に応えようとしてくれます。あなたの行動が未来を変えると考え、諦めずに挑戦しましょう。
ディスカッション
コメント一覧
この記事は当たり前のことを述べておられますが、本当にその通りだと思います。
きっとそれが分かっていない社長が多いのでしょうね。
私は仕事で多くの経営者と交流する機会があり、社内でも代々社長の傍にいるため、社長に求められるものとは何か?ということを常に考えてきました。
その中で、最も重要なのは「いかに社員に任せられるか」ということだと私も感じています。
そもそも従業員を雇っておいて仕事を任せないのは雇う意味、組織というものを分かっていないと思いますね。