支店長交代の時に送る挨拶状の書き方と文例
支店長交代の挨拶状は正しい書き方で送ろう
支店長交代の挨拶状は、正しい書き方をしないと顧客や取引先、各関係者への印象が悪くなってしまいます。基本的なビジネスマナーをおさえておけば問題ない内容ばかりですが、念のため確認しておく事をオススメします。
「拝啓」&「敬具」/「謹啓」&「敬白」のどちらかを使用
挨拶状は、まず時候の挨拶から始めましょう。拝啓の後に、季節に合わせた時候の挨拶を入れます。挨拶状の最初に「拝啓」と書いたときは、最後に「敬具」、「謹啓」と書いたときは最後に「敬白」を書きます。
これまでお世話になったお礼・これからのお願いを入れる
支店長交代の挨拶状では、時候の挨拶に続けて平素の感謝を述べます。その後で、本題である支店長交代について書きます。それぞれの挨拶の書き方は、文例を参考にしてください。
支店長交代の旨を書いたら、これまでお世話になったお礼、これからのお付き合いに対するお願いを書きましょう。
現支店長の赴任先と新支店長の名前・連絡先は記載した方が良い
挨拶状の書き方で最も大切なことは、「現支店長の赴任先」と「新しい支店長の名前・連絡先」です。これらは必ず書いておきましょう。現支店長の新しい赴任先は、たとえば後日になって顧客が前の支店長に問い合わせたいことができたときのためです。
新支店長の名前・連絡先は挨拶状の本文にくわえて、本文の後にもわかりやすく書いておきましょう。連絡先では、電話番号・携帯電話番号・メールアドレスが必須です。
支店長交代の挨拶状の文例を確認しよう
支店長交代の挨拶状は、交代前に現支店長から、そして交代後に新支店長からの二度出すことになります。まず、交代前に現支店長から顧客や取引先に交代の予告をするための挨拶状の書き方と文例を紹介します。
挨拶状の文例①:現支店長からの言葉
以下が一度目に出す交代前に現支店長から顧客や取引先に交代の予告をする挨拶状の文例になります。
【挨拶状文例①】
○○様
拝啓
この度、私は人事異動により本社の営業部に転勤することになりました。赴任以来、十年の永きにわたり、格別の厚情を賜りましたことを心より御礼申し上げます。
なお、四月には後任の○○が着任したしますが、新支店長にもこれまでと変わらぬご厚情を賜りますようお願いいたします。
皆様のご健康とご発展を祈念いたしまして、略儀ではありますが、書中をもちましてご挨拶申し上げます。
敬具
平成○年○月○日 株式会社○○支店長 ○○
この文例では省略されていますが、時候の挨拶も忘れないようにしましょう。
挨拶状の文例②:新支店長からの言葉
次に新支店長からの支店長交代の挨拶状の書き方と文例を紹介します。文例は以下のようになります。
【挨拶状文例②】
謹啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、私儀 この度○○の後任として○○支店長に就任いたしました。皆様のご厚情にお応えすべく、今後さらに努力を重ねる所存でございます。
なにとぞ前任者同様、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。まずは略儀ながら、書中をもってご挨拶申し上げます。
敬白
平成○年○月○日
株式会社○○ ○○支店支店長 ○○
支店長交代の挨拶状は文例を参考にして、顧客や取引先への感謝が伝わりやすい書き方を!
支店長交代の時に送る挨拶状の書き方と文例についてご紹介しましたが、いかがでしたか?特に新支店長から送る支店長交代の挨拶状の書き方としては、顧客や取引先に「これからよろしくお願いします」の意味をこめて送ります。
誤字脱字、あるいは挨拶状の遅れなど、相手に対して失礼のない書き方をするように気を付けましょう。基本的なビジネスマナーをおさえておけばきちんとした書き方ができますが、文例も参考にしてください。
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