給食調理員・調理師に受かる志望動機の書き方と例文3つ
給食調理員はどんなお仕事?
子供の頃にお世話になった人も多い「給食調理員」。学校や会社など、お昼の時間に大活躍する私たちの縁の下の力持ち的な人々ですよね。そんなよく知っているようで知らない給食調理員のお仕事とは、具体的にはどんなものなのでしょうか。
主な仕事は小学校での給食づくり
給食調理員・給食センターで働く調理師は、食材の保管や、調理方法、衛生管理の仕方などによって菌が繁殖する可能性があるので、かなり厳重な管理を担っています。給食センターで働く調理師の主な作業としては、野菜を洗って野菜を切ったりするので、この場合切り方なども細かく決められています。給食調理員・給食センターで働く調理師のその後の仕事は、実際に調理になっていくのですが、食材を炒めたり、揚げたり、煮たり、焼きたりとその日の献立によって変わっていきます。誰一人として手を休めなく、どんどんこなしていくそうです。それらが終わると今度は配食作業になり、すべてのクラスの分量に分けていくのですが、これもミスが許されない、給食センターで働く調理師の大事な仕事です。
必ずしも公務員になれるわけではない
小学校の給食調理員は「公務員」なのかという問いがしばしばありますが、答えは「いいえ」です。 残念ながら小学校の給食センターで働く調理師・給食調理員は必ずしも公務員とは言えません。それは、全国で「民営化」が進んでいるからです。 給食センターで働く調理師の民営化とは、給食調理員としての仕事が「民間の会社」などに変わってしまうという意味ですから、公務員とは言えなくなるわけですね。 また給食センターでは、公務員と栄養士(民間)が伝達を行いながら、給食が作られているようですので、そういった点からも、公務員になれないことがうかがえます。
調理師にはどうしたらなれるのか?
給食調理員にも、必要とされる事がある「調理師」とは何かについて、あらためて紹介したいと思います。実は、調理師免許がなければ「調理師」の名称を用いることはできないのです。
それは、調理師は、実際に「調理師」の名称を用いて調理の業務に従事できる者として、都道府県知事の免許を受けた者を指すからです。では、どうしたら調理師になれるのでしょうか。
調理師になるには実務経験が2年以上必要
調理師は、免許を取得した人を指すと見ました。実際に調理師免許試験を受けるには、実務経験が2年以上必要です。具体的には、学校や病院、寮などの給食施設での実務経験を指します。ですので、給食調理員として長く働けば、調理師も目指す事が可能になり、キャリアアップを図れるわけです。
給食センターの調理師・調理員の志望動機の書き方
給食センターで働くための、魅力的な給食調理員の志望動機の書き方は、感動を与えられるような仕事に就きたいなどの強い思いを伝えるのがカギになります。
子どもが好きでそこで働きたいという思いを書く
給食センターで働く調理師・給食調理員の志望動機は、子供が好きで、そこで働くためにこれまで学んできた内容で十分と言えます。その他の内容は、履歴書の学歴や資格でわかりますか。補足にはなりますが、給食センターの調理師・給食調理員の就職における採否は、志望動機だけで決まるのではありません。問題は相手が求める能力や熱意があるかどうかですので、そういった事を盛り込むのが、給食センターの調理師・給食調理員の志望動機の書き方ポイントです。
面接で質問されるような内容を書く
志望動機を書く際、伝えたい点は少しだけ書くようにするのがポイントです。そして、面接時に存分に話すことで、さらなるアピールにつながります。そのため、わざと質問をされるような書き方をするのがベターです。ポイントとなる文章を考えたら、それらをうまくつなげましょう。
●これまでの実績
●動機になったエピソード
●今後実現したい夢
これらにポイントを絞って、志望動機を書くと、給食調理員としての魅力的な書き方になるでしょう。
調理師として自分に何が出来るかを書く
志望動機は、応募先の職場で「何がしたいか」「何ができるか」を書く必要があります。単に「~がやりたい」と願望だけを書くのでは不十分かもしれません。裏付けとして、今までどのような経験を積み、どう実績を出してきたと具体的内容を付け足すと良いです。つまり「自分はこれまで調理師としてこのような仕事をして、こんな実績を出した。今後はこの経験を生かして、給食センターの調理師としてこ仕事をしていきたい」という流れで書けばいいのです。
エージェントに相談して志望動機作成のポイントを教えてもらう
給食センターの調理師・調理員の志望動機作成は簡単ではありません。作成している内に、ありきたりな内容になってしまい、他の応募者との差別化ができなくなってしまう可能性があります。そんな時は、転職エージェントに相談して、志望動機策作成のポイントを教えてもらうといいですよ!
特にオススメなのが「リクルートエージェント」です。リクルートが運営しており、業界実績No.1を誇りますので、安心してハイレベルなサポートが受けられますよ!無料ですので、ぜひ利用してみてください。
給食調理員の志望動機例文
それでは、実際に給食センターで働く調理師・給食調理員の志望動機を書く際に、参考になる例文を見てみましょう。これまでどんな勉強をしてきて、どのような経験し、それをどのように給食調理員の仕事に生かしたいのかを盛り込むと説得力が増します。
志望動機の例文①
かねてから子どもが好きで、大好きな食を通じて子どもたちに関わっていきたいと思ったのがきっかけです。大学では、保育園で栄養士として実習をさせていただき、昼食を調理したり、食育指導などの貴重な経験を積めました。その時に子どもたちが、私が調理した食事を「おいしい」と言ってくれたのが嬉しく、夢を現実にしたいと強く思いました。貴園において、子どもたちに「食べる楽しさ」を伝えながら、健やかな成長の手助けをして、調理場においても諸先輩方に信頼される調理師となっていけるよう、一生懸命取り組んで貴園に貢献していきたいと思い、志望いたしました。
志望動機の例文②
給食は、私自身にとって非常に思い出深いものです。給食センターで働く調理師として、大人になっても忘れる事のない給食の調理に携わりたいと思い志望いたしました。給食調理員として、児童のみなさんには美味しいのはもちろん、楽しく食べてもらえるようにも頑張りたいと思っております。一日でも早く、給食センターの仕事を覚え、これまでの経験と日頃の努力を活かして給食調理員として従事出来たらと考えております。
志望動機の例文③
以前から食に関心を持っており、特に馴染み深い学校給食を作る仕事に就くことを希望していました。給食センターの調理師・給食調理員として、児童に喜んでもらえるような給食を作り、栄養のあるもので健やかな成長を応援したいと思い御社を志望しました。私の長所である協調性を活かし、周囲の調理師・スタッフと協力して手早く丁寧に仕事をこなしていきたいと思っています。給食センターの調理師として、子どもたちに満足していただけるように頑張りたいです。
給食調理員・調理師の志望動機はポイントを絞りつつ子どもとのふれ合いエピソードを交えよう
給食調理員・調理師の志望動機の書き方と例文について見てきました。給食センターで働く調理師・給食調理員は必ずしも公務員とは限りません。公務員ではない場合もありますが、立ち仕事の体力仕事で、勤務環境はなかなか大変だそうですが、子どもたちの健やかな体を作る意味においては、多いに社会貢献ができるお仕事です。求人に応募する際には、子どもたちとのふれ合いエピソードを交えて、そんな熱意、誠意をアピールしましょう。
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