測量士を目指す人のための魅力的な志望動機の書き方【例文集あり】

2016年12月7日2020年3月31日測量士

測量士の仕事とは？

測量士はあらゆる建設工事の現場で必要とされる仕事です。しかし、測量士というと、具体的にはどんな仕事をするのでしょうか？勿論、志望動機を書く上では測量士の仕事内容まで知っておく必要があります。ここで、測量士とはどんな仕事をするのか確認しておきましょう。

測量士の仕事①：事務所での内業

測量士の仕事の1つ目は、事前の作業計画や測量計画の立案など事務所での作業です。この作業は効率的に正確な測量をする為には必要となってくる過程になります。また、測量後の観測データの管理や、それを利用した図面作成なども測量士の仕事です。

測量士の仕事②：屋外で行う測量作業

測量士というと、勿論思い浮かぶのが測量技術を使った測量作業です。工事予定地の正確な位置・高さ・長さ・面積などを専門的な測量技術を使って測定します。測量作業はチームプレイなので、チームで何かを成し遂げたい人にはおすすめです。

測量士になる方法は1つではない

測量士になる為の志望動機を書く前に、測量士になる為に必要なことについて知っておきましょう。測量士になる道は一本ではありません。いろんな方法で測量士になる道があるので、1つの道がだめだったからと言って諦める必要はありません。

測量士になる方法①：測量士試験に合格する

測量士になるためには、測量士の資格を取得する必要があるのですが、そのための1つの方法が測量士試験に合格することです。測量士試験に合格した後は測量士として登録することになります。この登録をしないと、例え試験に合格しても、測量士としては名乗れないので注意ましょう。

測量士になる方法②：特定の専門学校を卒業して測量の実務経験を積む

測量士試験を受けずに測量士の資格を取得することもできます。その方法が、特定の専門学校で指定科目を履修して卒業後、測量に関わる実務経験を積むという方法です。このいずれかの方法で測量士の資格を手に入れた後は、様々な就職先が考えられます。コンサルタント会社・航空測量会社・土木・建設・不動産業界・地図制作会社などです。他にも公務員なら、国土地理院・国土交通省・農林水産省・各都道府県土木課などがあります。

測量士になるための志望動機は最重要といえる項目

測量士になるために魅力的な志望動機を書くには、基本が大切になります。基本をおさえて、人事担当者が「この人に会ってみたい」と思うような志望動機を書きましょう。就活・転職活動において最重要ともいえるのが志望動機です。気合いを入れて取り掛かりましょう。

志望動機の書き方①：「企業への熱意」＋「自己PR」

測量士に限らず志望動機を書く上では、企業への熱意と自己PRも必要になってきます。志望動機を書く時は企業の求まる人材像についても調べておきましょう。企業の求める人材像に沿うように自己PRを書きます。志望動機を書く時は分かりやすいように定量的に状況を絞った方が企業への良いアピールになります。

志望動機の書き方②：測量士へのこだわりを明確にする

志望動機を書く際は、志望する業種・職種へのこだわりを明確に答えられるようにしましょう。特に測量士という専門的な職業を目指す場合はそれなりになりたい理由があるはずです。また、企業への志望動機も人事担当者を納得させるレベルの回答ができるように考えておく必要があります。志望動機の書き方としては、次に紹介する流れで書いていくと良いでしょう。

①：この会社に興味を抱いたきっかけ

②：どのように思ったか

③：なぜ、この会社で働きたいのか、なぜその企業でなければならないのか

測量士を目指す際の志望動機の例文集

測量の仕事がしたいと考えている人向けに、志望動機の書き方の例文をいくつか紹介します。例文は、参考として捉え、自分の言葉で思いを書けるようにしてください。また、志望動機を書く際は、読みやすさも意識すると魅力的になるでしょう。

測量士を目指す志望動機の例文：測量士の仕事への熱意をアピール

熱意をアピールした例文を紹介します。

「私は、物づくりの仕事に興味があり、技術系の仕事に就きたいと考えていました。高校では測量・設計の分野を勉強し、特に測量の知識を深め、より興味を持つようになりました。測量は土木業界においては、物を作るための第一段階です。測量をもとに、設計・施工が行われるため、測量に間違いがあると全てが狂ってしまう、重要な仕事だと考えています。私はこのように責任のある仕事に技術者としてぜひ働きたいと強く思いました。」

測量士になるための志望動機は例文を参考に熱意と自己PRを意識して明確に書こう！

測量士になりたいと希望する人向けに、魅力的な志望動機の書き方と例文について紹介してきました。志望動機を作成する際は、例文を丸写しするのではなく、自分なりの言葉で熱い思いを伝えましょう。具体的なエピソードをまじえて書くと、説得力が増しますよ。熱意と自己PRを盛り込んで、見やすさを意識しつつ魅力的な志望動機を作成しましょう。