外資系企業の最終面接で聞くコト&聞かれるコト【転職】
外資系への転職では給料希望額を聞かれる場合がある
外資系の最終面接を受ける前に知っておきたい注意点としていえることは、外資系への転職での最終面接では、給与交渉が行われるということです。
もちろん一概にはいえませんが、会社から一方的に「こういう規定なので…」と伝えられるのではなく、自分の希望・意思を伝える機会があるのが特徴ですね。
外資系の最終面接では給与交渉の工夫が必要
もしここで上手く交渉できずにいたら、「自分で自分の価値も決められない人物」として、著しく評価は下がるでしょう。さらに言えば、こうした交渉術のスキルも、この給与交渉では見られているのです。しかし、面接官に本音をそのまま伝えていいかというとそうでもありません。
また外資系への転職では、強気に交渉した方がいいとも限りません。現実的な金額からかけ離れた希望を伝えたら、それだけで不合格になるリスクも。せっかく最終面接まで来ているのですから、危険な給与交渉は避けましょう。面接官の態度に現れていなくても、こちらの出方を観察されていますよ。
自分の市場価値・会社の経営と照らし合わせるのがマナー
外資系への転職での最終面接では給与交渉が行われるということを知り、そのための準備をしないとならないのです。
どのようにして給与を考えていけば良いかと言いますと、まず自分のスキル・経験からみた市場価値・会社の経営・給与状況というものを照らし合わせて、そこから自分なりの給与希望額を導き出していけば良いでしょう。そしてもちろん、それを話せるだけの英語も準備しておく必要があります。
外資系の最終選考は面接官への逆質問の時間が長い
外資系への転職での最終面接では、応募者から面接官への逆質問の時間が長いという特徴があります。しかもその逆質問は、日系企業の最終面接での逆質問とはまた違った意味合いを持ちます。
外資系の企業には、「意欲があるなら知りたいことがたくさんあるだろう」という考えが強くあります。したがって、面接官に聞いておきたい質問がろくにないとなると、落とされてしまうこともままあるのです。
面接官に聞く逆質問を最低5つは用意しよう
日本国内の企業への転職における最終面接での逆質問であれば、大して逆質問が無くてもあまり問題ないかもしれませんが、外資系での転職での最終面接では、死活問題となるのです。
外資系への転職での最終面接の、長い逆質問の時間に備えて5つ以上は逆質問を用意しておくべきでしょう。それももちろん意味のある質問を、です。しっかり準備して用意して下さい。
転職面接の逆質問で聞くコトの例…
逆質問で面接官に聞くコトは、以下のようなものが一般的です。
■今回の募集職種がオープンポジションになっているのはなぜですか?
■こちらのポジションで求められるスキルは何ですか?
■ご連絡はいつ頃いただけるでしょうか?
■事業の中で○○という課題があるように感じるのですが、どのような対策があるのでしょうか?
■同年代で活躍している方は、どのような方が多いのでしょうか?
■これまでのキャリア・スキルに補うべきものは何でしょうか?
面接官の雰囲気を探りつつ、以上の質問事項を投げかけられるといいですね。
ただし、事業の方向性について聞く時は、中途半端な気持ちで聞くとかえって悪印象になります。きちんと会社と自分の考え方がマッチしているか、自分は会社にどんな貢献ができるか、という部分に焦点を当ててください。
また、場合によっては面接官が答えられない逆質問もありますから、そこの可能性を自分で判断してから尋ねるのがマナーです。
外資系への転職では電話で最終面接が行われることもある
外資系への転職での最終面接では、電話面接が行われることもあります。これも、外資系の最終面接を受ける前に知っておきたい注意点として言えることでしょう。
外資系への転職での最終面接では、本国にいる幹部の方などと面接をするときがあるのです。そしてそれを叶えるのが電話面接なので、電話面接が行われるところがあったりするのです。
最終面接の前に電話での英語表現などを学んでおくと◎
したがって、外資系への転職での最終面接に挑む前に、電話での英語の表現、さらにはそういうことが有るという覚悟、そして、電話面接で印象を良くするためのスキルについて勉強しておく必要があるでしょう。
たとえば、電話でのトーンは普段より低く聞こえるので、いつもよりワントーン上げて明るく聞こえるようにしゃべるようにする、など、そういったことを勉強しておいてください。初対面・初めて話す面接官は、その印象=あなたの本質と捉えますから、いい加減にはできません。
転職の面接ではたいてい明るさが重要となるので、そうしたトーンによる印象もすごく大切になりますよ。
転職で外資系の最終面接を受ける際は逆質問や給与交渉の準備をしよう!
外資系への転職を希望するとき、最終面接で聞くコト・聞かれるコトと、受ける前に知っておきたい注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
外資系の転職での最終面接では、ここまできたからといって安心できることはないので、これらのことを参考にしっかり準備して、是非最終面接を突破していって下さい。面接官への逆質問もアピールのチャンスになりますから、うまく活用しましょう。
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