忌引き明けに会社に伝えるべきお礼の挨拶マナー【香典など】
忌引き明けに会社の上司へ挨拶・お礼をする際のポイントとは?
例えば、あなたの親御さんや御兄弟が不幸にも亡くなってしまった時、会社を忌引きで休まなければいけません。
もし、あなたが実家に住んでいるのであれば、会社の上司も基本的には葬儀に参列するはずです。そんな時には葬儀でもお礼はすると思いますが、忌引き明けに改めて会社へもお礼をしましょう。
忌引き明けの挨拶で会社の上司を安心させる
「先日はお忙しい中、わざわざ葬儀にまできていただいてありがとうございました。仕事で迷惑をかけたかと思いますが、今日からちゃんと働かせて頂きます」
忌引き明けの出社では、このような感じでメールではなく直接挨拶しておくのが良いです。
そうしておくと、上司はあなたをきちんとマナーがある人だと思います。上司はあなたを気にしているでしょうから、出社後にこうして話す機会を作れば、上司も励ましの言葉をかけたりできるのでおすすめです。
葬儀の際と忌引き明けに改めてメールではなく直接挨拶をする、その手間を惜しまないというのがポイントです。
忌引き明けに会社の同僚に挨拶・お礼をする際のポイントとは
あなたが忌引きで休んだ際に、間違いなく上司や会社の誰かからあなたのご家族の誰かが亡くなったという事を連絡されているはずです。
忌引きは通常の休暇と違って突然の休みになりますから、あなたの仕事のフォローをみんなでやってくれています。
迷惑をかけていますから(もちろんそうは誰も思っていないでしょうが)、出社したら必ずきちんとお礼と挨拶をしておきましょう。
忌引き中のフォローに対する会社へのお礼を直接伝える
忌引き明けに出社した際、会社の人達(同じ部署の人達)へ挨拶するときのポイントは、仕事のフォローをしてくれた感謝と、迷惑をかけてしまった事、心配してくれた事へのお礼をメールではなく直接伝えることです。
メールなどで済まそうとせず、一人一人に「突然迷惑かけてしまってすみませんでした。いろいろフォローしてくれてありがとうございました」と伝えましょう。
会社の人からお香典などを受け取った時のマナーは?
あなたの親御さんや御兄弟が亡くなった場合というのは近親の不幸ですから、例えあなたが管理職でなくても、会社からも御香典が贈られる事があるかもしれません。
会社の名義でそれが贈られてきた場合は、社長にメールではなく直接挨拶とお礼をしに行きましょう。社長が忙しそうではない時間と出社している事が確認できた日に忌引き明け後できるだけ早めに挨拶しに行きましょう。
会社名義での香典は会社の社長に直接お礼を伝えよう
もし会社から御香典等をいただいたら、社長にメールではなく直接挨拶しに行きましょう。「この度は大変お気づかいいただきましてありがとうございます」と伝えます。
社長自身は手配はしないでしょうから、何の事かわからないかもしれませんので、家族の不幸でわざわざ御香典をいただきありがとうございましたと伝え、葬儀の様子を報告し、お礼を言いましょう。何か品物でお礼(お返し)をする方も多いようです。
忌引き明けに渡すお礼は御香典の金額によって個別に
会社の名義以外でも、所属部署から御香典をいただくケースもよくあります。この場合、必ず御香典を下さった方々に香典返しを贈りましょう。
基本的には皆で分けられるお菓子などがいいかと思いますが、御香典の金額によって違いを付ける必要もあるため、きちんと個別にお礼(お返し)をしたほうが無難かもしれません。
忌引き明けはマナーとして上司と同僚に直接挨拶とお礼をする
いかがでしたか? 忌引き明けに会社へ出社した際の挨拶とお礼のマナーについて紹介してきました。同僚や部下の忌引きは、一緒に働く者にとって気がかりな出来事です。
忌引きの休み明けで、休みをとった本人も傷心や葬儀のことで疲れているとは思いますが、忌引き明けの出社時には迷惑をかけた会社の人に対して、メールではなく、きちんと挨拶とお礼をするのが礼儀です。葬儀など、自分の辛さをおさえて行動することも、社会人のマナーと心得ましょう。
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