新入社員がクレジットカードの審査で落ちない方法

2017年1月16日2020年3月31日クレジットカード, 新入社員

カード申込みにあたって

現在は、銀行でもキャッシュカードにクレジットカード機能を併せたものが増えてきてきますが、新入社員だと発行してもらえないなんてことがあるのでしょうか。

結論から言うと、そんなことはありません。安定した収入が見込めれば、ほぼ間違いなく発行してもらえます。

新入社員は優良顧客

銀行やカード会社では、毎年多くの新入社員と契約しています。そこには膨大な顧客データが眠っているのです。その中で、「初めて契約したクレジットカードを解約する人は非常に少ない」ということがわかっているのです。

つまり、初めてクレジットカードを持つ可能性の多い新入社員という層は優良顧客となるわけです。

年収額の少なさは心配しなくてOK

年収の低さを懸念する必要はありません。相手もあなたが新入社員であることを考慮して申し込みを勧めてきているので、正直な金額を記入しましょう。

審査の際に重要なのは、金額自体よりも安定した収入があるか否かです。

一般的に、カードを申込む際に記入する年収は、前年度の金額を参考に書きますが、新入社員の場合は、前年度の実績がないため、見込みの金額を記入すれば問題ありません。

会社との契約で月給が提示されていると思いますので、そこから算出すれば良いでしょう。（年棒制の人はその金額でOKですね。）

審査に落ちるのはこんな時

新入社員だからと言って審査でそれほど不利になることはありませんが、必ずしも誰もが審査に通るとは限りません。審査に落ちる場合とはどんな時なのでしょうか。

前述で示したように、「安定した収入」があれば審査には通ります。しかし、逆に考えれば「安定性が低い」と判断された場合は審査に落ちるという結果に至ります。

契約社員や派遣社員は厳しい

低い給料でも安定した収入があれば問題ないと言いましたが、やはりボーダーラインは存在します。

年収200万円で、しかも契約社員や派遣社員といったいつ切られるかもわからない雇用形態の場合は、カード会社側も発行基準を満たしていないと判断してしまうでしょう。

契約書や内定書がない

内定をもらった段階で入社する前にクレジットカードを申込む場合、もちろん入社予定の会社名を記入することは可能ですが、その会社から発行された契約書や内定書の提出を求められることがあります。これがないと発行してもらえない可能性があるため、もしこのタイミングで申込む場合は準備が必要です。

基本的には就職後、3ヶ月程度でも働いてから申し込んだ方が審査に通りやすいと言えます。

心配なら若者向けクレジットカードを

世の中には、若者や新入社員向けのクレジットカードもあります。比較的申し込みしやすく、審査に通りやすいものですので、初めて作ることを心配に感じている人はこういった種類のカードから初めて、利用履歴を増やして実績を作ると、その後カード審査が通りやすくなりますよ。

三井住友VISAデビュープラス

「三井住友VISAデビュープラス」は、18歳から25歳までの若者を対象とおり、学生でも申し込めるカードです。「シンプルでわかりやすい商品」として、カードお申し込み時の選択項目を少なくし、学生や新社会人でも申込みやすいのが特徴です。

ソラチカカード

「ソラチカカード（空地下カード）」はANAカードとPASMOが一体化したクレジットカードです。ANAのマイレージも貯まりますし、PASMOのメトロポイントも貯めることができます。また、相互のポイントを交換することもできるため、とてもお得に使える便利なカードとなっています。

JCBカードエクステージ

「JCBカードエクステージ」は、29歳以下限定の年会費無料クレジットカードです。こちらも学生でも申し込めるカードで安心感が売りになっています。新規入会キャンペーンやポイント制度もかなり充実しているため初めてカードを作る人にはオススメです。

新入社員がクレジットカード審査で落ちない方法に関するまとめ

クレジットカードを1枚持つだけで大人になった気分になりますよね。でも、それだけ自己判断力も必要となってくるのです。

新入社員だからと言って、クレジットカードの審査に落ちるというわけではありませんが、1度落ちると次の審査が通りにくくなることがあります。最初の1枚は慎重に選ぶようにしましょう。