上司の誘いを関係を壊さないで断る方法
上司の誘いを関係を壊さないで断る方法
社会人になると上司から食事などに誘われる機会も出てきます。そこで食事や飲み会が好きなタイプであればいいのですが、中には苦手な人も、用事がある人もいるでしょう。そんな時、上司の誘いを関係を壊さないで断る方法を紹介します。
まず、上司のタイプによって対策を考えてみましょう。
タイプ①:親しみやすいノリのいい上司
• 誘われる頻度:多い
• 断りやすさ:断りやすい
タイプ②:穏やかで繊細な上司
• 誘われる頻度:少ない
• 断りやすさ:断りにくい
タイプ③:感情的で体育会系な上司
• 誘われる頻度:多い
• 断りやすさ:断りにくい
【タイプ別】上司の誘いを関係を壊さないで断る方法
それぞれのタイプに合わせて、上司の誘いを関係を壊さずに断るフレーズと解説を考えてみました。自分の上司には使えるか、考えてみましょう。
①親しみやすい上司⇒相手のふところに飛び込む軽い断り集
・正直に話す
「すみません、今日は実は友だちと飲む予定で……」
・次の約束を取り付ける
「今日はちょっと……今度××に行きませんか!?」
・逆にふる
「あれ?(上司)さん、最近太ったからダイエットしてるんじゃなかったでしたっけ?」
・人にふる
「いやいや僕より◇◇さんの方が飲みたいって言ってましたよ!」
・はぐらかす
「あっすみません! ちょっと先に◆◆社の訪問の相談させていただいていいですか?」
親しみやすくノリの良い上司の場合は、こちらも部下らしく甘えた返答で大丈夫でしょう。比較的軽めな断り方で諦めてもらいましょう。
①親しみやすい上司⇒相手のふところに飛び込む軽い断り集
・体調不良
「お誘いいただいてありがとうございます、しかしお気持ちは嬉しいんですが、今日胃腸の調子 が良くなくて……」
・次の約束を取り付ける
「すみません!実は今日用事があって……でも(上司)さんから誘っていただくなんてめったにないので、ぜひ今度◯日はいかがですか?」
※②の上司の場合は約束を具体的にした方が印象は良いでしょう
穏やかで繊細な上司の場合は、軽い断り方をしたら傷つけてしまうかもしれません。ここは自分のせい(体調不良)にするか、日付のせい(次の約束)という形にして、相手が傷付かないように断りましょう。特に、具体的な日付で約束すると、性格上相手も「突然だったからな」と理解してくれるのではないでしょうか。
もしくは、普段誘ってこない上司であれば長引くことはないでしょうから、食事だけ、もしくは一次会の早い時間までお付き合いした方がお互いにホッとできるかもしれません。
③感情的で体育会系な上司は最難関なので情に訴えよう
・体調不良
「お誘いありがとうございます、でも今日は本当に体調が良くなくて、うつしてしまうかも……」
・家庭の都合
「ありがとうございます!でも今日は嫁が(旦那が)(母が)(交際相手が)家で焼き肉の用意して待ってくれているので」
※ただし③の上司は誘われる頻度が高いので上のふたつは何度もは使えません。
・金欠
「ありがとうございます!あー、でも実は最近全然お金がなくて……毎回おごっていただくのも申し訳ないですし……」
・仕事のせい
「本当ですか?でも、実はさっき▲▼社の方からお電話があって、ちょっと◇◇のことを確認しないといけないので、残念ですが……」
・酒癖のせい
「ありがとうございます、でも最近酒に弱くなってきて、この間も◇◇さんの膝に吐いちゃったんですよ……救急車呼ぶ直前で……飲まなくても大丈夫ですか?」
・他の参加者と
「それって◇◇さん行かれますか? 実は◇◇さんと今日飲もうって約束させてもらってて、予約も入れてもらってたんですよ……キャンセル料あるかもしれなくて」※事前準備必要
感情的で体育会系な上司の場合が一番厄介です。しかも、誘ってくる頻度は高いので毎度断る理由に悩みます。 どうしても一度だけというのなら体調不良や家族の都合も使えますが、奥の手です。相手があまり誘いたくないな、と思うような選択肢を増やして、遠回しに避けていきましょう。 上記にはありませんが、もし③の上司が嫌っている、苦手としている人がいるのであれば、その人との約束をしておいて、相手の意欲をそぐのもありでしょう。
断るタイミングは【出来るだけ早く】【できれば口頭で】
また、断るタイミングは出来るだけ早くがいいでしょう。結局断ってしまうのであれば、早ければ早い程、上司も気持ちの切り替えができるからです。誘われてすぐであれば、「あ、そうか」くらいで納得してくれることもあるかもしれません。長引かせたうえで断ると、上司の中では一緒に行く気になっていて、もしかしたら、それのために色々調整をしてくれているかもしれませんので、反感を持たれるのは必至です。
また、上記を見ていただいてわかるように、こういった話は文章にすると非常にうさんくささがましてしまいます。できれば口頭で、本当に申し訳なさそうな声で言うのがいいでしょう。どうしても文面で返さなくてはいけないときは、感情が伝わるクッション言葉を多用しましょう。
断りに使えるクッション言葉
• お誘いいただいたところ本当に申し訳ないのですが
• お誘いいただき大変恐縮なのですが
• 本当に残念なことに
• 実は、お伝えしていなかったんですが
• どうしても都合がつかなくて
• またの機会にぜひ
理解のある上司でなければ別の用事の中身は言わないほうが良い
①の話しやすくてノリのいい上司の場合は【正直に言う】という選択肢がありましたが、本当に理解のある上司でなければ、他の用事の中身やゆっくり家で休みたいことなどは言わない方がいいでしょう。
世の中にはたくさんの価値観があり、必ずしも仕事や職場の人間関係が一番ではないのですが、それが理解できない人もまれにいます。そういった人にとっては、他の用事がどんなにあなたにとって大事なことでも、どれだけお金がかかっていても、理解できなかったり、むしろ嫉妬したりすることがあるのです。
上司の誘いを関係を壊さないで断る方法は上司のタイプによって使い分けよう
上司の誘いを関係を壊さないで断る方法として、タイプ別のフレーズをお伝えいたしました。また、最後にもうひとつ、どうしても断り切れなかった時の割り切ったポジティブ思考方法をお伝えいたします。
行くからにはポジティブ思考で楽しもう
• 上司と一緒という事は多少はおごってもらえる!ラッキーと思う!
• 上司に付き合う事で心証UP!仕事がしやすくなると思う!
• 上司経由で他の人脈もGET!出世してやろうと思う!
• 自分だけじゃ入らない店に入れた!夜の街に詳しくなったと思う!
• 思わぬ上司の弱みを発見!優位に立てると思う!
• この時間に人生相談!人生の先輩のコメントを聞けたと思う!
• 我慢して付き合う俺はえらい!社会人の鏡だと思う!
行ってみたら意外と楽しめた、という事もあります。行くからには自分のためになるように受け止めましょう。
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