介護・福祉事業は儲かる?上場企業も確認しておこう
福祉・介護産業の上場企業って?
高齢化が深刻化し、介護や福祉といった事業が注力されるようになった昨今の日本ですが、介護・福祉事業といっても、訪問介護・デイサービス(通常介護)・老人ホームなど介護サービスはいくつか種類があります。
業界動向サーチによると、介護・福祉事業における上場企業としては、ニチイ学館が売上高・シェアにおいて堂々のトップを誇り、2位にソンポホールディングスがきています。
他にも、ベネッセホールディングス、ツクイ、セコムといった企業がトップ10にランクインしており、異業種からの参入も多く見受けられます。
上場企業の気になる業界規模は?
介護業界の業界規模は7,503億円になっており、高齢化により介護業界の推移は年々増加傾向にあるようです。また、約10年後には団塊世代と呼ばれる人の多い年代の方が、後期高齢者の年齢に達するため需要も増加する見込みです。そのため、さらなる介護業界の拡大が期待されています。
介護・福祉事業は儲かっているの?課題も山積み?
訪問介護・デイサービス(通常介護)・老人ホームなどの介護サービスの中で、一番儲かるとされているのは通常介護と呼ばれるデイサービスの事業です。デイサービスは利用者を同じ場所に集めて、同時にサービスの提供が行えます。そのため、訪問介護などとは違い、1対1の介護サービスを提供する必要がなく、利益が得られやすい傾向にあるようです。
しかしながら、先ほども挙げたように年々介護サービスの需要は増えていくなか、事業を支える人でが不足しているという課題があります。
給料が安いというイメージもあり、あまり良い印象のない介護業界ですが、このような賃金を見直すことも課題のひとつといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。以上、介護・福祉事業は儲かる?上場企業も確認しておこうについてでした。介護・福祉産業の上場企業には、ニチイ学館やベネッセホールディングスをはじめ、異業種から参入してきた企業としてセコム・ユニマット・ワタミが売上・シェアのトップ10にランクインしています。
さまざまな形態の介護サービスが展開されている介護・福祉事業ですが、必ず儲かっているというわけではありません。高齢化が進むなか、介護業界で働く人手が不足しているのも現状です。
これらをふまえ、10年を見据えた賃金の見直しといった対策に期待したいものです。
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