新入社員を人事異動で転勤させる目的
いきなり転勤・異動の目的:野心を身につけさせる
東京近郊でずっと住んできて、東京にある今の会社に就職した新入社員は、東京にずっといたいと思ったからこそ、そこに入社したはずです。
ですが、新入社員にもかかわらずいきなり転勤・異動で関西の異動というケースはあり得ます。
そうなった新入社員の多くは「絶対仕事を頑張って早く東京に帰るぞ」と思うでしょう。いきなり転勤・異動には野心を身につけさせる目的があります。
会社の率先力となる可能性が
野心を身に付けることが新入社員に異動と転勤をさせるメリットとなるのです。
仕事に対するやる気を持たせ、更に野心を身につけさせられればで、早めに会社の率先力となる可能性があります。
そういう人材が増えれば会社にとっては会社が大きくなる事につながるので良いのです。
いきなり転勤・異動の目的:様々な能力を身につけさせる
まだ新入社員なのに、いきなり転勤・異動が決まってしまったとなると、本人はネガティブな意見しか持たないかもしれませんが、実はそうではありません。
これは会社があなたに様々な仕事に対する能力を身につけてほしいと思っているからなのです。
マルチな社員を作り上げる
会社は同じでも支社が違うだけで仕事のやり方も変わります。
そして、ある部署も異なりますから、異動や転勤をさせて、今までとは違う事をさせてみるのです。
それをさせることで、今までやってきた業務と新しくやる業務とで、仕事で行える範囲が広がります。
新入社員の異動や転勤の意図はマルチな社員を作り上げるという事が目的です。
そうすることで万能な社員が増え、困った時にはみんなで助け合えるのです。
いきなり転勤・異動の目的:本社で働くための人材作り
大きな会社であれば、会社の要となるのは本社、ヘッドクオーターです。
ここから全てが指令され、ここを中心に会社の支社も動き出しますよね。
新入社員のいきなり転勤・異動をさせる会社は、いつかはこの本社で率先力となって働いてくれる人材作りをするためのものなのです。
将来の会社の中心人材を育成
もちろん、いきなり本社勤務の方もいるでしょうが、異動や転勤をさせれば、更に率先力に近づけられるような人にはこうして移動や転勤を会社側は求めます。
そして、それを何年か繰り返し、様々な場所で様々な能力を身に付けた社員が本社に戻ってきて、会社の中心となるような人材になることを望んでいるのです。
ですから、転勤や異動をさせられても左遷ではないので、どこにいても仕事にやる気を出しましょう。
新入社員のいきなり転勤・異動は期待の表れ
新入社員のいきなり転勤・異動は期待の表れです。新入社員で、いきなり転勤・異動をさせられるなんて落ちこぼれだからだなんて、思わないでください。
逆に会社からは、上記の点から率先力として将来働いて欲しいと思われている、可能性もあるのです。
ですから、会社に応えられるようにどこにいても仕事に打ち込みましょう。
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