忌引き明けで出勤した際に行うべき挨拶などのマナー3つ
忌引き明け出勤時の挨拶マナー①:上司への挨拶
忌引きで急に仕事を休むことになった場合、周囲の人に仕事で迷惑をかけたり、協力を仰いだりすることになります。そんなとき、上司が裏で大活躍している可能性があります。忌引き明けは、最初に上司に挨拶に行きましょう。
忌引き明けのマナーとして挨拶は「きちんと」する
会社の雰囲気にもよりますが、冠婚葬祭では社会人として「きちんとした」対応をしましょう。上司に対して「ご迷惑をおかけしました」という言葉で謙遜しすぎということはありません。
忌引き明けの挨拶例としては、
「この度は○○の葬儀にあたり、たくさんのご香典を賜りまして、誠にありがとうございました。通夜から葬儀まで無事に終了することができました。お忙しいところ休暇をいただきご迷惑をおかけしましたが、本日から仕事をさせていただきますので宜しくお願いいたします。」
このくらいのしっかりとした挨拶を忌引き後の挨拶では心掛けましょう。
忌引き明けは上司以外への挨拶も忘れずに
上司以外にも、個別に「先日は大変お世話になりました。ありがとうございました」と言った後で、忌引きの香典返しを渡しましょう。相手も心中は理解してくれています。
一言お礼を言えば、忌引き後のマナーとして大丈夫でしょう。とにかく肝心なのは挨拶をすることです。
忌引き明け出勤時の挨拶マナー②:菓子折りの持参
忌引きで休んでいる間、同僚や上司などが仕事を代わりに引き受け、温かい気持ちで接してくれているはずです。
忌引き明けに出社するときは、その気持ちを忘れずに菓子折りを持参すると良いと思います。菓子折りを持っていると挨拶もしやすく、気持ちが伝わりやすいですよ。
忌引き後の菓子折りは個包装タイプが無難
忌引き後の挨拶では、「休暇をいただきまして、申し訳ございません。」という形で菓子折りを配りましょう。気持ちとして「ご迷惑をおかけしました」という菓子折りになります。
忌引き明けの挨拶で渡す菓子折りは、個包装タイプの日持ちする菓子折りが良いでしょう。今後の社内関係を良くするためにも、是非持って行ってくださいね。
忌引き明け出勤時の挨拶マナー③:香典返しを忘れずに
忌引きで休む場合、上司や同僚が香典をくれることがありますが、その場合は香典返しが必要となります。
誰がくれたかというのはリストにしておくと後々困りません。会社の人たちは毎日顔を合わせますから、あえて自宅へ郵送せずに会社に持参して、直接手渡しが良いと思います。その際に挨拶もできますので、この方法をオススメします。
香典返しは忌引き後の人間関係を良くするマナー
香典も個人か会社かによって、異なって来ます。連名のお香典では出社時にお返しをしましょう。タイミングとしては、忌引き後の初出社時にお返しを用意するとスムーズです。
特に大きな額をいただいたのでなければ菓子折でも良いです。お礼の品やお礼状を多めに用意して配れば、礼儀正しい印象になります。
個人的にご列席くださった方には、喪主よりお香典返しが必要です。自宅の住所が分かればご自宅に、分からなければ会社で渡しましょう。人間関係を良くする為にも香典返しはお忘れなく!
忌引き明けの出勤時は挨拶・菓子折りの持参・香典返しのマナーを忘れない!
今回は、忌引き明けで出勤した際の挨拶マナーについて紹介していきました。忌引き明け出勤時の挨拶では、仕事で職場に迷惑をかけたり、何かと協力してもらったりするので、きちんとしたお礼を言う必要があります。
菓子折りを持参すると、会話もスムーズに行くので、準備しておきたいですね。社会人として恥ずかしくない、挨拶の常識を覚えておくと、いざというときに困りませんよ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません