教えベタや教え方が悪い人が教えるのが上手になるポイント
教えベタは何が悪いの?
「教えベタかも…。」と感じた人は一体何が悪いのかわからなく、部下や後輩にどのように接していいのか露頭に迷っている人もいるかもしれません。
なかなか部下からは指摘される機会も少ないし、何を理解していなのかも把握できないということもあると思います。
そこで、今回は教えベタな人の典型例とそれを克服する方法を紹介したいと思います。
教えベタの悪い典型例
まずは教えベタの典型例を把握して、自分に当てはまる物が無いか確認してみましょう。もし、その典型例に当てはまったらしっかりと解決法を確認してみて、実践してみてください。
教えるのが下手な典型:理解不足
理解していないことを人に伝えることは非常に難しいです。
人の頭の中は、
1.知らないことを知る
2.理解する
3.人に教えることができる→真の理解
の3つに分類することができます。今教えていることが「知っている」程度のレベルであるならば、それは「理解ができていない」ということになるのです。
→解決法:準備を行い理解を深めよう
「知っている」を脱却して、「理解している」レベルまで到達しましょう。そのためには、時間を取って理解を深める必要があります。そのためには、朝の通勤・通学時間に調べたり、夜寝る前などに復習・予習をしたりすることをオススメします。
教えるのが下手な典型:話すのが苦手
話すのが苦手な人は少なくないと思います。しっかりと理解はしているが、話すのが苦手で「結局何を伝えたかったんだっけ?」と陥ってしまうことがあると思います。
→解決法:メモを持ってきて話す
意外と効果的なのはメモを1枚持っていくことで大きく変わります。
メモの内容としては、本の目次の様に箇条書きで「何について話すか」を記載することです。そうすることで、何を伝えるべきかの目的が明確になるので、構造的に話すことができます。
また、話すの下手な場合は、メモ帳を利用し図などを利用して教えることが出来るので、教えてもらっている人からすると大変助かります。
教えるのが下手な典型:100%教えようとする
100%すべてを一度に教えようとして、一気に話してしまう人の特徴になります。これだと聞き手は「最終的に何をすれば良いんだっけ?」という事態に陥ってしまうのです。
なので、聞き手のことを考えながら段階的に教えるということを行った方がいいでしょう。
→解決法:アウトプットを定期的に出させる
人によりキャパシティ(容量)が違うので、伝える内容を軽くする場合を設けたりした方がいいでしょう。なので、一気に教えても大丈夫な人か、段階的に教えるべき人なのか、ということを意識してみてください。
コツとしては、定期的にアウトプットさせることを意識させましょう。アウトプットを提出させたら、自らフィードバックを行い再提出をさせる。
そうすることで、段々と教えてもらっている人の知識となります。
まとめ
後輩・部下の指導は上司の仕事になります。まずは、人によって教えた方を変更してみたりして、調整してみましょう。
話し手・聞き手の両方があるから、「教えベタだな…」と思っている方はどっちが原因なのかを理解しましょう。そうすることで、対応策が見つかるはずです。
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