ラジオ局・テレビ業界の営業職の平均年収

2019年8月6日テレビ業界, 営業職

ラジオ局・テレビ業界の営業の仕事ってどんなことするの?

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まずは、テレビ局とラジオ局の営業はどんな仕事をしているのか見ていきましょう。また、今後テレビ局やテレビ業界で求められる能力などはあるのでしょうか。

ラジオ局・テレビ業界の営業はスポンサー獲得に奔走する!

ラジオ局・テレビ業界の番組制作に資金を出してくれるのが「スポンサー」、つまり一般企業です。テレビ局やラジオ局で制作する番組の内容や視聴者・聴取者層を知った上で、自社の宣伝になると判断した各企業が、スポンサーとなりお金を出してくれることで、初めてラジオ局・テレビ業界の放送局は番組を制作できます。

このスポンサーを開拓したり、交渉をする役割を担う重要な職種が営業です。優秀な営業マンがいる放送局ほど、優良スポンサーが増え、資金に余裕ができ、テレビ局やラジオ局でより良い番組を作ることができます。業界的に営業は裏方かもしれませんが、その営業マンの存在は非常に大きいものです。ある意味で、放送局全体の行き先を左右するのが営業マンといえるでしょう。

デジタルデバイスを取り込んだ提案が求められる

スマートフォンやタブレット端末、ユーストリーム、radiko、ポッドキャスティング、ツイッターなど、新たなデジタルデバイスやサービスが出現し、すっかり日常生活になじみ、情報発信の方法が様変わりしています。

なのでこれらを有効活用しながら、テレビ・ラジオとコラボレーションし、新しい発想やアイデアをもとにした提案をできる営業がテレビ局やラジオ局では求められています。まだまだ未成熟なので、面白い企画を自分の手で作っていくことも可能な領域のようです。

ラジオ局・テレビ業界の年収は大手とそれ以外で雲泥の差がある

全国ネットの放送局はどの職種でも年収は高めで、1,000万円を軽く超えます。しかし大手以外の放送局で勤める人の年収はあまり多くないようです。

大手放送局員の平均年収は1,000万円以上!

とあるサイトのデータ記事によると、テレビ局の中で最も年収が高いのはフジテレビで、平均年収は1,452万円、第2位はTBSの1358万円と発表されていました。また、大手ラジオ局のTBSラジオやニッポン放送、文化放送も平均年収が約1,000万というデータがあり、これを見ると、テレビ局もラジオ局も平均年収はかなり高めと言えそうです。

大手以外だと収入は低い

テレビ局の番組制作で言うと、テレビ局員の職員がすべて制作するわけではなく、その多くが下請けの制作会社で作られています。テレビの制作会社の給与は、大手テレビ局社員の給与とは雲泥の差があり、30歳でも年収400万円程度のようです。また、就労環境が過酷なことが多く、薄給という感がいなめません。

ラジオ局も先ほど紹介したTBSラジオやニッポン放送などの大手以外の地方ローカルですと、平均年収が30歳でも300万円程度とかなり低いみたいです。

ラジオ局・テレビ業界の営業職の年収ってどれくらい?

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それでは大手放送局を除いたテレビ局・ラジオ局の営業職の年収はどれくらいなのでしょうか。いくつか見ていきましょう。

大手以外のテレビ局の平均年収とは?

大手以外の、首都圏と地方テレビ局の平均年収モデルケース例を独自調査でまとめましたので紹介します。

「首都圏テレビ局」

【地域】 首都圏

【仕事内容】営業

【年齢】 30代

【年収】 330万

【休日】 土日祝

「地方テレビ局」

【地域】九州地方

【仕事内容】営業

【年齢】 30代

【年収】300万

【休日】土日祝

以上のようになります。やはり前述で紹介した大手テレビ局員の平均年収と比べても、かなり年収が低くなっているのがわかります。

大手以外のラジオ局の平均年収とは?

続いて独自調査でまとめた大手以外の、ラジオ局の営業職の平均年収を紹介します。

「首都圏AMラジオ局」

【地域】 首都圏

【仕事内容】営業

【年齢】 30代

【年収】 315万

【休日】 土日祝

「九州地方FMラジオ局」

【地域】九州地方

【仕事内容】営業

【年齢】 30代

【年収】300万

【休日】土日祝

以上のような、年収額となりました。能力や実績によって年収金額に変動はあるみたいですが、やはり大手と比べると年収はかなり低くなっているみたいです。

ラジオ局・テレビ業界の営業職の平均年収は約300万円スタート

営業という職種すべてに言えることですが、営業には目標達成に対するインセンティブがあり、年収ベースで明示されることが少ないようです。賞与や残業代を含めると、やはり前記の通り、年収300万円前後になることが多いのではないでしょうか。しかし、経験やスキルによっては大手で年収1,000万円越えの営業職もいるようなので、続けていけば収入アップを見込めるのかもしれませんね。

ラジオ局・テレビ業界の営業職の求人を探す場合は?

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ラジオ局・テレビ業界の営業職の求人は数多くあります。その中から自分の条件に合った求人を探すのは困難でしょう。そんな時は、転職エージェントを利用してみるのがいいかもしれません。転職エージェントは、求職者からヒアリングした情報をもとに最適な企業を紹介してくれます。

特にオススメなのが「リクルートエージェント」です。リクルートが運営しており、業界求人数&実績No.1を誇りますので、安心してハイレベルなサポートが受けられますよ!無料ですので、ぜひ利用してみてください。

ラジオ局・テレビ業界の営業職の年収は大手だと1,000万円以上

ラジオ局やテレビ局の、営業職の年収を紹介してきましたがいかがでしたか?ラジオ局・テレビ業界の営業の平均年収は、華々しい業界というイメージからするとそう見栄えする額ではないようです。大手以外の放送局だと平均年収はおよそ300万円となり、大手放送局だと平均年収は1,000万円ということで紹介してきました。

ラジオ局・テレビ業界の営業という仕事は結果が収入という形でしっかり反映される仕事です。いまのトレンドであるデジタルデバイスを取り込んだ提案や、それ以外でもなにか新しい発想やアイデアをもとにした提案ができ、スポンサーを獲得できれば、しっかり稼ぐことができるでしょう。気になる方は一度詳しく調べてみてください。

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2019年8月6日転職

Posted by BiZPARK